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妄想商会(13)~黒水晶〈第4話〉~*特殊アイテム

今、新装オープン直前の喫茶店のオフィス内で、新規採用者の澤野志穂が白いスケスケパンティと首に巻いた真っ赤なリボンのみというほぼ全裸状態で、大股開きの状態で椅子の肘掛に両脚を乗せた格好で座っている。そして、マスターの板垣聡史から手渡された変態行為の承諾を含む就労5ヶ条を、澱みなく読み終えたところであった。

誤解しないでいただきたいが、志穂は決して娼婦でも露出癖があるわけではない。某有名音大を卒業し、その後も有名音楽教室で講師業を営み、やり手商社マンの男性と結婚し、一等地に建つ高級マンションで夫婦二人きりの優雅な生活を送っている30歳の若妻なのだ。
普段は高級感あるシックなファッションに身を包み、旦那以外の男性の前では貞操をしっかりと保っている良妻でもある。
そんな彼女が、何故初対面の聡史の前でこんな破廉恥な行為をしているのか…。その理由は、彼女自身がその行為を全く破廉恥なことと認識していないからである。彼女の思考では、シックでセンスのいい制服に身を包み、この店の流儀に適ったきちんとした座り方で椅子に座り、“やって当たり前”のどこの喫茶店やお店にもある約束事の確認をしていることになっている。尚続ければ、無理やりそれを演じているわけではなく、本心でそう捉えているのだ。
しかし本人はどうであれ、こんな姿を旦那が見たらさぞ驚くことであろうことは間違いない光景が、聡史の目の前で繰り広げられている。この姿を志穂にとって最愛の旦那に見せてみたいものだ…そんな歪んだ征服感に満足を感じながら、聡史は志穂の読み上げる変態5ヶ条を聞いていた。

「読み上げていただいて、ありがとうございます。それがこのお店の基本理念です。それを毎回仕事に入る前にここで読み上げていただき、読むだけではなくきちんと実践していただくことになりますが、大丈夫ですか?」
「はい、もちろんです。講師業をしていた時も挨拶やお礼の言葉などに対してもかなり意識しておりました」
「そうですか。まぁ、その辺りは今の志穂さんを見ていても、何ら問題はありませんしね。…それと、店主と従業員の関係として、今後このお店の中では志穂さんの身体は私の所有物となり、触るも舐めるも嗅ぐも犯すもやりたい放題になりますが、それも問題ありませんか?」
ここまでこの魔界の結界の効果が立証されていることに、聡史は完全に安心しきっている。そんな彼から発せられた大胆極まりない問い掛けに、
「はい、それももちろんです。私たちは雇われている立場ですから、当然のことだと思います」
傍から聞いていれば、ものすごいことを承諾しているとも気付かずに、志穂は平然と肯定の返事を返した。
「ご理解いただいて、ありがとうございます。これでお互いにいい関係が作れそうですねー」
「はい。こちらこそよろしくお願いいたします」

「では、店主としてまた、志穂さんの身体の所有者として、知っておかなければならないことばかりを質問しますから、しっかりと答えてくださいね。これは従業員の職場環境や衛生環境をいい状態に保つ上で、大切なことばかりですからね」
「はい、わかりました」
「結婚はいつしました?」
「ちょっと遅めで…2年前です…」
「28歳の時ですね。ずっと仕事で頑張っていたんですから、遅くはなかったでしょう。旦那さんのお名前と年齢は?」
「澤野敏明、32歳です」
「敏明さんのことは愛していますか?」
「はい、とても愛しています」
「ということは、セックスもまだ盛んで?週にどれくらいしてます?これは健康管理上必要な質問ですよ」
「はい…仕事が忙しく、疲れているときが多いので、週に…ということではないのですが…月に3~4回程度です」
「へぇ…まだ結婚2年目なのに、意外と少ないですねー。セックスは嫌いですか?」
「いえ、嫌いという訳では…」
「自分から誘ったりはしないんですか?」
「いえ…ほとんど私からです。…主人が疲れてなさそうなときに…ですね」
「(それも以外だな…こんな貞淑そうな奥様が自分からとはねぇ…これは意外とスキモノかも…)」
「その時はどんな風に?キスを求めたり、抱きついたり…ですか?こういうことは仕事に対する積極性を知る上で大切ですからね。出来るだけ具体的に答えてくださいね」
「はい…大体背中の方からそっと抱きついていって、着ているものをめくって背中を舐めたりして反応を見ます…それで応えてくれそうなら、下のほうにいって、その…」
「あぁ、言っておきますが、身体の各部はハッキリと言ってください。男性器は“チ○ポ”、女性器は“マ○コ”、オシリの穴は“ケツ穴”この3つはこの店での決まり呼称です。それにセックスやフェ○チオなどの行為名称も同じです。こういう練習をしておかないと、お客様からのオーダーをハッキリと言えなかったりしますからね。大事なことですよ」
「あ…そうですよね。こういうことも練習材料になっているんですね。やはりこのお店を選んでよかったです」
「でしょう。しっかりした従業員教育環境があってこそ、最高のサービスが出来る…これが私のモットーですからね。…では先ほどの続きをどうぞ」
「はい…それで主人が応えてくれそうなら、チ○ポを舐めにいきます」
「ほほう。(…やはり、これは相当なスキモノだな。上品そうな顔立ちしていても、そっちは別なのね…それにしても、大股開きのその格好で、その上品なお口から“チ○ポ”などという言葉を平気で口にして…はしたないですよー、志穂さん…それにしてもこうまで素直に答えてくれると面白いな…)」

志穂の普段のハイスラスな生活振りとその上品な容姿に対して、今現在裸同然の格好のまま大股開きで椅子に座りながら、淫らな淫語を並べ立てているというギャップに異常な興奮を覚えた聡史の執拗な質問責めは、尚も続き、
「フェ○チオだけで旦那さんが射精してしまうこともありますか?」
「はい。時々あります」
「その時は、どうするんですか?飲み込むこともあるんですか?」
「はい…大抵口の中にそのまま出されますので…」
「いい奥様ですねー。もちろんここでも仕事の一環として、私のものもしゃぶってもらいますが、私のも飲めますか?」
「もちろんです。それはお仕事のスキルとして大切なことだと思っています」
「その節はよろしくお願いしますね。…話は変りますが、そんなにセックスがお好きなのに回数が少ないということは、欲求不満の時はオナニーなんかして紛らわせているんですか?」
「えーと…」
「あ、これは精神衛生上必要な質問ですよ」
「あ、はい…生理前とかに時々…」
「なるほどー、まぁ、自然なことですからね。その欲求は、職場で我慢されるとものすごく支障があるのは分かりますね?」
「はい…そうだと思います」
「なので、ここでは絶対に我慢しないでください。それは約束してくださいね。お客様に最高のサービスをするためには、そんなことで鬱憤を溜めてもらっては困りますから。だから、オナニーがしたくなったら、必ずしてください。私がここで仕事をしていても構いませんから。いいですね」
「はい。わかりました」
「その時は今座っている椅子に腰掛けてしてもらっていいですが、やはりマナーは守ってもらわないとね。なので、今のような姿勢で座って上品にオナニーしてくださいね」
「そうですね。マスターのお仕事の邪魔にならないように、そうさせていただきます」

「では最後の質問ですが、志穂さんのアナル…すなわちケツ穴は、敏明さんに使ってもらってますか?」
「えっと…あの…質問の意味が…」
「おっと、ちょっと抽象的な言い方になってしまいましたね。すみません。具体的に言えば、敏明さんは志穂さんのケツ穴に指を入れたり、アナルセックスしたりはしていますか?という質問です」
「あ…いえ、そこは主人にも触ってもらいたくない場所ですから…」
「なるほど、それは恥ずかしいからですか?それとも自分で汚い部分だと思っているからですか?」
「はい…やっぱり…汚いと思いますから…主人にもそこは恥ずかしいので触ってもらいたくはないです」
「ほほう、でもそれは問題ですね。ここは食品を扱うお店ですし、また志穂さんの身体の所有者としては、汚い部分をそのままに…って言うわけにはいかないですからねー」
「あ、すみません…でもちゃんと毎日朝と夜にシャワーは浴びてます…」
「でも、汚いと思っているのは中が…ってことでしょ?まさかそこまでは自分で洗えませんよね」
「は、はい…」
「私が何で従業員の身体の所有者になって、全ての穴を使わせてもらうかわかりますか?…それは、徹底した衛生管理のためなんですよ。私が時折舌や指やチ○ポを入れることで、閉鎖された部分の風通しも良くなりますし、何しろそれでキレイになるじゃないですか。そう思いませんか?」
「あ、はい…その通りだと思います」
こんな屁理屈を押し通している自分自身に対するおかしさを堪えながら、聡史はそれでも真剣に受け止めてくれる志穂の謙虚さと素直さに感心し、またより愛しく思えた。“こんな女性と結婚できたら…”と、旦那である敏明に少しジェラシーを感じたりもしたが、もともと独身貴族を信条としてきた彼が、今更結婚などという不自由な束縛の中で生活していく…などということにその内満足もいかなくなるな…と思い直し、しかしこのジェラシーによる鬱憤は、その内旦那の目の前で晴らさせてもらおうという歪んだ攻撃心も芽生えさせることとなった。

「よし、では質問はここまで!次は店内に張り出すスタッフ紹介写真を撮りますから、そのままの姿勢で
両手を頭の後ろに回してください。そう、そんな感じで。で、顔を正面から少しずらして、目線をこっちに。
それでそのまま敏明さんを誘惑するようなときの表情してくださいね。その方がお客様も喜ぶでしょうから…」
志穂はそれがきちんとしたスタッフ紹介写真の撮影だと思い込んでいるのだろう。言われたまま妖しい娼婦のような表情になり、大股開きのまま淫らな写真を撮られてしまった。その写真が大きく引き伸ばされ、近日中に店内に掲示されることとなる。
「ご苦労様。では次に、身体検査と衛生検査に入りますね。明日から実際働いていただくには、どうしてもこの検査を受けてもらわなくてはなりませんから。いいですね?」
「はい。よろしくお願いいたします」
「では立って頂いて、制服を全部脱いでしまってください」
「はい…」
制服を脱ぐ…と言っても、パンティを脱いでリボンを外すだけなので、数十秒の作業である。すぐに全裸になった。
「では、今座っていた椅子に額を付けて、膝をしっかりと伸ばしてください」
言われるがままにその態勢をとると、腰の位置よりも頭が低くなり、聡史に向けて自分の秘所をどうぞ見てくださいと言わんばかりの、恥ずかしいポーズになった。
色素があまり沈着していない淡い茶色がかった二つの恥丘も、小さくすぼまったアナルも全てが聡史の目の前に顕わに晒されている状態である。

「ではまず匂い検査しますね。接客業としては当然の検査ですから、そのままじっとしていてくださいね」
「はい…お願いします」
言うなり、聡史は志穂のオシリを鷲掴みにして大きく開き、その中心部に一気に鼻を押し付け、まるで犬が人間の股間の匂いに興味を示している時のように、激しく嗅ぎまくった。
「ひゃぅっ!」
「うーん…上品な顔立ちとは裏腹に、やっぱりオ○ンコは生臭いですね。さっき玲奈の制服見ましたでしょ。志穂さんも同じように、“今日は臭いオ○ンコです”と明記しないと、衛生基準に引っ掛かりますからね。毎回私が確認しますから、その結果をちゃんとお客様に表示してくださいね」
「はい…わかりました」
「ただ、アナルはさほど匂いませんねー。今日はちゃんとウ○チしました?」
「あ、いえ…実は少し便秘気味で…」
「どれくらい?」
「いつも3日くらいは出ません…」
「それは食品を扱うお店としてはいけませんねー。分かりますよね?お腹にそんなものたくさん溜め込まれてては、いつ食中毒が発生するか分からないでしょう」
「は、はい…すみません…」
「志穂さんは外面は綺麗でも、内面はものすごく汚いということですよ。そんな評価は嫌でしょう」
「は、はい…」
「ちょっと検査しますね。痛いかもしれないけど、このままでは仕事に出すわけにいかないので、我慢してくださいね」
「はい…」

聡史は、こういうときのために既に用意してあったローションを取り出し、志穂のアナル周りと自分の指に薄らと塗りこんで、半ば強引に括約筋の抵抗などお構いなしに一気に人差し指を根本まで沈み込ませた。
「アウッ!ッウゥゥッ…い、痛っ…痛い…です…」
一際高い悲鳴を上げて、志穂は迫り来る痛みに耐えている。こんな経験はこれまでの人生の中で初めてである。出るものを出す専用の穴に、今は聡史の指が逆流してきているのだ。
「我慢、我慢。それに、ここをどう使うかは、所有者である私が決めますからね。これくらいの刺激は慣れてもらわないと。何しろここには私のチ○ポも入るわけですから」
「は、はいぃぃ…アグゥゥ…そ、それって…ハァァァ…も、もっと痛い…ってことで…アゥッ!…すか・・」
聡史は志穂の痛がっている様子など一向に構う様子もなく、指のピストン運動や内部のまさぐり動作を止めることなく、
「ハハハ、慣れれば何てことないですよ。この穴が徐々に弛みっぱなしになってくれるでしょうから。ほら、こんな感じで、もう一本の指も…」
「アッ!アッ!ハァウッ!!」
人差し指と中指、合わせて2本の指が志穂のアナルに埋没した。それだけではなく、中をこねくり回したり、押し広げたり、2本同時にピストンさせたりとかなり激しくその指を運動させていた。
そうなると、その刺激になれていなければ特に生理現象として排泄感がこみ上げてくるもので、志穂も例外なくその感覚が身体の奥の方から急速にこみ上がってくるのを感じていた。
「マ、マスター…で、出そう…です」
「ん?何が?」
「ウ…ウ○チ…です」
「ハハハ、当然の生理現象でしょうね。でもよかったでしょう。これでお腹の中がキレイになるんだから。…丁度いい、ここで検便もしちゃいましょうね。…おーい玲奈!」
大きな声で外にいる玲奈を呼ぶと、すぐに玲奈が入ってきた。
「マスター、何ですか?あれ?志穂さん、ずいぶん痛そう」
「ああ、そうなんだよ。志穂さん、便秘気味でこの中に一杯汚いもの溜め込んでるようなんだ。やっぱりそれは飲食業としてはダメだろ?だから検便も兼ねてスッキリキレイにさせてあげようと思ってね」
「うんうん♪それは絶対その方がいいですよぉ♪マスター優しい~♪」
「だろっ、ということで、ちょっとバケツ持ってきてよ」
「はーい♪志穂さんも頑張ってくださいねっ♪」
「あ…あり…がとう…」
今や息も絶え絶えかのような様子でありながらも、しっかりと玲奈の励ましに答えるあたりに、志穂の人間としての出来具合が窺え、聡史はそんな上等な女性がこれから自分の目の前で最も恥ずかしい瞬間を披露してくれることに、異常な興奮を覚えていた。

「ハウゥッ…アゥッ!…も、もうダメ…です…我慢できない…です…ウゥゥ…」
聡史の執拗な2本指の攻撃に、志穂の排泄欲求の我慢も限界に達してきたようで、先程から聡史の指先にも中から下ってきた何かが当たるようになってきていた。ようやく指を抜いて、少し茶色く染められた指先を鼻に近づけてみる…。ものすごく刺激的な異臭が鼻を突いた。それを今度は志穂の鼻で汚れを拭うかのように押し付けると、
「キャッ、キャアッ!!嫌っ!臭いっ!!」
「でしょ?こんなの溜め込んでたら、仕事にならないことを分かってもらえますか?」
「…は、はいぃ…」
あまりの衝撃的な臭さに、思わず涙ぐむような表情の志穂。
「便秘は表には出なくても、中でこれだけウ○チが腐敗してることですから、飲食業では要注意なんですよ。一緒に治しましょうね。便秘症。その方が志穂さんの普段の生活でもいいことでしょ?」
「は、はい…治したいです…」
「便秘が治るまでは、これも表示義務がありますから、“私のウ○チはものすごく臭いです”と身体に表示してもらいますよ。そうしておけば衛生上の問題にはならないでしょうからね」
「は、はいぃ…あぁ…」
いよいよ限界に達したようである。そこで、玲奈が持ってきたバケツを志穂の股間に置き、それを跨ぐような格好でしゃがませ、
「じゃあ、一気に出しちゃってください。出してる最中の模様は、後々保健所の提出要請があった時に備えて、このビデオで撮影しておきますからね」
先程から、聡史の言っていることは滅茶苦茶なことばかりである。何の根拠も必要性もありはしないことを、さも都合のいいように言い立てているだけなのだが、志穂や玲奈にとっては、ことごとく説得力のある理路整然とした内容として受け取られるらしく、
「はい…お願いします…では…」
素直に肯定の返事をしながら、何のためらいもなくお腹に力を入れると、鈍い破裂音とともに太く濃茶褐色の物体が、数本に分かれてバケツの中に落下していった。
30歳の分別がしっかりとついている女性で、それもハイソサエティな生活を送っているうら若きマダムにとって、他の何よりも憚りたがり、そして絶対に他人が立ち入ることを許したくない領域が今この瞬間に破られている。それも彼女自身の自発的な行動によってである。彼女自身はマスターである聡史の言うがままに、ここで頑張って仕事をする為に必要な“飲食業としてごく当たり前”の準備をしているだけ…という認識のもとだからこそ、こんな破廉恥で変態的な行為も自然に行えているのである。

(黒水晶<第5話>に続く…。)

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

妄想商会(12)~黒水晶〈第3話〉~*特殊アイテム

新装開店前の喫茶店の店内で、店のマスターと女性従業員がセックスに励んでいる。
それも女性従業員の方は、喫茶店の従業員とは思えないような真っ白のレオタード姿で、しかもそのレオタードはその従業員の豊満な乳房を剥き出しにする作りになっているばかりか、股間まで大きく割られており、彼女のまるでアイドルのような顔立ちとは裏腹な、黒々とした剛毛デルタ地帯をも剥き出しにしているのだ。
そればかりではない…彼女の腹部には白のガムテープに「フェ○チーフ ミスち○ぽ 杉崎玲奈」「今日は臭いオ○ンコです」などと書かれた、うら若き乙女には屈辱以外の何物でもない張り紙までされているのだ。

しかし彼女は決してそのマスターにより強引に犯されているわけでもない。かといって、その彼と恋愛関係だとか割り切りの肉体関係にあるわけでもない。彼女の認識の中では、これもれっきとした“喫茶店のお仕事”なのである。
妄想商会の闇商人シルクが用意した魔界の宝石“黒水晶”の結界力により、この店内では全てマスターである板垣聡史の思いのままに“常識”が塗り替えられてしまう。彼が“これが常識”と認めたことは、その店の中に存在する全ての人間にごく自然に受け入れられ、そしてその者達の都合がいいように解釈される。それは、この店の中を外から眺めている外部の人間にも有効なのだ。だからこうして昼間から店内でセックスをしていても、誰も好奇の目で見たり、不審に思ったりはしないのだ。何しろ、これが喫茶店の風景として、ごく当たり前のことなのだから…。

「アッ、アッ…アゥッ…アッ…アンッ…」
「おぉぉぉ…最高だ…最高だよ、玲奈…すごく仕事がはかどるよ…」
「アッ…アンッ!…お、お役に立てて…アァァ…う、嬉しい…ですぅ…ハゥッ!…」
「この締まり具合が喫茶店のサービスにはとても大事なんだ…玲奈も分かってるよな?」
「アゥゥ…は、はいぃぃ…わかっ…わかって…アッ…わかってます…」
なんともチンプンカンプンな会話である。決してセックスに励んでいる男女が交わす会話らしくないが、それもそのはず、しつこいようであるが…彼らは仕事をしているのだ。

玲奈は今やカウンターの上に顔を押し付けて、一心不乱で喘いでいる。その後ろからまさに串刺し状態でこれまた一心不乱に突きまくる聡史。突きまくられている玲奈にしてみれば、今は二人で本当に一生懸命に且つマジメに仕事をこなしているという認識なのだ。
「はぁぁぁっ…玲奈…そろそろいきそうだ…今日は…生理の何日前?」
「アッ!アァァッ…直前…ですから…アァッ!…そのまま…なか…中で…アッ!…大丈夫です…」
「おお!最高だ…じゃ、じゃあ…このまま…いくよ…うおぉぉぉっ!」

ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!
玲奈の体内に共同作業の賜物である聡史の精が、大量に放出されていく。
「おぉぉぉ…玲奈…最高の仕事振りだよ…やっぱり残ってもらって正解だったよ…」
「ァハァァ…は、はい…私も…残れて幸せです…」
「この仕事は、この店にとってはとても大切な仕事だから、これからも頻繁に頼むけど、受けてくれるね?」
「…もちろんです…」
「ありがとう…そうだ!従業員の女の子たちにはもう一枚張り紙を貼ってもらったほうがいいな…“私は生理○日前です”ってね。そうしておけば間違いないでしょ」
「そうですね♪そうしてもらえると、みんな安心して仕事が出来ます♪」
「うんうん。今日は色々モニターになってもらえてよかったよ」

聡史は使い終わった玲奈の秘所をウェットティシューで拭いながら、
「今日の準備はここまでにしておこう。明日はさっそく従業員希望の面接が入っているから、立ち会ってもらえるかな?チーフとしての意見も聞きたいしね」
「はいっ♪わかりましたぁ♪」
「オッケー、じゃあ明日はお昼の1時に駅前の交番で待ち合わせしよう。必要な備品とかを買い揃えたいから付き合ってね。そうそう、その制服は明日も着てもらうから置いていっていいよ」
「はーい♪」

玲奈はいい仕事をしたというような充足感一杯の様子でその日の業務を終え、帰っていった。

翌日…。
待ち合わせ通りに、玲奈は駅前の交番に現れた。
鮮やかな緑のTシャツにジーパン姿のラフなファッションではあるが、その方がかえって素材の良さが引き立つのか、あきらかに周りの女性たちよりも際立って可愛く見える。まぁ、昨日あれだけ濃密な時間を過ごした間柄だけに、多少の特別視の感覚も入り混じっているのであろうが…。
「マスター、お待たせしましたぁ♪」
「オッス。面接は2時過ぎからだから、そこの雑貨屋で買い物していこう」
「はーい♪」
「ところで生理は来た?」
「えっ!?ヤダッ!マスターったら、変なこと聞かないでくださいよ!」
「おっと、ゴメンゴメン…。いや、昨日は店内であっさりと生理直前って教えてくれてたからさ」
「それは仕事だからですぅ!」
「そっかぁ、じゃあ昨日みたいに、今日は朝からまだ身体も洗ってないのかな?自分で臭いって言ってたし」
「もう!マスター、怒りますよ!変な質問ばかり!お店の中と外の区別くらいつけてくださいね!」
「そっかぁ、いやーゴメン…(さすがに結界外ではこんな質問でも怒るってわけね。しかし…玲奈こそどんな区別つけてるんだろ。外ではしっかりもののお嬢様…店内では変態チーフってことか…まぁ、普段もだらしない女よりは、そのギャップの方がこっちも楽しめるってものだなぁ…)」
そのギャップに面白さを感じた聡史は、さらに質問を重ねようと、自分の股間を指差し、
「でもさぁ、玲奈は俺のここももう見てるし触ったりもしてるでしょ。それって男を意識したりしない?」
「アハッ♪ご心配なく~。だってあれはマスターのお手伝いですからね♪男女関係のはずないじゃないですかぁ♪やっぱり今日のマスター、なんか変ですよぉ」
「(なるほど…いい解釈だねぇ。ということは、店内ではお仕事の名のもとにはなんでもアリね!玲奈ちゃん!)」

そんな調子で、二人は事務用品やシンク周り小物などの買い物を済ませ、同じショッピングモール内の若者向けのブティックを通りかかった時、ショウウィンドウに飾られているかなり丈の短いマイクロミニのスカートが聡史の目に止まった。
「玲奈、こんなミニスカートを制服にしたらどう思う?」
「マスター、もう!今日は何を考えてるんですかぁ?こんな格好させられるくらいなら、そんなお店でなんか働きません!もう…あんなにセンスのいいお店に合うはずないじゃないですか~」
「ハハハ…冗談だよ。俺のスケベ心がそう言わせただけだってば。じゃあさ、昨日の制服はホントに気に入ってくれてるわけ?」
「もちろん♪あれはいいですよぉ。すっごいセンスいいし、可愛いし♪みんな羨ましがるんじゃないかなぁ…」
「ずいぶんな気に入りようだね。今日来る面接の子達も気に入ってくれるかなぁ」
「絶対ですよ♪私が補償します♪」
「(フフフ…玲奈、自分で何言ってるか分かってるかなぁ…このマイクロミニの方が、どれだけ普通かってこと。あっちはオッパイもオ○ンコもアナルも…それに顔に似合わないジャングルも全て晒す制服なのになぁ…)」

結界外で玲奈の感覚のギャップを堪能した後、買い物を一通り終えた二人はお店に到着した。もうじき面接希望の女性達がやってくる時刻である。
「玲奈、ご苦労様。じゃあ、もうじき面接の子達が来るだろうから、早く制服に着替えちゃってよ」
「はーい♪」
玲奈は昨日と同様に、その場で着替えを始めた。
「名札は、やっぱり毎回このガムテープに自分で書いて貼ってもらうことにするからね。“フェ○チーフ ミスち○ぽ 杉崎玲奈”って自分で書くんだよ。それと今日の股間がまた汚れてたら“今日は臭いオ○ンコです”ね。そしてもう一つ、“私は生理予定○日前です”の3種ね」
「了解しましたぁ♪」
そう言って、自らその恥ずかしい肩書きと個人情報を書いて、腹部の白いレオタード地に貼り付けた。女の子の可愛らしい字体で、恥ずかしい文字を書く…こんなことは、彼女にはなんてことのない作業なのだ。その腹部には自分の役職と昨日同様“今日は臭いオ○ンコです”そして“私は生理予定1日前です”としっかりと書かれていた。
「やっぱり自分で書いたほうが、俺の字なんかより可愛いね。後で面接の子達にもお手本として見てもらおうね」
「そうですね♪」

それから程なく、面接希望の女性達が一人ずつ来始めた。
聡史としては、新規採用はとりあえず2名で、玲奈を含め3人の女性スタッフでチームを組んでいきたいと思っていた。本日の面接希望は4名。しかし、ことごとく聡史の目に適った女性は現れず、遂に最後の一人を待つのみとなった。こうなったのも、採用条件の中に時間的要素や社会人としての人間形成度などの基本条件の他に、聡史個人の容姿面での嗜好が入ってしまうので、必然的に採用基準ラインが厳しくなってしまうからなのだが…。
果たして…今日はダメかと思っていたところに、本日最後の面接希望者が到着した。そして、彼女を見た聡史の目が妖しく光ることとなる…。

「はじめまして。澤野志穂と申します」
志穂と名乗るこの女性は、上品にセットされたショートヘアが良く似合う美人で、プロポーションも一見スラリとしているが、胸や腰周りには男を惑わせるのに十分な肉付きが感じられる。履歴書を見ると年齢30歳、既婚、子ども無しとある。学歴や職歴も申し分なく、○○音大卒業後、某有名音楽教室にて講師を務めていたようである。その経歴にふさわしく、白のレースで飾られたブラウスに黒のタイトスカートというエレガントなファッションからも上品さが醸し出されているし、何より椅子に座る動作や座った後の脚の揃え方などが、その育ちの良さを十分に証明していた。

「あの…澤野さんはずっと音楽関係のお仕事をされていたんですよね?なぜ今度は喫茶店なんかに?」
「はい、私は履歴書にもある通り、2年前の結婚を期に講師業を離れました。主人の仕事柄、転勤が多かったのもその理由の一つなのですが…。最近主人の仕事も部署変えにより転勤も落ち着きましたので、何か心地の良い場所での仕事を探していたんです。…子どももいませんし、専業主婦をやっていても退屈ですからね。…本当は講師業を再開しようかとも考えたのですが、実は以前から空間デザイナーとしての板垣先生のお名前は存じ上げていたんです。それで、先生のセンスを活かしたお店が近くにあることを知って、その上求人募集もしていたので、いいタイミングかな…と思いまして応募しました」
「そうでしたか。ここにいるチーフスタッフの玲奈さんもそうなんですが、芸術的センスのある方に褒められるのが、何より嬉しいですね。それで、このお店は澤野さんのお眼鏡に適いましたか?」
「ええ、とっても。こんな素敵なお店で心地の良い音楽を聞きながら、おいしいコーヒーをお客様にお出し出来たらとても素敵な時間の使い方が出来ると思います」
志穂の答えは、その一つ一つ全てに品が感じられた。もうこの時点で採用決定だと聡史は心の内で決めていた。

「ありがとうございます。私も澤野さんのような品のある方にスタッフになってもらえると、この店の品格も上がりとても嬉しいことだと思っています。私の中ではもう採用決定と判断しているのですが、時間的な都合とかで、条件は合いますか?」
それから少しの間、労働時間や報酬面などの基本条件の確認がなされ、全てにおいて両者の見解が一致した。
「いやー、嬉しいですね!早速今日からでも研修に入っていただきたいのですが、お時間はありますか?」
「はい、先生の方さえよろしければ、私は大丈夫です」
「じゃあ、決まりですね。これからチームの一員として、よろしくお願いしますね!…あとそれから、“先生”っていうのはここでは無しにしましょう。“マスター”と呼んでくださいね」
「はい、マスター…ですね。かしこまりました」

「さて、早速ですが、玲奈…ちょっと立ってくれる?」
「はーい♪…志穂さん、年下になりますけどチーフをやらせていただいている杉崎玲奈です。よろしくお願いします♪」
「玲奈さん…ですね。こちらこそよろしくお願いします」
ここまでを傍から聞いていると、何気ない初対面の挨拶なのだが、立ってくれと言われて立ち上がった彼女の出で立ちを見たら、普通の女性は面食らうか悲鳴を上げるはずである。何しろご承知のとおり、彼女の着ているものは例の変態的な制服なのだ。しかし、それを見た志穂は全く驚いた様子など見せず、むしろ玲奈の挨拶に自然に微笑み返しているのだ。
「澤野さん…いや、これからは玲奈と同じく下のお名前で“志穂さん”と呼びましょう。志穂さん、ご覧の通り、これが当店の制服です。志穂さんにも明日からこれを着ていただきますが、いかがですか?」
「ええ、とっても品があって可愛らしくて、このお店にピッタリだと思います。むしろ三十路の私に着こなせるかどうか…そっちの方が心配です」
「そんなことないですよぉ♪志穂さんのプロポーション抜群の身体には私の方が負けちゃいますから♪」
と、すかさず玲奈が援護してくれた。それにしても、対象によって色々解釈が変るものだと、聡史は感心していた。
玲奈は“可愛くて女の子らしい”と表現し、志穂は“品のある可愛らしさ”と表現している。彼女たちの中でそれぞれ自分が満足する答えを、その誤認作用の中で導き出しているに違いなかった。

「そっかぁ、じゃあ志穂さんにはもう一つの制服の方が似合うかなぁ。あっちの方が少し大人っぽいかもしれませんね。…玲奈、昨日試着したもう一つの制服持ってきてくれる?」
「あ、あれですね、わかりましたぁ♪」
程なくして、もう一つの制服を取りに出た玲奈が戻ってきた。彼女の手には、制服とは思えないとても小さな布切れが握られていた。昨日最初に彼女が穿いた、白のスケスケのパンティと首に巻くリボンの2点だけの制服である。
「これですけど、こっちの方が大人っぽくないですか?」
「あ、こっちの方が私にはいいですね。玲奈さんが着ているのは、やっぱり私には若すぎるかも…」
「(どっちもどっちでしょう…志穂さん。むしろこっちの方が裸同然なんですけどねぇ…)」
今の志穂には、このパンティとリボンの2点セットの制服が、とてもシックなセンスのいい制服に見えているらしい。それは聡史が“こっちの方が大人っぽい”という表現をしたので、そのイメージが彼女の脳内で出来上がっているのだ。
「じゃあ、これでいいですね。うちはこの2種類の制服限定でいきますので、志穂さんはこっち、玲奈はその制服で…でいいですね」
「はい。わかりました」
「はーい♪」
「それと、二人とも聞いてほしいけど、着替えは店内でっていうことにしようと思ってたんだけど、混雑時とかはやはりお客様の邪魔になってしまうかもしれないから、この俺のオフィスで着替えてもらおうと思うんだ。どうかな」
「ええ、私は構いません。お客様の迷惑になるよりは、こちらの方がいいと思います」
「うん。私もこっちの方が落ち着いて着替えられそうで、いいと思いますよ♪」
「じゃあ、そうしよう。でもここは俺のオフィスだから、当然ここで俺が仕事をしていても、仕事の邪魔にならないように着替えること。いいね?」
「はい。もちろんです」
「はーい♪」
「じゃあ、志穂さんには早速制服の試着と、従業員としての心構えの確認や、食品を扱うので健康と衛生面の検査をしなければならないので、ここで着替えてください。玲奈はお店の方でさっき勝ってきた物のセットや、掃除を頼むね」
「はーい♪」
こうして玲奈が退室し、聡史と志穂の二人だけが残った。

「では早速、着替えちゃってくださいね。私はここで制服が合うかどうか見てますから、お構いなく」
「わかりました。では、失礼します」
そう言って、志穂は何の疑いも持たずに黒のタイトスカートから白のブラウスなどを脱いでいった。上下揃いの紺色地ので上品な刺繍入りのブラ&パンティ姿になっても、全く自然な振る舞いである。幼少期は別として、30歳のこれまでに、その日あった初対面の男性の前で肉体関係の目的も持たず、全く自然な振る舞いで自らの着替えシーンを披露する…などといったシチュエーションは無かったであろうに、今やブラも外し、30歳の熟れきった乳房を顕わにしたまま、こちらにオシリを向けるようにしてパンティまで脱いでしまった。
触り心地の良さそうなまだ十分な弾力を残しているオシリの割れ目の最下部でチラホラと見え隠れする志穂の秘所は、後ろから見ても程よい柔らかそうな陰毛で覆われているようであった。

志穂はそのまま白のスケスケパンティを穿き、首に真っ赤なリボンを巻きつけて着替えを完了させた。
「これでいいでしょうか」
「うん。すごく似合ってると思いますよ。ちょっと前を向いてください」
制服を見せるのだからと、何の恥じらいも持たずに志穂は正面を向いたが、実はほとんど全裸同然の姿であったと知ったら、どんな反応を示すであろうか…。
玲奈の巨乳から比べれば一回り小さいが、ボリュームとしては十分な乳房は、それを覆い隠すものなど皆無の状態で剥き出しになっているし、パンティの方も肌の色が分かるくらいにスケスケなので、品の良さそうな陰毛の生え具合も一目瞭然である。
「志穂さんはどう思います?」
「はい。すごく着易くて動きやすいですし、なによりこのシックなデザインが気に入りました」
着易くて動きやすいのは当然であろう。何しろパンティしか穿いていないのだから。それにシックなデザインとは程遠い代物のはずなのだが、彼女はこれが大人の女性にピッタリなシックなデザインだと思い込んでいる。

「気に入ってもらえて嬉しいですね。では、そこに座ってください」
聡史は自分のデスクの前に置いてある来訪者用の椅子を指差した。
「それで、志穂さんは身のこなしがすごく洗練されていて美しいのですが、この椅子に座る時は、両端の肘掛に両脚を乗せて、大きく股を開く姿勢で座ることがルールです。お店の規則ですから、ご理解いただけますか?」
「あ、はい、もちろん。お店によって色々と決まりが違いますもんね。これでよろしいですか?」
そう言って、志穂は両肘掛に脚を乗せ、大きく股を開いた姿勢で座り直した。彼女の穿いているパンティは股間のクロッチ部も二重構造にはなっておらず、全てスケスケ生地なので、そんな格好をすれば大事な秘所が曝け出されてしまうこととなる。
玲奈の秘所は全て剛毛ジャングルで覆われていたが、志穂のそこは程よい細毛で縁取られ、さほど変色していない薄茶色の二つの丘がしっかりと確認できた。
「ええ、そうです。これからはそのようにお願いしますね。ではそのままこれを声を出して読み上げてもらえますか?このお店の基本5ヶ条です」
志穂はその大股を開いた格好のまま、渡された紙を顔の前に掲げ、
「1…いらっしゃいませ、ありがとうございました、の声は明るく大きく」
「2…お客様のオーダーは、よく聞きかならず復唱確認」
「3…整理整頓と清掃はいつも率先してやること」
「4…私たちの身体はマスターの所有物。いつでもどこでもお触りもOK、犯すもOK、安全日は中出しOK」
「5…マスターのオチ○チンは常にキレイにフェ○チオで舐め上げておくこと。特にマスターのトイレ後には率先して行うこと!出てくる精液は心を込めて飲み下すこと」
玲奈ほど明るく大きな声ではないが、よく通る澄んだ声でしっかりと読み上げた。やはり玲奈同様に、こんな異常な内容の文面に対しても、全く疑いの様子は見られず、スラスラと読み上げてくれた。上品な若奥様が、淫語をスラスラと読み上げてくれる様子に聡史の淫欲は十分に刺激され、机の下の一物は既に硬く大きく張り詰めていた。

(黒水晶<第4話>に続く…。)

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妄想商会(11)~黒水晶〈第2話〉~*特殊アイテム

改装後の最初の仕事は、まず従業員探しと教育である。
改装前に働いてもらっていた二名の女性のうち、一人だけを残してもう一人は辞めていただいた。
一人だけを残した理由は二つある。
一つは、やはり仕事の内容やリズムを覚えているスタッフがいた方が、何事も安心でやりやすいこと。これは商売をしていく上では当たり前である。
もう一つは、個人的趣味で気に入っていた女性だからである。間もなく彼女が改装後のお店に、開店準備…ということでやってくる時間だ。

程なくして…。
カラ~ン…ドアのベルが鳴り、その彼女が入ってきた。
「あ、マスター、お久しぶりです♪」
明るい笑顔で登場した女性の名は杉崎玲奈(すぎさき れいな)。23歳のフリーターである。
セミロングの黒髪がよく似合うアイドルっぽい顔立ちで、華奢なボディラインには不似合いなほど立派な乳房の持ち主である。弁護士の父と女流画家の母を持つ一人娘で、言わばお嬢様…である。
お嬢様育ちだけに、社会経験程度の感覚でフリーターをしながら、母親に習ってデザイナー志望という、同世代のワーキングプア的立場の若者達からは羨ましがられるような環境で生活をしている。

「おお、玲奈~、久しぶり!2ヶ月間の間、元気にしてたか?」
「はい♪お陰で絵の練習がいっぱいできたんですよぉ~♪」
「ハハハ…相変わらず優雅なフリーター生活だなぁ、この不景気な世の中なのに」
「マスターだって、不景気の最中、こんな大掛かりな改装なんて…すごいじゃないですかぁ」
「ハハ、まぁ…ね、デザイナーの方の収入もあるからねぇ、でも大変だったんだぞ。で、どう?お店の様子は」
「私、マスターのデザイナーとしてのセンスに憧れてこのお店で働かせてもらっていたんですけどぉ…今度のデザインもすごくいいですねっ♪こんな環境で仕事ができるのは嬉しいですよぉ」
「サンキュー。美術センスのある玲奈に褒めてもらえると嬉しいよ。…さてと、早速だけど…新しい制服を試着してもらおうかな。えっと、これね」
そう言って聡史がカウンターの上に置いたのは、特注で作らせたほとんど地肌が見えるくらいスケスケの白地のパンティで、両サイドには大き目の真っ赤なリボンが付いており、また股間のクロッチ部の当て布もないので、全てが透けてしまう代物である。それに膝上までの白いタイツに、真っ赤なリボンが一つ。このリボンは首に巻くためのものである。この3点だけが、ごく当たり前のように玲奈の前に置かれた。
このとき、さすがに聡史は鼓動の高鳴りを抑えきれなかった。当然であろう、こんなことは冗談でもセクハラとして訴えられる可能性があるようなことなのだ。果たして…。

「うわぁ!可愛い♪」
玲奈は目を輝かせてそれらを手にした。彼女の目には、その男を喜ばせるためだけに用意されたようなエロチックな衣装が、さぞや可愛らしい衣装に見えているらしかった。
「もう着てもいいんですか?」
「あ、ああ、早速着てみてくれ…(これはすごい効果だ…)」
ご察しの通り、この店には既に例の黒水晶が全ての角に備え付けてある。故にこの中では、聡史の価値観が従業員、お客様に関わらず全て最高のサービスやホスピタリティとしてまかり通ることとなる。
「あ、玲奈、実は今回スペース的な都合で、従業員用の更衣室は用意していないんだよ。だから、毎日そこで着替えてくれ」
「あ、そうなんですかぁ。わかりましたぁ♪」
普通なら、こんなことはまかり通るはずがない。しかしここはこれが当たり前。
「それからな、脱いだパンツだけは、あそこのケースの中にディスプレイしてくれ。玲奈のセンスのいいパンツを是非お客様に披露したくてね。ナイスアイデアだろ?」
そう言って聡史が指差したのは、カウンター脇の壁に貼り付けてあるクリアケースで、下着売り場においてあるような腰周りだけのマネキンが置いてあり、ケースの上部には“今日の玲奈の使用済みパンティ”というプレートまで付いている。玲奈はこれから脱いだパンティを毎回出勤のたびに、このマネキンに穿かせて、展示することになるのだ。
「わぁ♪すごいアイデアですね~。嬉しいなぁ…なんか特別扱いみたいで…」
「そりゃそうだよ。これからはチーフ的存在になってもらわないとね!」

「じゃあ、早速そこで着替えちゃってよ。俺はここでその制服がこの店に合うか見させてもらうからさ」
「は~い♪」
言うなり、玲奈はかなり大胆に衣服を脱ぎ始めた。
「(うわ…マジですごいわ…これは…)」
これまで何度となく、この玲奈の着替えシーンの盗撮を試みたが、こればかりはどうもうまくいかなかったのだ。それが今は盗撮などというリスクもなければ、固定式カメラという枠の制限もない。生きた動画をそれも堂々と見つめ続けられるのだ。
気付けば、玲奈は既にブラとパンティだけの姿になっていた。その華奢な身体には不似合いなほどの大きなカップのブラを外すと、ブルンッと重く且つ柔らかい音がしてきそうなほど立派な乳房が現れた。
「やっぱり大きいね~、玲奈のオッパイ」
「ハハッ♪ヤダ~、マスターったらぁ♪」
いくら仲がよい店主と従業員であっても、改装前まではここまで言える仲ではなかったはず。全ての物事が自分の思惑通りになる世界を遂に手に入れた喜びを、最後の一枚の布切れであるパンティを下ろしている玲奈を見つめながら実感していた。

遂に全裸となった玲奈を見て、聡史の目は彼女の下半身前面のデルタ地帯に釘付けになった。そこには、アイドル的な顔や華奢な身体からは想像も付かないほどの密林が広がっていたのだ。
「(なんていやらしい身体なんだ…)」
もう1年も前から勤務している玲奈の排泄シーンは、何回も見てきた。しかしカメラの設置加減の関係で、
骨盤底周囲しか写らなかったので、デルタ地帯の全体像を拝むのはこれが初めてなのだ。その密林に感動を覚えた聡史は、彼女のユニフォーム案に対する考えが変り、
「玲奈、やっぱり君の身体には、こっちのユニフォームの方がいいと思うんだけどどうかな?」
そう言って彼が取り出したのは、競泳水着タイプの真っ白な薄手のレオタードであった。バックの腰の辺りには大きな赤いリボンがあしらわれている。
ここまでであれば何て事のない普通のレオタードなのだが、このレオタードは何と股割れ構造になっている。それもフロントデルタ地帯がしっかりと露呈できるように、その部分は円形でよれないように縁取りまでされている。また、両乳房の部分にも小さな穴が空いていた。小さく…と書いたが、実は広げると何倍かの穴になるのだが、縁にゴムが入っておりすぼまっているので、着ていない時は小さな穴に見えるのだ。
これを着ればどうなるのか…。ご想像の通りだろう。
後ろから見ると、オシリの下半分までの切り込みが入った股割れレオタードであり、前から見ると、玲奈の見事な巨乳が根本でキュッと絞られ、まるで白いキャンバスの上に置かれた二つの大きな風船のようになる。そして下腹部に目をやると、これまた白いキャンバスの中央に真っ黒な密林が広がり、その卑猥な密林の存在を際立たせてくれるのだ。
このユニフォームと先ほどのパンティ一枚姿と、迷ってはいたのだが、彼女の卑猥なパーツを見定めて、ようやく考えがまとまったのだ。果たして玲奈の反応は…。

「きゃー♪これも可愛いっ♪これ着たいですよぉ。こんな制服で仕事できるって、女の子としては嬉しいですよぉ♪さすがマスター!女心わかってますね~っ♪」
「(おいおい…こんな卑猥なレオタードを喜ぶ女なんて、そうそういないぞ~。面白いこと言うなぁ…玲奈)」
真っ裸のままで素直に喜びを表現している玲奈に、これまで以上の可愛さを覚えながら、彼女の着替えを見つめていると、程なくして目の前に変態的な衣装で飾られた玲奈が出現した。

「おおっ、やっぱりよく似合うね~。こっちにしてよかったよ」
「そうですかぁ、きゃーっ、嬉しい♪」
「よし、じゃあさっそく仕事の話だけど、ウチのお店のサービス5ヶ条は覚えてるかな?」
「もちろん!」
「実はさ、改装にちなんで少し変えたんだよね。これ、大きな声で読み上げてみてくれるかな」
「はーい」
サービス5ヶ条なるものが書かれた紙を手渡された玲奈は、ざっと黙読してから何のためらいもなく声高々に読み上げ始めた。
「いちっ!いらっしゃいませ♪ありがとうございました♪の声は明るく大きく!」
「にっ!お客様のオーダーは、よく聞きかならず復唱確認!」
「さんっ!整理整頓と清掃はいつも率先してやること!」
「しっ!私たちの身体はマスターの所有物!いつでもどこでもお触りもOK!犯すもOK!安全日は中出しOK!」
「ごっ!マスターのオチ○チンは常にキレイにフェ○チオで舐め上げておくこと!特にマスターのトイレ後には率先して行うこと!出てくる精液は心を込めて飲み下すこと!」

「うんうん。それを開店前に必ず女の子達全員で唱えるようにしようと思うんだ。どうかな」
「いいと思いますよっ♪こんなこと、こういうお店では当たり前の事だけど、当たり前すぎて忘れちゃうことでもありますからねっ!」
確かに、3ヶ条目まではどこのお店でも当たり前のように心がけているであろう。しかし、残りの二つは明らかに異常である。しかし、玲奈の中では、全くもって自然な当たり前の心がけとしか認識されていない。黒水晶の誤認操作能力の凄まじさには改めて感心する聡史であった。
「では、玲奈には先輩スタッフとして見本を示してもらうために、早速実践してもらおうかな~。ちょうどオシッコしたくなってたんでね。し終わった後お願いできるかな?」
「了解しました♪」
可愛らしく右手をちょこんとおでこに当てて、敬礼のマネをしてみせる玲奈。そんな彼女に心躍らせて、急いで用足しをし、一物をほとんど振りもせずに小水を滴らせたまま、一物を剥き出しにしてトイレから出てきた。あからさまな変態行為である。これが改装前なら、いくらなんでも即警察沙汰だったであろう。しかし…
「あ、早かったですね~♪ここで…でいいですかぁ?」
聡史の変態行為に驚くわけでも怒るわけでもなく、お待ちしてましたと言わんばかりに笑顔で出迎える玲奈。それも、彼女自身も例の変態ユニフォーム姿であるので、店の雰囲気と相まって、さながら高級風俗の様相である。

聡史はカウンターのハイチェアに腰掛け、
「うん、ここで頼もうかな。玲奈には、これから入ってくるスタッフのお手本になってもらわなきゃならないからね。これも上手になってもらわないとね。…ところで、玲奈はフェ○チオは経験あるの?」
玲奈はごく当たり前のように、聡史の股間の前に跪きながら、
「ええ、私だって少しくらい経験ありますよぉ。もうっマスターったら、いつも私を子ども扱いするんだからぁ」
「わるい、わるい。そっかぁ、玲奈も大人の女性なんだよなぁ…ウッ!」
そう言い終わる寸前に、玲奈は聡史の一物を口の中一杯に含み、そして舌でしごき始めた。
「ウッ…うおぉ…ビ、ビックリだよ…玲奈が…こ、こんなに舌使いが上手だったなんて…」
「でしょっ♪子ども扱いばかりしないでくださいね!まだまだいきますよぉ♪」
先端を舐め上げながら手でしごいたり、袋をめくり上げて裏側を舐めたり…さすがに芸術家の娘だけあって、こちらの感性を感じながら、そこを刺激しようと一生懸命になっている。
「(こ、これは…いい手本に…なりそうだ…)」
「れ、玲奈…俺はもういきそうだよ…5ヶ条通りに飲み干してくれるかな…」
コクリ…玲奈は今や口一杯で激しくしごきながら、笑顔で頷いて見せた。
「い、いくぞ…」

ドピュッ…ドピュドピュッ…
遂に一年以上も前から何とかチャンスがないものかと思いつつ、きっかけすら掴めずにいた玲奈の口の中に精を放つことが出来た!この感動で、これまでの射精とは比べものにならないくらいの電撃的な快感が、身体中を駆け巡った。
しかし、そこには決して恋愛感情があるわけではなく、玲奈はごく当たり前の“喫茶店のお仕事”としか認識していないという、行為と感情にかなりギャップがある関係であるが、今の聡史にはこれでも十分に満足であった。

「ふう…ご苦労さん。いやー、よかったよ。まさか玲奈がこんなにフェ○が上手だとは思わなかったなぁ。よし!玲奈をただのチーフじゃなく、“フェ○チーフ”にしよう。他の子に俺が喜ぶツボをしっかりと教えてもらわないとね!もちろん、その役の分は給料にも反映させるからね」
「やったぁ♪マスターありがとうございますぅ!」
「じゃあさ、後できちんとした物作るから、今日のところはこれを名札代わりに制服に貼っておいてよ。胸のあたりは剥き出しのオッパイで貼れないから、お腹のあたりがいいね」
そういって、何やら文字が書いてある白地のガムテープを手渡した。そこには“当店自慢のフェ○チーフ ミスち○ぽ 杉崎玲奈”というとんでもない肩書きと名前が書いてあった。
「あ、はーい♪ここに貼っておけばいいですね」
玲奈は何の疑いも持たずに、自ら自分の腹部にその恥ずかしい肩書きを貼り付けた。
「どう?うちの店の“ミスち○ぽ”…いいネーミングだろ?」
「さっすがマスター♪空間デザインと同じで、ホントにセンスいいですよねー」
「(ハハハ…いいセンスねぇ…果たしてそれは喜んでいいんだか悪いんだか…ハハハ…)」
あまりにも露骨で卑猥なイタズラを褒められて、素直に喜べない苦笑いを心の中で浮かべながら、この子にはどんな光景が映っているのだろうか…と考えてもみる。きっと自分が思い描いた空想世界のような、超一流のセンスに溢れた店内とサービスであると、その脳内で都合よく解釈してしまっているに違いない。それは玲奈だけではなく、これからこの店に訪れるであろう全ての人間、そしてそれを外から見ている人間全てに対して有効なのだ。

そんな充足感に早速身体が反応したのか、目の前で変態ファッションに身を包みにこやかに立っている玲奈に反応したのか、一発目の精を放って間もないのに、聡史の一物は再び天に向かってそそり立っていた。それを指差しながら、
「玲奈、ほら見てこれ。一発抜いてもこれだもんなぁ…これじゃあ、落ち着いて仕事できないからさ、二発目は玲奈のオ○ンコを借りようかな。5ヶ条にもあったように、玲奈の身体は俺の所有物だから問題ないかな?」
「もちろん♪…って言いたいですけどぉ…まだそこは洗ってきてないです…マスターに使っていただくには、ちゃんと洗ってこないと…」
「ハハハ…まだまだ甘いなぁ、玲奈は。男はそういうメスの匂いに欲情するってことを、知っておかなくちゃね。これからも別に洗っておく必要はないからね。絵の勉強の帰りに直行することもあるんだからさ、一々洗ってられないでしょ。その代わり、そういう日は、今貼ってる名札の下にこれも貼ること」
そう言って、聡史はまたもや先ほどの白地のガムテープを取り出し、“今日は臭いオ○ンコです”と書いて、玲奈に手渡した。
「そう書いておけば、分かりやすいでしょ。それを全スタッフ共有のルールにしよう。洗ってきた子には“今日は洗いオ○ンコです”って貼り付ければ、俺も仕事がしやすいしね」
「あ、ナイスアイデアですね!…じゃあ、私…今日はこれを貼り付ければ、このままでもいいんですか?」
「もちろん。それ貼っといてくれれば、“あっ、今日は玲奈のオ○ンコは臭いんだな”って、こっちも予め準備できるでしょ」
「よかったぁ。…では、どうぞ♪」
そう言うなり、なんと玲奈は自らカウンターに手を付いて、後ろからどうぞ…と言わんばかりに可愛いオシリを聡史に向けて突き出してきた。この行動は彼女にとって、別に娼婦を演じているわけではなく、チーフスタッフとしての責務を果たすべく、積極的に喫茶店の仕事をしようとしているだけなのだ。

「お、サンキュー。ではさすがにこのままじゃ入らないだろうから、今日はサービスして少し舐めてあげようかな」
「!!…マ、マスターぁ、あ、洗ってないんですけどぉ…」
「それがいいって言わなかったっけ?」
「…そ、そうですけどぉ…」
「まっ、そのままカウンターに手を付いてじっとしてればいいよ」
「…は、はい……うぁっ…」
聡史は、突き出された玲奈のオシリを鷲掴みして押し広げると、その中央に一気に顔を埋めていった。
「(はぁぁ…これが玲奈の隠されてきた匂いかぁ…確かに…刺激的な匂いだな…こんなに可愛い顔してても、やはりここはこんなにも生臭いか…)」
うら若き乙女の恥ずかしい恥部の匂いを堪能しつつ、聡史の舌は柔らかい秘所の二つの丘全体を舐め上げていく。
「アハァ…アッ…」
恥ずかしがっていた玲奈も聡史が自分の汚れをも受け入れてくれたことに安心したのか、自然と可愛らしい喘ぎを見せ始めていた。
聡史の舌はまるで槍のように鋭く尖り始め、二つの丘の中央にある突起を丹念に刺激し始めた。
「アッ…アッ…アッ…アッ…」
刺激する度に上がる嬌声と同時に樹液のように溢れ出てくる愛液が、玲奈の受け入れ準備態勢が整ったという回答のようであった。
「(ついでにここも舐めておいてやるか…)」
聡史の舌は鋭さをそのままに、今度はもう一つの穴であるアナルの堅く締まった門をこじ開け、一気にその内部に侵入した。
「!!!…ハァァッ!!マ、マスター…アァゥゥ…そ、そこは…もっと汚い…ですよぉ…」
「だから、今日は特別に俺がキレイにしてあげてるんだろ。ここは喫茶店だ。ここくらいは衛生上キレイにしないとな。今日はちゃんと大きい方してきたのか?」
「アァ…は、はい…毎日ちゃ、ちゃんと…アゥッ!…で、出てます…」
「ハハハ、健康でよろしい。そういえば例奈は今彼氏いるのか?」
「アッ…アッ…は…い…います…」
「へー、そうだったのかぁ、知らなかったなぁ…じゃあ、今度彼氏も是非連れておいで。玲奈の仕事振り見てもらわなきゃな」
「アァァ…はい…ゥアァァ…」
アナルを責め立てながら、尚も聡史の質問責めは続く。
「彼氏とはこのアナル使ったことあるのか?」
「…は、はい…指入れられたことくらいですけど…アゥッ!…」
「羨ましいねぇ、愛情のあるセックスなんだろうなぁ…でもここではお仕事で使う穴だからね。その辺は同じ穴でもきっちり区別してもらわないとね。ちょっと辛いかもしれないけど、まぁ仕事だからね。ここにも俺のチ○ポが入ることも度々あると思うよ。愛情のあるセックスで使うアナルと、仕事で使うアナル…わかるよね?」
「アァァ…は、はい…よ、よく分かりますぅ…」

「よしよし。じゃあ十分に滑りが良くなったようだから、そろそろ使わせてもらおうかな」
「アァァン…どうぞ♪」
聡史はゆっくり身を起こすと、もうはちきれんばかりに屹立している一物を、玲奈の秘所にあてがった。

(黒水晶<第3話>に続く…。)

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妄想商会(10)~黒水晶〈第1話〉~*特殊アイテム

皆様こんにちは…おなじみのシルクです。
私はご存知のように魔界と人間界を渡り歩く貿易商人を生業にしております。
魔界ではタバコのように、人間の欲望エネルギーが嗜好品としてよく売れます。だから、私は人間界で魔界の力を駆使して人間の欲望エネルギーを集め、それを魔界にて交易しています。

この街は人間のインモラルな淫欲が渦巻いていますので、時としてとても質の高いエネルギーが得られます。私はそのエネルギーを小さなカプセルに詰めて、魔界で売り歩くんですよ。これが驚くほどの人気で売れるのですね。
いつもは私の店にその淫欲を提供してくださる方をお招きするのですが…どうやらちょっとトラブルを起こしかけている人がいるようですので、ちょっとこちらから足を運んでみますかね…。



その喫茶店は、駅前の繁華街から少し離れたところにポツンと店を開いていた。
かといって、寂れた閑散とした雰囲気ではなく、けっこう繁盛しているのだ。それもほとんどが若くセンスのよい女性の上客ばかりである。
その訳は、この店のマスターにあった。
この店のマスターである板垣聡史は、元々空間デザインの草分け的な存在として時折雑誌にも顔を見せていた人物で、その自分の技術を用いた趣味の一つとして喫茶店を始めたのだ。
その空間芸術のセンスに惹かれて、口コミで多くの女性客が集まる場所にまでなっていた。
今では聡史も喫茶店事業が面白くなっているようで、デザイナー業そっちのけで喫茶店にいりびたっている。

それにはもう一つの理由があった。
どんな社会的成功者でも人間的に弱い部分はあるもので、実は聡史は大の盗撮マニアでもあったのだ。故に自分の喫茶店のトイレにカメラを仕掛け、日毎女性たちのプライバシーを覗き見ていた。
聡史自身も設計にも携わっていたので、そのあたりは抜かりなく、カメラの隠しスペースも用意しており万全の態勢であったのだが、悪事は暴かれるもので…。
遂にその時が訪れてしまった。

もう閉店間際の閑散とした店内で仕事帰りに立ち寄った女性客一人が最後の客であった。
二人いる女性従業員も先に上がらせ、聡史一人が集計仕事をしていた。
「こんな時間まですみません。ちょっとお手洗いお借りして帰りますね」
「いえいえ。どうぞどうぞ、もう私しかいませんので、ごゆっくりしてくださって結構ですよ」
そんな他愛もないやりとりを交わし、その女性客はトイレへと入っていき、それを見送る聡史はもう手馴れた悠然とした手つきで、遠隔操作のビデオカメラのスイッチをオンにした。
その顔には、いい獲物がかかった時のハンターのように妖しい笑顔を漂わせながら…。

しかし次の瞬間、その悠然さが一気に硬直した。
「キャーッ!」
トイレから先ほどの女性客の悲鳴が聞こえ、慌しく駆け出してきた。
「ちょっと!どういうことですか!何でトイレにカメラが仕掛けられてるんですか!説明してください!」
予想もしていなかった展開である。
絶対に見つからないであろう場所に隠していたのに…多分この女性客は用を足している最中に、あちこちいじりまわしていたのであろう。不自然なタイルのはめ込み方と、そのタイルだけ磨りガラスのように材質が違うことを見抜き、触ってみるとなんとタイルが外れ、中からカメラが出てきたのだ。そのカメラは電源が入ったままで、明らかに用を足していた女性の股間部分に焦点が合うように設置されており、タイルと思っていたものは、なんとマジックミラーになっていたのである。明らかに覗きの確信犯的証拠であろう。

「説明してください!私のことを盗撮しようとしていたのですか!ひどい!許せない!警察呼んでください!!」
あまりの女性の剣幕に、聡史もたじろぐばかりである。なにせ状況証拠と物的証拠が揃いすぎている。この場で警察を呼ばれたら…これまで築き上げてきたキャリアも地位もこの店も全てが無に帰してしまう…。そんな焦りと恐怖で、聡史は身体全体で大汗をかきながら、必死で女性をなだめようとするばかりなのである。
しかしそんな聡史の努力も空しく、女性は携帯を取り出し110番を押そうとしていた。
「(もうダメだ…)」
そう思いかけた刹那…。

……………。

一瞬にして静まり返る店内…いや店内ばかりではなく、外の雑踏すら聞こえてこないような完全なる静寂…。そして目の前の女性に目をやると、なんと携帯を見つめたままの状態で身動き一つしなくなっていた。
「(なんだ…これは!?)」
この状況変化に思考がついていかない。そーっと女性の肩を押してみた。びくともしない…。
「(こ、これって…時間が止まっているのか!?)」
ようやくその思考にたどり着いた時、さっきまで誰もいなかったはずのカウンター席に、黒いシルクハットをかぶり、黒いマントを羽織った妖しげな男が座っていることに気付いた。


「お困りのようですねぇ」
その妖しい男が怪しい笑みを浮かべながら話し掛けてきた。完全なる静寂の中での発言なので、さほど大きくない声でもハッキリと聞き取れる。
しかしその不自然な状況に、またもや聡史は返す言葉を失っていた。
「ハハハ…驚かせてすみませんね。いえね、こちらも少々慌てましたので、何の前触れもなく時間を止めさせていただきましたよ。危なかったですねぇ」
「!!…じ、時間を止めたって!?…じゃ、じゃあ、この状態はアンタがやったのか!?」
「ええ、そうですよ。今この世界で動いているのは、人間界ではアナタだけでしょうねぇ、板垣聡史さん…」
「!!!…なんで俺の名前を!?アンタ…誰なんだ!」
「これは失礼。申し遅れました。私はシルク…魔界と人間界を渡り歩く貿易商人です。どうぞよろしく」
「ま、魔界!???」

まるでSF映画の中のような台詞に、ますます聡史の困惑の度合いが高まっていく。
「ええ、聞いたことありますでしょう。魔界という言葉くらい」
「し、しかし…(いきなりそんなこと言われたって…)」
「おや、信じられないですかねぇ…この時間が停止している状況にいても。でしたらお邪魔なようですので、時間を戻して私は立ち去りましょう」
「!!…ちょ、ちょっと待ってくれ!」
「フフフ、やはり今この状況を放っておかれたら困りますよねぇ…信じてもらえます?」
「わ、わかった。信じるよ…た、ただ…アンタはここへ何しに来たんだ?まさか俺を助けてくれるというのか?」
「ええ、そうですよ。魔界の善意…でね。私と取引をしてくださるなら、あなたを守って差し上げますよ」
「取引!?」
「ええ…。私はあなたのその強力な淫欲が欲しいのです。あなたがこの先、その淫欲をさらに発揮してくだされば、私はその淫欲のエネルギーを魔界で売りさばくことが出来るのです。いい儲けになるんですよ。魔界の住人たちは、人間の欲望エネルギー…特に淫欲から出来るカプセルをタバコのように好んで常用しますのでね…。協力してくださるのなら、この場をお助けし、その上であなたの淫欲をさらに発揮できる環境つくりのお手伝いをしますよ。まぁ、言わば儲ける為の投資ですねぇ」

聡史はいきなり突きつけられたその話に、正直迷いに迷っていた。
突然現れた魔界の住人と取引しろと言われても、この先何が起こるのか…これは夢かもしれないという思いまで込み上げてくる。
「迷う必要もないでしょうし、迷っている場合じゃないと思いますよ…このピンチでは…ね」
それもそうだ…今を何とか乗り切れるなら、悪魔にでも魂を売ろうではないか!聡史の決意は決まった。
「よ、よし。取引に応じよう」
「ありがとうございます。では、まずこの場を切り抜けましょう。その後でゆっくりとご相談をしましょうね」
そう言って、シルクは携帯を見つめたままで彫像のように固まっている女性客の頭に手をのせ、意味もわからない聞いたこともない言語のようなものをブツブツと唱えた。
直後…シルクの手がボーッっと怪しい緑色の光を放ったかと思うと、すぐに消えた。
「これで大丈夫でしょう。これから時間を戻しますが、この方はさっき起きたトラブルのことは一切記憶に残していませんので、ご安心下さいね。おいしいコーヒーを飲んで、トイレでスッキリして帰ろうとしているところです。時間を戻した後も、私はここに立っていますが、魔界の結界内におりますので、この方には私のことが見えません。いいですね?」
「あ、ああ…」
聡史は今だ半信半疑であったが、胸を不安で高鳴らせながら時間が戻る瞬間を待つしかなかった。

……………。

「あ、マスターさん、こんな時間まですみませんでしたぁ。でも、このお店、すごく雰囲気よくて気に入りましたよー。また来ますね!」
「え!?…あ、あ…ハハ…はいはい、是非またお越しくださいね…」
先ほどの怒りの剣幕とはまるで正反対の態度に、危機回避からの安堵と奇跡への驚きでしどろもどろになりながらも、何とかその女性客を見送った。

「いかがですか?よかったですねぇ。ピンチを切り抜けることが出来て」
「す、すごい…これが現実のことなんて…」
「どうです?ここまでくれば、いい加減信じてもらえますか?」
「あ、ああ…もう疑いようもなくアンタの言ってることと力を信じるよ」
「フフフ…ありがとうございます。では、取引の内容をご相談しましょうかね」
それからしばらくの間、聡史とシルクは密談を交わした。

しばらくしてようやく密談が終わり、
「いやぁ、聡史さん…アナタの欲望の深さと大きさには驚きました。よろしい、その全てに支援をしましょう」
「ほ、本当に?」
「ええ、まずこのお店を改装しなければならかったですね。改装のための資金もご用意しますよ。私にとって人間界のお金など、何の価値もありませんのでね。たくさんあるところから持ってくるだけですから、ご安心くださいね」
「あ、ああ…(それってどっかからくすねて来るってことか…)」
「それから、肝心なものを用意しなければなりませんが、それは改装後ということで…ではちょっとお待ちくださいね」
そう言った途端、シルクの身体がまるで空気に溶け込むように消えていった。

それから程なくして、再び空気の中から浮かび上がってきたシルクは、重そうなケースを抱えており、その中にはなんと、改装には十分すぎるほどの紙幣が入っていた。
「こ、これって…使っても問題ないお金なのか?」
「ええ、後で調べようとしても調べられないようなところから運んできましたので…全く問題ありませんよ」
「す、すごいね。魔界の力って…」
「ですかねぇ…まぁ、人間界では出来ないことはないってことくらいは確かでしょうけどねぇ…では、計画通りに改装が済んだときにまたお会いしましょう」


2ヵ月後…。
ようやくに計画通りの改装が完了した。
小さなビルの一階部分だけの店舗であったものが、都合よく二階も空き店舗になっていたので、上下をエレベーターで繋ぎ、二階建て店舗に改装しなおしたのだ。
改装が成った店舗内で、一人佇んでいたとき、
「ようやく終わりましたね…いい感じじゃないですか」
いつ来たのか、シルクが立っていた。
「ああ、お陰さまでね」
「では、これがアナタの欲望を叶えるアイテムです」
そう言って、シルクはカウンターの上に蓋の開いた箱を置いた。中には黒光りしている宝石のような石が、いくつも入っていた。
「これは?」
「これは黒水晶ですよ。人間界では黒水晶は“降魔鎮邪”の貴石として特別視されていて、陰の氣の吸収・浄化にかけてのスペシャリストなどともてはやされておりますが、本来は魔界の石なんですよ。人間界での邪念をたくさん吸収した黒水晶は、ものすごい魔のパワーを持っておりましてね。これらはかなり熟成された石たちです」
「へぇ…で、これをどう使えば?」
「ええ、今夜一晩、これをアナタの寝床の下に敷いて寝てください。それでこの石たちはアナタの淫欲を共有するようになります。その後、これらを一つずつ、この店の全ての角に置いていってください。それで完了です。そうすることで、ここには魔界の結界が引かれ、この中ではアナタはその淫欲のままにしたい放題ができますよ…フフフ…」
「それは…すごい…」
「それでは…アナタの淫欲が最大限に放出されることを期待しておりますよ…ゴキゲンヨウ…」
シルクはそう言い残して、いつものように空気に溶け込んでいった。

いよいよ…待ちに待った計画の実行である。
もうこれまでのようなチマチマした危うい橋を渡るような変態行為など、しなくてもいいのである。

(黒水晶<第2話>に続く…。)

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妄想商会(9)~悪夢〈第5話〉~*特殊アイテム

保健指導室内では、異様な光景が展開されていた。
こともあろうに、学校職員が在学生である水野有紗の制服を身に纏い、その有紗のショーツの匂いを嗅ぎながら、ベッド上で大股を開いて喘いでいるのだ。
そしてその痴態を自前のカメラで撮影しまくっている男子学生が一人。

カメラを構えている隆志の前で、恥ずかしげもなく痴態を曝け出している瞳は、
「(アァ…これなのぉ…この快感…たまらない…アハァ…そうよ…これが私がずっと望んでいたこと…私は変態…この変態の姿をもっと隆志君に見てもらいたいのぉ!!…)」
隆志のもくろみ通りに脳内変革が急速に行われているようで、今やこの異常な行動に完全に酔い痴れていた。
「瞳さん、すごく感じてるね。だんだんとパンティのシミが大きくなってきてるよ。変態瞳…この名前がピッタリだね」
「アァァ…そう…私は…変態…」
「そうだよ。瞳さんは変態なんだ。僕の前で変態行為をすることにものすごい喜びを感じるんだよね?」
「…うん…そうなの…」

遂に瞳は心の内の衝動を、口頭で認めた。
完全に隆志に弄ばれる変態奴隷に堕ちた瞬間である。
「瞳さん、水野のパンツさ、手に持ってると疲れちゃうから、股間の部分が鼻に当たるようにして被っちゃいなよ。でさ、フリーになった手で、思い切りオナニーしちゃおうね。変態なんだからさ!」
「あ、…うん…」
瞳は有紗のショーツをまるでマスクのように被り、股間のクロッチ部分の両側からトロンとした目だけを覗かせて、右手は股間左手は胸に運び、同時に激しくまさぐり始めた。
「アアゥッ!…」
電撃的な刺激が身体中をかけめぐるすさまじい快感に、大きく身体を仰け反らせ、喘ぎに喘いでいる。

「(よし…このまま一気に…)」
隆志は変態女子高生になりきっている瞳の顔に近づき、ズボンのジッパーを下ろして、ギンギンに張り詰めている一物を曝け出した。そして、そっと瞳の口を覆っている布を口が出る程度にめくりあげ、
「変態の瞳さん…もっと変態らしくさせてあげるよ。僕のこれをしゃぶりながらオナニーしている姿を撮影しようね。どう?より変態っぽいでしょ?」
「ァハァン…」
一言喘ぐとともに大きく口をあけ、自ら顔を寄せて隆志の一物を口の中深くまで没入させ、これまでの数少ない男性経験を活かして、器用に舌を動かし始めた。
「(!!…おおおおおおおおっ!!!こ、これがフェラチオ!?…それもずっと好きだった瞳さんのフェラチオ!!スゲー気持ちいいっ!!)」
初体験の隆志は、憧れの瞳にされている…という感動にも後押しされて、ものすごい快感の絶頂に達していた。

浅い付き合い方ではあったが、孤独な隆志にとってこれまで何度となく通った唯一のオアシス的存在の保健指導室で、さらにマドンナ的存在の瞳とこんな変態プレイが出来る日が来るとは、一体誰が予想できたであろうか。いや、普通であればそんな予想などが思い浮かぶ可能性さえ皆無なはずであった。
しかし、今やこれが現実。
目の前には、女子生徒の汚れたショーツを被ったまま隆志の一物を丹念に舐め上げながら、自身のショーツを絞れるのでは…と思うほどに濡らしながら激しくオナニーを続けている変態性欲女となった高松瞳がいるのだ。
「あぅぅ…ひ、瞳さん…いい画が撮れてるよ。で、でも…そろそろイキそう…変態なら当然全部飲み干してくれるよね?」
瞳は口一杯に隆志の一物を頬張りながら、コクリとうなづいて見せた。
「うぉぉぉっ…いくよっ!」
かけ声一発。…ドピュッドピュッドピュッ!!溜まりに溜まった欲望の塊のような濃い精液が、瞳の喉奥深くに注ぎ込まれていく。
「ングッ、ングッ!ングッ!」
喉を鳴らしながら唾液と精液のミックスジュースを美味しそうに飲み下していく変態女。その女はかつて可憐、清純、高潔、朗らかなどといったイメージの代名詞的存在だったのだが、今は淫乱、淫靡、変質者、インモラルの代名詞と言えるような存在に成り下がっていた。
しかしこの変化は嫌々ながら強要されたものではないのである(まぁ、極論的には隆志に変えられたのだが)。自らが己の奥底に眠っていた性を呼び覚まし、覚醒したことを自覚し能動的に行動しているのだ。だから、精液を飲み下しているその恍惚とした表情にも、幸福感さえ見てとれるほどなのである。

「変態の瞳さん…どう?おいしい?」
「ング……うん、おいしぃ…」
「僕も最高に気持ちいいし、とっても変態な写真が撮れてるよ。それにほら…僕ももう止まらないよ」
隆志の一物は発射直後にも関わらず、もうその張りの勢いを取り戻していた。
「すごいね…もっと頂戴…」
瞳の方も一旦解放した自己の変態感情に歯止めが利かなくなっているらしく、より積極的な応対をするようになってきていた。
「あのさ、今度はこっちの方で受け止めてくれないかな…その方がもっと変態な姿を撮影できると思うんだ」
そう言って、隆志は瞳の股間でまだ小刻みな動きを続けている彼女の手に、自分の手を重ねた。
「アゥン…隆志君なら…いいよ…」
隆志は幸福感の絶頂に達していた。強制ではなく、瞳の自発的な了解を得て交わることができるのだ。
瞳に認められた充足感と、遂に訪れた童貞喪失の瞬間に身を震わせる思いで、急ぎ早に瞳の下半身部分へと身を動かし、彼女の開かれた両脚の間に身を座らせた。

「じゃあ、いくよ…」
「うん…」
お互いの気持ちを確認した上で、瞳の質感のある両太ももをグイと持ち上げ、張り詰めた一物を少しずつ彼女の体内に埋めていく。
「う、うわぁ…温かくて、柔らかくて…すごい…気持ちいい…」
これが女体の温かさなのか…そんなことを全身で感じながら、撮影も忘れて一心不乱に腰をスライドさせ始めた。
「アッ!アッ!アッ!アッ!…」
突き入れるたびに漏れてくる可愛らしい喘ぎ声が、隆志の爆発にさらに拍車をかける。
「あぁぁ…もうダメだ…イキそう…瞳さん…どうしたらいいかな…」
「アァァァ…だ、大丈夫よ…今日は大丈夫…中で出していいよ…アンッ!!」
「あああっ!いくよ!いくよ!!」
…ドピュッドピュッドピュッ!!
隆志はその色気のない叫びとともに、瞳の体内に大量の白いマグマを噴出させていった。


それから数週間後…。
瞳の生活は一変していた。
白と淡いイエローで統一されている室内カラーこそそのままであるが、可愛らしい小物が飾られていたラックには、今はいきり立つ男根を形取った様々なサイズのディルドーやバイブなどが恥ずかしげもなく飾られ、また、クローゼットには様々な学校のセーラー服やメイドコスチュームなどがこれ見よがしに掛けられている。
部屋の中央にはパソコンが置いてあり、その前には開脚時に脚が置きやすいような箱型のソファが備え付けられ、パソコンにはwebカメラが設置されていた。毎夜ここで顔こそ出さないものの、不特定多数の男性に自分の秘所を披露しているのだ。「変態学校職員ヒトミ」今やそのニックネームはネット界では、かなり知られる名前になっているようである。

当の瞳は今の暖かい季節でもあるので、家の中では全裸で生活している。
隆志からプレゼントされた赤い首輪以外は、何も身に纏っていない。
外出時のみそれなりの服装はしていくが、下着の趣味は完全に変わっている。スケスケや穴あきなどの刺激的な下着しか今は持っていない。
仕事であろうが、正装で参加するパーティであろうが、そういった下着しか身に着けたくないのである。

そして週に3日は泊まりに来る隆志を、日々心待ちにしているのである。
隆志と行う変態プレーの数々が、今の瞳の心の幸福感を支えてくれていると完全に信じ込んでいた。
隆志の為にもっと変態にならなくては…この一念が瞳の元気の源になっているのである。
そして今夜もきっと隆志が登場する悪夢…いや、幸福夢をみることであろう。
夢の中で次はどんな刺激が生まれるのか…そしてそれが現実生活に反映していく喜びをもっと味わいたい…。そんな思いで一杯なのである。
なぜそんな夢ばかり見るのか…それは未だに瞳には分からない。ただひたすらに自分の中で眠っていた欲求とだけ信じている…。

(妄想商会~悪夢~<完>)

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妄想商会(8)~悪夢〈第4話〉~*特殊アイテム

保健室を後にした隆志は、瞳の不自然さに程よい手応えとささやかな喜びを感じながら、昼休みの残り時間をいつも行く屋上のベンチで過ごそうと思い、屋上への階段へ差し掛かると、なんとそこに妄想商会で出会ったシルクが立っていた。

「やぁ、どうも隆志さん。突然こんなところで待ち伏せしてしまって、すみませんね」
相変わらずの不気味な薄ら笑いを浮かべながら、待ち伏せしていたことなど申し訳程度にも思っていないような軽い頭の下げ方である。
「ちょっ、ちょっと!こんなところでなにやってるんですか!来てもらっちゃ困りますよ!」
「ご心配なく。私の姿は他の人には見えませんから」
「へ!?…そうなの?」
「ええ。これでも人間界と魔界を渡り歩く…なんて非現実的なことが出来てしまう私ですから。今は魔界側の結界を通してあなたに会っているんです。ですので、ご安心を。」
「う、うん…。分かったけど、あの~、何しに来たんですか?」
「いえね、色々とお楽しみなようですが、あなたの妄想エネルギーをお買い求めの魔界のお客様が、イマイチ味が薄い…と仰られてましてね」
「味が薄いって…!?」
「以前お話しましたよね。魔界では人間の妄想エネルギーが、タバコのように嗜好されていると…なので、そのエネルギーが強ければ強いほどそのエネルギーの味も濃くなるんですよ」
「へぇ…そうなんだ…って、じゃあ、僕の妄想がまだ弱いってことですか?」
「まぁ、そうなりますね。隆志さんはまだ瞳さんと直接交わっていませんしね。やはり妄想の果てに男女が交わりあって快感の絶頂に達した時のエネルギーが、最も高値で売れるんですよ~。ということで…本来はこんなことしないのですが、隆志さんの念願成就のために、ちょっとおせっかいをさせていただくことにしました」
「おせっかい??」
「ええ、ある女性の行動をちょっとだけ操作して、瞳さんをより刺激してみることにしました。放課後すぐにその行動が行われるでしょう」
「よく分からないけど…で、僕はどうすれば…」
「このモニター貸してあげます」
そう言って、シルクは携帯電話のような画面付きの装置を手渡した。

「魔界のモニターです。開けば映りますよ。閉じれば消えます」
そう言われて、隆志はおもむろに二つ折りのモニターを開いてみた。
そこには、机に座って書類に目を通している瞳の姿が、頭上からのアングルで映し出されていた。
「!!!…これって…」
「そうですね。保険指導室の今の映像です。下のスクロールキーで、室内どこでも見れますよ」
「す、すげーっ!!これって盗撮ですよね」
「魔界のアンテナ通してますからね。カメラなど必要ないので…ただ、高価な物なので、隆志さんが下校する時には勝手に消滅して、私の手元に戻りますのでね」
「う、うん。で、ここにその放課後に起きる出来事…が映し出されるんですか?」
「そういうことです。多分、あなたが期待している通りの展開になるんじゃないですかね~。あれだけ念入りな下準備していれば…フフフ…で、その出来事の後にもう一度指導室に行くとよいでしょう」
何だかシルクに今までの変態行動を全て見透かされているようで、恥ずかしく思いながらも、期待の方が上回っている。
「わかりました。色々とどうもありがとうございます」
「いえいえ。こちらこそ、隆志さんに頑張ってもらえた方が儲かりますんでね。これ以降、あなたの念願が成就されれば、あなたとお会いすることは無いと思います。まぁ、顧客リストには載りますので、また新たな妄想が育まれれば、お会いする機会もあるかもしれませんがね…」
そういい終えたと同時に、シルクの姿はその後ろの壁に溶け込むように消えていった。隆志の手の中には、受け取った魔界のモニターがしっかりと握られている。
果たして放課後、ここに何が映るのか…今見ていても、あまり変化の無い瞳の事務作業姿しか映らないので、放課後を楽しみに…と思いながら屋上行きは取り止め、教室へと向かった。

そして放課後…。
隆志は期待に胸を膨らませ、急ぎ早に屋上へ向かった。放課後の屋上は、ほとんど人影も無いので、落ち着いてモニターを見ていることができる。
ベンチに座ってモニターを見ると、瞳はどうやら棚の中を覗き込んで備品のチェックでもしているらしかった。
「まだ何も起きていないか…」
そう思いつつ、ふとモニターの側面を見ると、何やらジャックの差込口のような穴があいている。もしやと思い、自分のミュージックプレーヤーのイヤホンを差し込んでみると、やはり音まで入るではないか!なんて素晴らしい装置なんだ…とつくづく思いながら、しばらく様子を窺うことにした…。

その頃、保険指導室…。
瞳は隆志の推測通り、事務備品などの在庫チェックをしていた。すると、ガラガラとドアが開き、
「瞳さ~ん、あっ、いたいた!」
入ってきたのは、なんとあの制服盗難事件の被害者である水野有紗である。
有紗はこれから水泳部の練習があるのであろう。既に着替えてジャージ姿で保険指導室に入ってきた。
夢の中でのいきさつをはっきりと覚えている瞳だけに、突然の有紗の来訪にドキリとしながら、
「あ、…あら…水野さん…どうしたの?」
「瞳さん、ごめんなさい!まだ仕事してるでしょ?できたらこの着替えが入っているバッグ、ここで預かってもらってもいい?」
「えっ、あっ、別に構わないけど…でも、どうして?」
「私、昨日部室に置いておいた制服とか盗まれちゃってさ。それ以来、部室に置くの嫌なの」
「!!(盗まれた…って!?じゃ、じゃあ、あの夢の中で着た水野さんの制服って…でも、あれは明らかに夢だし…)」
「瞳さん?どうかしたの?迷惑だったらいいけど…」
「あっ!ごめんごめん。ちょっと考え事しててね。いいよー。そのイスの上にでも置いていっていいよ。練習頑張ってね!」
「瞳さん、サンキュッ♪」
もうじき練習が始ってしまうのであろう。有紗は着替えその他で膨らんだバッグをドサッと置いて、急いで指導室を後にしていった。

その模様を隆志は高鳴る心臓の鼓動を抑えながら、食い入るように見入っていた。
こんなことは全く不自然なのである。確かに盗難に遭ったのは昨日のことであり、着替えた物を部室に置いておくのは心配だろうが、そうであればそのバッグごとプールサイドにでも置いておけばいいはずであるし、部でも何らかの善後策は考えているはずである。それにプールと保険指導室はかなり離れている。これは全くの不自然であり、あり得ない状況設定であった。
だから、これがシルクが仕掛けたことであろうことが容易に理解できたのであり、それがためにこれから何が起こるのかという期待で胸がこんなにも高鳴っているのである。なにせ、瞳の次の行動がある程度予測できているのだから当然であろう。このシチュエーションで瞳が起こすであろう行動の下準備をしてきたのは、彼自身なのであるから当然である。
隆志は引き続きモニター画面に食い入っていった…。

保健指導室内では有紗が去った後、瞳は引き続き備品管理を再開していた。しかし、徐々に何やら落ち着きがなくなってきている。明らかにチラチラと有紗のバッグを気にしているのだ。
「(み、水野さんのバッグ…あの中に彼女の着替えが…あの制服や下着で夢の中であんなことを…ヤダッ!私ったら、何考えてるのよっ!)」
瞳の脳裏には、昨夜の夢の中での出来事がはっきりと残っている。あの忘れ得ない興奮と快感がありありと蘇ってくるのだ。
「(…あぁ…でもやっぱり…もう一度…今度は夢ではなく本当に…あぁ…誰もいないし…ちょっとだけなら…)」
瞳は自分の中から湧き上がってくる淫らな衝動を抑えることが出来なくなってきていた。これも隆志が仕組んできた下準備の効力なのである。“夢の中の出来事が自分の望んでいること”この暗示が今その効力を発揮しようとしているのである。

瞳は遂に行動を起こした。
有紗のバッグを掴むと一旦ドアを開け辺りに人の気配が無いことを確認した後、指導室内のベッドの上にバッグを置き、そしてカーテンを閉めた。これで一応外からはベッド内の様子は見えなくなったはずである…さっきからずっと瞳の様子に見入っている隆志を除いてだが、瞳は自分の行動の一部始終を隆志に見られていることなど、全く気付いていない。
そのまま震える手で有紗のバッグのファスナーを開けた。
中から微かに漂ってくる少女の匂い…それだけで瞳は頭がボーっとしてくるようだった。こんな衝動は、本来変態オタク男が持つべきものなのであろう。まさか頭脳明晰朗らか前向き思考のうら若き美人職員が持つべき性癖ではないはずであるが、今の瞳は隆志の歪んだ妄想により、完全に変えられてしまったのである。

瞳はバッグの中から有紗の制服を取り出し、少し焦っている様子で一気に自分の衣服を脱ぎ始めた。そしてピンクの上下揃いの下着姿になると、有紗の制服に着替え始めたのである。隆志が盗み出す際、瞳の体格と同格のターゲットとして有紗を選んだのだから、その制服が瞳にフィットするのは当然である。
そんな偶然に気付かないほど瞳は興奮の坩堝の中にいた。夢の中でのあの快感が現実に…この思いだけであった。
靴下まで穿き終えると、そこには女子高生・瞳の姿が出現した。
「(ああ、この快感…たまらない…この格好を隆志君に撮影されて…ああ…隆志君にもう一度撮影してもらいたい…私のこの姿を…)」
一度噴出した欲求はとめどもなく溢れ出て、瞳の新たな精神を構築していく。隆志が望む変態性欲美女・瞳の開眼である。
瞳はさらにバッグの中から小さく折りたたまれた紺色の綿生地ショーツを取り出した。さっきまで有紗が穿いていたものである。それを裏返し、有紗の股間に当たっていた部分を自分の鼻に押し付け、思い切り鼻で周囲の空気ごと吸引する…
「ハァァ…」
声が漏れた。艶かしい声である。完全に快感に酔いしれている声であった。
瞳はそのままベッドの上に座り込み、壁に寄りかかって匂いを嗅ぎつづけながら、おもむろにもう片方の手がスカートをまくり、股間に伸ばしていった。
その手はゆっくりとしかし確実に彼女の秘所へと運ばれ、そして最も敏感な突起に指が到達した時、
「アァァァウゥ…」
身体中に電気が走ったかと思うような強烈な快感が走った。

まさしく異常な光景である。
モニター越しに瞳のあられもない痴態を目の当たりにしている隆志は、思わず息を飲んだ。
「(スゲー!夢の効果スゲーッ!瞳さんが自発的に変態オナニーしてる!これって、やっぱり完全に瞳さんが変わってきてるんだよな…)」
確かな手応えを実感していた。自分が夢の中で操っていたことと同じことを、今や自ら望んで行動しているのだから。
「(行動を見てから保険指導室に行くように…シルクが言ってたな。今この瞬間に僕が入っていったら…瞳さんはどんな反応をするだろうか…)」
思い立ったと同時に足は保険指導室に向かっていた。

人気のある階層を通り過ぎ、人気の無い保険指導室のある廊下にたどり着くと、足音を立てないように指導室に近づき、一気にドアを開け、
「瞳さ~ん!まだ仕事中?」
間髪入れずにわざと大きな声で呼びかけた。
「!!!」
カーテンの向こうから慌てた様子の布ずれの音が無音だった部屋内に響き渡る。
「あれ?瞳さん、そこにいるの?」
わざとらしく声をかけ、ゆっくりとベッドの方へ近づいていこうとすると、
「たっ、隆志君!?、ごめん!!い、今着替えてるからこっち来ないで!!」
かなり動揺している様子の声が返ってきた。
「おっとぉ…瞳さんゴメン!ゆっくり着替えてね。待ってるからさ」
意地悪な返事である。女性が着替えをしているのだから外で待てばいいのに、今の瞳にはそんな判断も出来ないだろうという余裕のあるタカのくくり方で、平然と屋内のベンチに腰を下ろしているのである。

程なくして瞳が慌てた様子で出てきた。しかし、ベッドのカーテンは閉めたままである。中に置いてある荷物(有紗のもの)を見られたくないということであろう。
「た、隆志くん。まだ帰ってなかったの?」
少々上ずりそうになる声を、何とか自分と周りの状況を落ち着かせようとしているかのような様子の瞳に、全て知っているのにな…という勝ち誇ったようなおかしさを感じながら、
「うん。ちょっと用事があってさ。瞳さんこそ、着替えってまた白衣姿になることだったの?てっきり帰り支度かと思ったよ」
「!!…えっ、あっ、う、うん…(もぉ~、何でよりによってこんな時に隆志君が…どうしよぉ…)」
いきなりの意地悪な質問に、切り返す言葉も見つからないようである。
「…で、隆志君…どうかしたの?帰らなくていいの?」
明らかにバツが悪そうに、今日は早く帰って…と懇願しているかのようである。
「…うん。何だかまだ帰りたくなくてさ…」
実はこのとき、隆志の方もここまで来たものの、ここから先のきっかけが掴めない状況に、心の中で動揺していた。

その頃、魔界側からもう一つの魔界モニターでこの状況を見ていたシルクは、
「う~ん。やはりウブな学生さんを選ぶと、何かと苦労しますねぇ…ま、これも商売。仕方ないですねぇ、ちょっと応援しますかね」
と独り言を言いながら腰を上げ、スゥ~ッと壁から浮かび出るように瞳の背後、すなわち隆志と対面する位置に姿を現した。
「!?(シルク!?どうするつもりだ?)」
シルクはニヤリと隆志に妖しい笑みを投げかけると、そのまま閉まっているカーテンの中に溶け込んで行き、すぐにまた戻ってきて、なんと音も立てずにカーテンを開け始めた。
開いたカーテンの中には、瞳がバッグの中に詰めたはずの有紗の制服や下着が広げられていた。そして完全にカーテンが開かれた時、隆志の耳の奥の方でまるで伝心術のように、
「(頑張ってくださいよ)」
という言葉と、また例の妖しい笑みを投げかけながら、再びスゥ~ッと壁の中に消えていった。

「(おいおい!余計なことを!…でもこうなったら…)」
コホン…。隆志は高鳴る胸の鼓動を抑えようとわざとらしく咳払いをしながら、意を決して、
「瞳さん…もしかして、着替えてたってのはあれのこと?」
瞳の後ろを指さした。
瞳は慌てたように後ろを振り向くと、
「キャッ!キャァァァ!」
完全に隠したはずの絶対に見られてはいけないものが、何故か全てが曝け出されている状況に慌てふためいて、
「ちっ、違うのぉっ!キャッ、キャァァッ!」
両手を開いて隠そうとするが、もうどうしていいか分からなくなっている状態である。
「へぇ…瞳さん、コスプレ趣味なんかあったんだね。もう見ちゃったんだから隠さなくてもいいって」
「ダ、ダメッ!だから違うってば…」
「(こうなったら行くっきゃない!)…瞳さんの制服姿さ、写真に撮ってもいい?っていうかさ、撮りたいな」
「!!…エッ!?…な、なにを…(しゃ、写真って…夢の中で…隆志君が…私のことを…)」
「いいじゃん。二人しかいないんだし。それに早くしないと、制服の持ち主帰ってきちゃうんじゃないの?それって生徒の誰かのでしょ?瞳さんも撮られたいんじゃないかな~って思ってさ」
「(やだ…私…こんな恥ずかしいことなのに…まさか…期待してる!?)」
「何故か分からないけど、僕もそんな気になってるんだよね…撮られたいんでしょ?僕に」
「(あぁ…私…もう…ダメ…)…うっ、うん…」
遂に瞳から肯定の返事を勝ち得た隆志は、心の中で最大興奮と共にガッツポーズをしていた。

隆志はいつも持ち歩いているデジタルカメラをポケットから取り出して、
「じゃあ善(!?)は急げだからさ、持ち主が帰ってくる前に拝借して撮影しちゃおうよ」
「…(な、なんでこんな展開に…これじゃあ、あの夢と同じ…まさか正夢なんて…)…う、うん…でもやっぱり恥ずかしいよ」
気持ちはあっても現実行動に移るまでには、やはり羞恥心が邪魔をするらしい。じれったさを感じた隆志は、ここで一つの賭けに出た。
「何いってるの?これをずっと望んでたんでしょ?夢の中の出来事は全て瞳さんが望むことでしょう。制服も着たいし、下着の匂いも好き、僕にも変態的な自分を見てもらいたいんでしょ?オナニーしてるところも全て…」
「!?(どうして!?どうして隆志君がそのことを!?エッ!?…私の中で…どうしよう…イヤ…止められない…アァ…私…変態…隆志君に見られたい…いろんなこと…されたい…私…変態…)」
隆志の言葉に一瞬戸惑いを感じた瞳だが、直接投げつけられたその言葉のために、開花しかけていた新しい自我形成に拍車がかかったらしい。驚くべき暗示効果である。

「瞳さん、それでいいんだよね?」
一瞬の戸惑いから今は少しボーっとしている瞳に、再び声を掛けると、
「あ、…うん…隆志君がよければ…私、そうしてもらいたいみたい…」
「やっぱりね。そうじゃないかと思ってたんだよ。もっと早く言えばよかったのに。こっちは大歓迎なんだからさ」
「(もっと早く…あぁ、そうよね…何でもっと早く言わなかったんだろ…大歓迎って言ってくれているのに…)」
隆志の言葉にようやく安心を得た様子で、いつものにこやかな瞳に戻りかけている。
「じゃあ、早く着替えようよ。ところで、それって誰の制服なの?」
わざとらしい質問を投げかけてた。
「えっと…水野さん…隆志君知ってる?」
「あぁ、水泳部のね。知ってるよ。へぇ、彼女のなんだ。けっこう可愛いもんね、彼女。そっかぁ、美人の瞳さんの身体と可愛い水野の制服と下着かぁ…最高のコラボかもね。変態の瞳さんにはピッタリだよ」
「うん…(あぁ…私は変態…変態…)」
「帰ってきちゃうよ!早く今着ている物脱いで!」
隆志に催促されて、ハッと気付いたように自分の服を脱ぎ始めた。もうそこには以前の恥じらう乙女チックな瞳の姿は無く、隆志の前でならどこでも裸になれるかのようなM的変態性を顕わにした瞳の姿しかなかった。

(悪夢<第5話>に続く…。)

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