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マイルーム(6)*結界・催眠系

この世に生まれ出でて17年…これまでどちらかと言えばあまり目立たぬよう、人の影の中で生きてきたように感じる。
でも昨日の綾子さんとの熱い一日を過ごしてしまった僕の目の前には、これまでとまるで別世界のような全てが日向の中にあるような光景が広がっている。
周りが変ったのではなく、僕が変ったのだ。

何と言うか、力が漲ってくるというか…自信が溢れ出してきたというか…。
一昨日まで丸まっていた背骨がしゃんと伸びたような、そんな感じなのである。
現に痩せ細っていた身体に少し筋肉がついてきたような感じさえする。
学校に向かう足どりも早いのである。

この肉体と精神の変化が、単に僕自身によるものではなく、旧領主達の仕業だと知るにはまだ早過ぎた。
そのことに気が付くのはまだ先のことだ…。

教室に入ると、そこは当然のことだがいつもの顔ぶれだ。
しかし僕が周りを見る目と、周りが僕を見る目の双方が今までと少し違うようだ。
いつも僕を小バカにしている男子共は、相変わらず教室の後ろの方に陣取って下ネタ話に花を咲かせている。
小耳を立ててみると、もっぱら昨日の日曜日にしてきたそこら辺の女との武勇伝のようである。
どうやらその中の一人がようやく童貞を喪失したらしいが、相手は先輩からあてがわれたドブス女だったようで…ご愁傷様。

僕はお前らとはレベルも格も違う一級品の女を我がものにしてきたぞ。
それに今朝もあんなに熱い時間を過ごしてきたんだ。
そんな変な自信が態度に表れたのか、彼らが僕に目をつけたようで、こっちに近づいてきた。
「よう、康介。お前、ずいぶんと嬉しそうじゃんか」
「陽気もよくなってきたし、あんな狭い小屋に篭りすぎておかしくなっちゃったんじゃねーの?」
「オナってばかりで、頭の中がピンク色ってか!」

バカな奴らだ…。
そんな思いがつい表に出てしまった。
「フンッ」と彼らをバカにしたような鼻息を漏らしてしまったのだ。
一瞬にして彼らの表情や気質が硬化する…。
「おい、てめぇ…ずいぶんと強気じゃねーか」
リーダー気取りの一人がパンと僕の頭を軽く引っ叩いた。
「いつもみたいに大人しく机に向かってりゃいーんだよっ!」
そう凄みながら、もう一回僕の頭に平手を向かわそうとした刹那…。
信じられないことが起きた。
その平手を片手で払ったかと思うと、相手のその腕側の脇の下あたりに掌打を入れて、そいつを弾き飛ばしてしまったのだ。

弾き飛ばされた彼は、いくつかの机をなぎ倒しながら床に転がり倒れた。
背中と頭を強打したらしく、もんどりうってうめいている。
教室中の空気が一瞬凍りつき、その直後女子達の悲鳴や男子達のざわめきが起こった。

一番驚いているのは僕自身だ。
生まれてこのかた、そんなことはしたことも無いし、ましてやそんな反射神経や打撃技術など持ち合わせているはずもない…。
とは言っても、ことは起きてしまったのだ。
彼の取り巻きが、思いもかけない僕の反撃にようやく色めきたっていている。

「てめぇ!」
もう一人が僕の肩を掴んできた。
やはりその刹那、僕の身体は勝手に反応を起こしていた。
掴んできた相手の腕を掴み返し手の平を上に向けたかと思うと、もう一方の拳でしたたかに相手の肘を強打したのだ。
当然相手の腕は本来の肘の動きと逆の方向に折れ曲がることになり、悲鳴を上げて腕を抱えながらしゃがみこんでしまった。

直後に担任が入ってこなければ、より大事になっていたかもしれない。
ホームルームの後、臨時の自習時間となり、僕らは当然のごとく生徒指導室に連行された。
目撃者数人も証言者として同行してきたが、彼らの話を聞いている担任がとても怪訝そうな顔をしている。
それはそうだろう、何しろ加害者が僕なのである。
これまでの日常の中で、誰がどう見ても被害者の連中の方が腕力や闘争心では、遥かに上回っているし、僕は誰がどう見ても本来いじめられなければならない立場なのだ。

しかし証言者達の公正な証言により僕の正当防衛は認められたし、この場合僕からケンカを仕掛けることはありえないだろうという判断で、被害者の連中の方が咎められ、僕はあまり過剰な防衛の仕方は気をつけるように…と、まるで相応しくない注意を受けて退室した。

教室に帰ってみると、感嘆の声を上げてくる奴もいれば、好奇の目を向ける奴もいて…にわかに時の人と化してしまっていた。

でも何故だろう…。
何故あんなことが出来たのか…その時点で僕はその問いに答えを見出せなかった。
そんな思いに耽っている僕に興味を示した一人の女子がいた。
浅野千夏(あさの ちなつ)という、クラスの中でも陽気で活発な人気者でもある。
顔もどこかの雑誌のグラビアくらいならスカウトがくるんじゃないのか…というくらいの可愛さを持ち合わせていた。
彼女が持ち前の好奇心旺盛さで、僕に声をかけてきたのだ。

「さっきの技、すごいねー。康介ってあんなことできたんだぁ」
「べ、別に…」
こういう陽のタイプの人間には、どうしてもこんな返事しか出来ない自分が恨めしい。
「あんなのどこで練習してきたの?あたしけっこうK1とか好きなんだよ」
本当に興味があるらしく、僕の顔を覗き込んできた。
思わずドキッとした…。
千夏の顔をこんな距離で見るのは初めてだ…確かに可愛いな。
綾子さんのような大人の女性の魅力はまだないが、校内で評判になるだけのことはある。
その分だけボーイフレンドの噂も絶えないが、最近は相変わらずの気軽さで別れたらしい。

一瞬僕の頭の中がブンブン唸りをあげて回った。
そして一つのアイデアを生み出した。
「浅野さん、そんなに興味あるなら学校終わったら秘密練習見に来る?」
「えっ、ホント!?」
「浅野さんの家は確か○△町で、ウチの先だったよね。練習場は家の中だから見に来てもいいよ」
「わぁ、面白そう。行ってみようかなぁ」
「ただし、他の人には知られたくない秘密だから、見せるのは浅野さんだけだよ。いい?」
「もちろん!」
元来、女性は他人の秘密…というものに非常な好奇心を示す生き物なのだろう。
最後の言葉が効いたらしく、その日の放課後僕と千夏は連れ立って帰り道を歩くことになった。

叩きのめした連中の報復があるかと思ったが、なにせ目立つ存在の千夏が一緒である。
彼らも今日のところは遠慮した…というところか。
そして二人は僕の部屋の前にたどり着いた。
「え、ここって…こんな狭い…あ、ごめ~ん。でもここで練習できるの?」
「そうだよ。そこが秘密…というところなんだよ。どうぞ、入っていいよ」
領主達よ、ほら…新しい喜びを連れてきたやったぞ!レベル的にも問題無しだろう!
千夏が部屋に入った瞬間…。
やはり窓の外がピカッと落雷のごとく光ったかと思うと、彼女はその場に立ち尽くし、そして虚ろな表情になった…。

やった…。
これで二人目の愛しい“しもべ”を手に入れることができる…。
僕は綾子さんのときと同じような異常な興奮状態になっていった。
何という現実…近所でも評判の美人奥様と、学校でも評判の美少女…こんな二人を自由に出来る男がそういるわけではない。
何という優越感。

僕はその興奮状態のままに、目の前で虚ろな表情をしている千夏に声をかけた。
「浅野さん?」
「…はい」
「これからは君のことを“千夏”と呼ぶけどいいよね?」
「…はい」
「それから、これからは千夏は僕のいう通りの生活を送ることになるよ。いいね?」
「…はい」
この結界内に入ってしまえば、こんな確認を取らなくてもあのノートでいくらでも好きなように出来るのだが、やはり本人の声で承諾を取りたかったのだ。僕のこだわりのようなものだ。

「そして僕のいう通りに行動しなければならないんだよ。何せ千夏にとって僕の言葉は絶対だからね」
「…はい」
「じゃあ、まず可愛い千夏の身体検査をしなくちゃね。そのベッドの上に立って、下着のパンツ一枚だけの姿になってくれるかな?いいよね?」
「…はい」

彼女は虚ろな表情のままベットの上に上がり、服を脱ぎ始めた。
多分今日を境に、しばらくの間彼女が“今の制服”に腕を通すことはないであろう。
彼女には“新しい制服”を用意してあげることに決めているので…。
そんなことを考えている内に、ベッドの上の千夏は早々と小さな青と白の横ストライプ模様のショーツ一枚の姿になっていた。
特に股間や胸を隠す素振りもなく、さっきと同じように立ちすくんでいる。

胸は綾子さんよりも小振りか。
ブラジャーを見るとBカップであった。
しかし、そこは綾子さんと比べると10歳分の若さの違いがある。
ツンと上向きの乳首とそれを支える張りのあるオッパイは、まだ少女の硬さを保っていた。
ウエストからヒップへのくびれ、ヒップから太ももにかけてはとてもきれいなラインだが、綾子さんのスポーツウーマンとしての張り方から比べると、いささか柔らかそうで儚いイメージがある。
触れば壊れてしまいそうな、そんなもろさを醸し出しているかのようだ。
内面の活発で明るい性格と、この繊細で可憐なスタイルのギャップに思わず抱きしめたくなる。

僕は脚を閉じて立ちつくしている千夏の下半身…フロントデルタ地帯に顔を埋めるように押し付け、そして抱きしめた。
強く息を吸い込むと、強いオシッコ臭と汗とが混ざり合っての女性特有の何ともいえない甘美な匂い…。
思わず恍惚な表情になる。

ショーツを下ろして驚いた…。
目の前に広がった光景は“黒”なのだ。
毛の薄かった綾子さんとは、まるで違う種族かと思わせるほどの剛毛振りだ。
脚を開かせ、下から股間を覗き上げるようにしてオマンコ周辺を観察してみたが、やはりその部分にも密集している。
その黒い密林はそのまま縦の線を保ちながらアナル周囲まで伸びていた。
まさに驚きである。
若干17歳の、それもグラビアアイドルでも通用しそうな可憐さを持ち合わせている千夏の身体に、こんなに下品でいやらしい黒いジャングル地帯が存在していたとは…。
オマンコ自体も僕がPCで見るアダルト画像によくあるような、どうしても下品さを連想させてしまうような、両翼に黒々としたビラビラをはみ出させているオマンコなのだ。

17歳の可憐な女子高生をウリにして、何人もの男を受け入れてきた証なのか。
でも安心していいよ。千夏…。
これからこのオマンコは僕だけのものになるからね。
他の男なんて一切受け入れる必要なんてないんだよ…。

僕はそんな身勝手な感慨に耽りながら、千夏を真っ裸でベッドの上に立たせたまま、机の上のノートを手にとった。

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(7)に続く…。

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト