2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

妄想商会(16)~黒水晶〈第7話〉~*特殊アイテム

闇商人シルクと板垣聡史の淫欲で支配された喫茶店がオープンして、数日が経過していた。

「いらっしゃいませー♪」
玲奈のいつもと変らぬ明るいウェルカムコールとともに、2階メンバーフロアのエレベーターの扉が開き、20歳代と見える、紺のタイトスカートがよく似合うスーツ姿の女性が入ってきた。営業の間の空き時間で休憩がてらに立ち寄ったと見えるその女性客は、メンバーになってから初めてこのフロアーに訪れたらしく、あたりをキョロキョロしている。

「お客様、このフロアのご利用方法はご存知ですか?」
「いえ、今日が初めてです」
「そうでしたかー♪では、簡単にご案内させて頂きますね♪」
玲奈は明るく元気に応対しながら、驚くべきことを口にし始めた。
「まず、このフロアにお越し頂きましたら、お召しになっているものを全て脱いで頂いて、私共が毎回お渡しするこのカゴの中に入れて、そちらの棚に置いてくださいませ♪」
「あの、靴もですか?」
「ええ、そうです♪ご覧の通り、このフロアはメンバーのお客様に最高の寛ぎを感じて頂くことをテーマにさせていただいていますので♪」
「そうですね、皆さん気持ちよさそう…」
「はい♪皆様に大変喜んでいただいておりますー♪それと、脱いだショーツだけこちらのブラックボックスの中にお入れください。これは大変ご好評頂いている、お帰りの時の“お楽しみボックス”で、お帰りの際にはこの中身の見えない箱の中から私共が一枚だけ取り出しますので、それを穿いてお帰りいただきます♪“お洒落なショーツ交換”です♪素敵な企画でしょう♪あ、もし生理中の時には、衛生上ショーツのみ穿いたままでのご利用となり、この交換企画にはご参加頂けませんので、ご了承くださいませ」
「それは仕方ないですね、こんな素敵なフロアを汚しては申し訳ないですから」
「ご理解ありがとうございますー♪ではお客様、本日はこちらのカゴをご使用ください♪脱衣がお済みになりましたら、お席にご案内いたします♪」

何と言うやりとりか…。
ただ喫茶店にお茶しに来ただけなのに、店員から『全裸になれ』と言われ、その驚くべき要求に対して何の疑いも持たずに『はい』と受け入れる客。それも、帰る時にはこのフロアーを利用している客の、誰の物かも分からぬパンティを穿いて帰らなければならないのだ。
使用中のパンティを交換して穿くなど、どんなに仲の良い間柄でも憚られることだろうが、これも“お洒落な女性のための素敵な企画”として、嬉々として受け入れる客…。

見渡せば、このフロアーには既に6人ほどの女性客がおり、その誰もがやはり全裸姿で、それぞれが案内された席で、満足そうに寛いでいる。
彼女たちは、この選ばれた者だけが利用できる空間に、各々の脳内で描き出せる限りのステイタス性と憧れを感じているのだ。
先ほどの客も言われた通りの全裸状態になり、どこを隠すでもなく、堂々と玲奈に案内された席へ腰を下ろした。

聡史は自らがチョイスした、この美女の楽園のような光景を、2階にも設置してあるカウンター内から、股間の一物をはちきれんばかりに膨張させながら見入っている。

玲奈が先ほど案内したばかりの客のもとに行き、
「お客様、お決まりですか?」
「えっとぉ…色々あって迷いますね、オススメとかありますか?」
「そうですねー、失礼ですが“フェラチオ”のご経験はありますか?」
「え、あ、はい。ありますよ」
「でしたら、回数限定なんですが、“マスターのチ○ポからお口で生絞りミルク入りコーヒー”は人気ですよー♪」
「へー、まだあるんですか?」
「今日はまだ大丈夫だと思いますよ♪」
「では、それをお願いします。それと…この“玲奈のホットバナナ”も一緒で。これは玲奈さんが作るのですか?」
「はい♪…っていうか、作るというよりは、愛情込めて温めさせていただきますぅ♪」

注文を取り終えた玲奈が聡史のもとに歩み寄り、
「マスター、限定ミルクコーヒーのご注文いただきましたぁ♪3番テーブルのお客様ですー」
「お、そっかぁ、オッケー。じゃあ、コーヒーの準備お願いね」
「はーい♪」
聡史を見送った玲奈は、早速コーヒーを炒れ始めながら、取り出した一本のバナナの皮を剥き、
「はぁぅ…」
なんとそれを自分のオ○ンコにすっぽりと挿入してしまった。“ホットバナナ”を作成中なのである。

聡史は限定ミルクコーヒーの注文を受けた客のもとに赴き、
「お客様、限定ミルクコーヒーのご注文ありがとうございます。では早速お口で搾り出してください」
そう言って、彼女の目の前でズボンのジッパーを下ろし、既に半勃起している一物を取り出した。
「あ、はーい。では…(ハムッ…レロレロ…チュバチュバッ)」
「おぉ…お客様、お上手ですねー、これならすぐに絞れそうですねー、おぉぉ…玲奈ぁ、早くコーヒー頼むー」
その女性客がヨダレを垂れ流し、おいしそうにしゃぶり始めて程なく、
「マスター、コーヒーここに置きますね♪」
玲奈がコーヒーを運んできた。
「お、おぉ…サ、サンキュー、もう、出そうだ…お客様、お待たせしました…じゃあ、たっぷりのミルクをコーヒーに注ぎますね」
言うなり、優しく彼女の口からチ○ポを抜き出し、用意されたコーヒーめがけて“ドピュッ!ドピュッ!”と、勢いよく濃白の飛沫を浴びせかけた。
コーヒーカップの中に収まりきらなかった飛沫は、遠慮なくカップの縁を汚し、カップの中に命中したものは質量のあるドロドロの液体よろしく、コーヒーの中に沈殿し始め、コーヒーの熱で温められたタンパク成分が白い膜のように漂っていた。
「よくかき混ぜてお飲みくださいね」
「わぁ、おいしそうですねー」
横にいた玲奈も、
「はーい、こちらもお待たせしましたぁ♪“玲奈のホットバナナ”ですぅ♪よーく温まってますよー」
玲奈はおもむろに剥き出しになっている股間部分に手をやり、自ら数本の指をオ○ンコに挿入させ、少しこねくり回しながら、ヌルッとした液状の膜に覆われ、全体に光沢を帯びたバナナを取り出して、皿の上に盛り付けた。
「こっちもおいしそうですね!」
その女性客は、こうしたパフォーマンスを“鮮やかなシェフの手並み”的感覚で認識しているのか、目を輝かせてその一部始終に見入っていた。

こんな調子で、続々と破廉恥極まりないオーダーが飛び交い、一階のエコノミーフロアに比べると、このメンバーフロアは、正に異常なインモラル世界と化していた。
しかし、客の女性達にとっては、ここで寛ぐことが彼女達にとっての“最高の癒し空間”になっている。もし万が一、今ここに警察の立ち入り検査が入ったとしても、この結界内で行われている、また起こっていることは、全て世の中の常識の範囲内なのだから、何ら心配する必要もない。
はやり、太古の昔から人間は、魔界の力に抗うことなど出来ないのだろう、ここは正にその事実を具現化していると言えよう。

友達同士で寛いでいる美女二人組の席に、玲奈が届けているメニューなど、それを象徴するような代物である。
「コーヒーとバイブのセット、お待たせいたしましたぁ♪」
そう言って、玲奈はコーヒーの隣に何の憚りもなく、禍々しい男根を象った大型のバイブを添えた。
程なくして、コーヒーを飲みながら股間を開き、その中心にバイブを突き入れ始めた彼女達の口から、
「あぁぁん…はぁう…あぁ…これ、きもちいぃ…」
「あぁ…ホントだね…ぁうっ、…すごい寛ぐぅ…」
などと言う、何とも艶かしい満足に満ちた会話が交わされ始めた。
その二人の下に聡史は歩み寄り、
「お客様、お寛ぎのところ恐れ入りますが、当店のご感想はいかがですか?」
「ええ、とっても居心地がいいお店です…あっ、はぁぁ…」
「それはそれは、誠にありがとうございます。もしよろしければ、ご来店の記念に、ご一緒にお写真を撮らせて頂いても構いませんか?」
「あぁぁう…は、はい…私たちでよろしければ…喜んで…」
「う、うぅぅ…マ、マスターと並んで撮ってもらえるなんて光栄です…あぁ…」
「ありがとうございます。おーい、玲奈、ちょっと写真撮ってくれるかな。あ、お客様達はそのままお寛ぎの格好のままで結構です。そういう寛いで頂いている姿が、またここの評判にもなりますので」

と言うことで、全裸でバイブを股間に差し込んだままの美女二人と聡史の、にこやかな記念写真が撮影されてしまい、それが後にエコノミーフロアの掲示コーナーに、貼り出されることになる。

「マスターさん、ごちそうさまでした♪」
先ほどの聡史の濃厚ミルクコーヒーをきれいに飲み干した、営業途中と思わしき女性客が帰り際に声をかけてくれた。
「ありがとうございます。また是非、ご来店くださいね」
「はい♪ちょくちょく寄らせてもらいます」
「そうそう、お楽しみのショーツ交換しましょうか。では、私が一枚取りますね」
そう言って、聡史は今このフロアにいる8名ほどの女性客のパンティが詰め込まれている、中が見えないようになっている黒い箱に手を入れた。
「はい、ではこちらが当たりました」
聡史が取り出したのは、彼女が穿いてきた黒のパンティではなく、鮮やかなピンク色のパンティであった。
「あ、キレイな色♪何だか気分が変っていいですね!」
まるで当りくじを引き当てたかのような喜び様で、聡史の目の前でそのパンティに足を通し始めた。
誰の物かも分からず、股間部分にはどんな汚れが付いているのかも気にせずに、さっさと自分の股間部分に他人の汚れを押し付けてしまった。
これからのお仕事も、他人の汚れとともに張り切ってこなしていくのだろう。
全ての着替えを終えた彼女は、意気揚揚に店を出て行った。

彼女を見送って再び店内を見渡した聡史は、一番奥の席にいつの間にか座っている闇商人シルクの姿に気付いた。
「今来たんですか?いやーお陰で楽しませてもらってますよ」
「そのようですね。私も投資のし甲斐があったというもので…。お陰さまでこの店から取れる淫欲カプセルは、魔界でも大好評でしてね」
「それはそれは、で…今日は何の用で?」
「はいはい、実は投資者として、新たな提案をお願いしに来ました」
「新たな提案?」
「ええ、黒水晶の暗示力を更に強くしたものに交換していきますので、是非とも一階部分を“カップル専用”にしていただきたいのですよ。聡史さんはこの二階フロアの客で十分楽しめているようなので、一階でもっと強力な淫欲を収穫できるようにしたいのです。もちろん、そのカップルの女性から気に入ったのをこのフロアにお誘いすればいい訳で…」
「ほー、それは別に構わないけど…ははぁ、なるほど、カップルで“やりまくり”ってことでしょ?」
「さすがにスルドイ。その通りですよ」
「でも、それなら今の暗示力でも可能なんじゃないの?」
「確かに…“この店内だけ”という暗示ならこのままでいいでしょう。しかし今回私が提案しているのは、“ここで暗示にかけられた効果が未来永劫的に全世界どこへ行っても、“人間界の常識”として受け入れられる”というものでしてね。例えば、そうすれば今志穂さんに埋め込んでいるアナルプラグも、旦那さんに何の憚りもなく受け入れられるのですよ」
「うわー、それはすごい。是非やりましょう!」
「かしこまりました。では私はこれで…帰り際に水晶を交換しますのでね。後はよろしくお願いしますよ」
言うなり、シルクの姿は壁に溶け込むように消えていった。


数日後…。
店内の雰囲気は一変していた。
比較的ノーマルに近かった一階フロアは、まるでハプニングバーのごとき野獣的性欲を剥き出しにしたカップルで全席埋め尽くされ、コーヒーのほろ苦い香りとともに、そこ彼処から艶っぽい喘ぎ声や嬌声が響き渡っている。

カウンターに目を向けると、カウンター内で忙しなくオーダーに追われている志穂の目の前のカウンター席には、なんと彼女の夫が座っていた。
志穂自身が勧めたらしく、ここ数日、仕事の合間を縫っては足を運ぶようになっていた。
自分の愛妻が、ほぼ全裸に近い格好であるだけでなく、色っぽい豊満な臀部の亀裂の中心部から凶悪な極太のアナルプラグをはみ立たせているような変態的な姿にも、まるでテキパキと働く姿に惚れ込んでいるような優しい眼差しを向けている。
「あなた、今日もいつものでいいの?」
「ああ、“志穂スペシャルアイスコーヒー”を頼むよ」
「はーい♪」
“志穂スペシャルアイスコーヒー”…それの準備に取り掛かった志穂は、まずおもむろに自分のアナルに深く埋め込まれた極太プラグを苦も無く抜き取った。
もう数週間、毎日寝る時も埋め込まれているプラグだけに、抜き取られたアナルは、もうその口を閉める力も失ったように、ぽっかりと暗い洞窟の入口を覗かせたままになっていた。
そこへ、プラグ直径とほぼ同サイズの特注シェーカーの下半分だけを口の方から押し込む。そのシェーカーの中には、事前に用意されたアイスコーヒーが入っている。
そのまま志穂はその場に寝転がり、なんと下半身を天井に向けるように両腕で下半身を押し上げ、「フンッ」という小さいかけ声とともに、一気にそのシェーカー内のコーヒーを、自身の体内に導き入れてしまった。
そしてシェーカーを押し込んだまま、再び立ち上がり、片手でシェーカーが落下しないように押さえたまま、もう一度「フンッ」というかけ声とともに、体内からコーヒーをシェーカー内に戻したのだ。
そして、それを氷の入ったグラスに注ぎ、
「はい、あなた、お待ちどうさま」
そう言って、最愛の夫の前に差し出した。
このスペシャルアイスコーヒーの製造技術は、ここ最近、彼女が身に付けた得意技である。

それから程なくして、カランカランとドアベルを鳴らしながら、
「ただいまー」
という声とともに、マネージャーの綾子が全裸に赤い蝶ネクタイと黒いハイヒールのみという、露出狂同然の格好で、外出から戻ってきた。
「あ、綾子さん、商店会の会合、お疲れ様でした」
「ふぅ…志穂さんもお疲れ様。…まったくもう…、あのオジサマ達ときたら、融通の利かない偏屈ばかりなんだから」
「フフフ、この商店会の集まりは、もういいお歳の頑固な男性ばかりですものね。その中で紅一点の綾子さんはよくやってると思いますよ」
「ありがと…。あのオジサマ達を前に、今度のイベントのプレゼンをしたら疲れちゃった。ちょっと奥でお茶だけ飲ませてね」
「どうぞー」

そう言って奥の部屋に消えた行った綾子は、その会話の通り、定期の商店会の集いに参加し、大勢の年配男性の前で、その見事な肢体を包み隠すことなく披露したままで、近々予定しているイベントのプレゼンテーションをしてきたばかりなのだ。
毎回の商店会の会合は、記録保存という名目で、ビデオ撮影が行われており、後ほどそれが加盟店各店に届けられる仕組みになっていて、その変態的な会議の様子を鑑賞する事が、聡史の楽しみの一つになっていた。

二階VIPフロアでは、相変わらず聡史と玲奈による、異常なサービス世界が繰り広げられており、このお店は、今後益々異常な繁栄を続けていくことになるであろう。
魔界商人のシルクの微笑みとともに…。


(妄想商会~黒水晶~<完>)

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

妄想商会(15)~黒水晶〈第6話〉~*特殊アイテム

闇商人シルクと聡史の淫らな邪心によって改築された喫茶店の新装オープンが、いよいよ明日に迫った。

上質な従業員もとりあえず揃い、一安心である。
その組織構成は以下の通りで、

マネージャー:加賀谷 綾子 25歳
若くして某有名大型エステチェーンの本店店長職を務めていた、かなりの美貌と知性を兼ね揃える“デキるキャリアウーマン”だったのを、ヘッドハンティングした。
使用制服:全裸に赤い蝶ネクタイのみ

チーフ:杉崎 玲奈 23歳
改装前の前店舗時代から継続採用。弁護士の父と、女流画家の母を持つお嬢様。自身もデザイナーを目指し、目下勉強中。
使用制服:白の薄手競泳水着(股間露呈用の切り込み&乳房露呈用のゴム穴付き)
     赤の蝶ネクタイ

一般店員:澤野 志穂 30歳
音大卒業後、音楽講師として働いていたが、一流商社勤務の男性との結婚を期に、セレブ系専業主婦に転身。都内一等地に建つ高級マンションで、夫婦二人の優雅な生活を送っている。
使用制服:白のスケスケパンティ(クロッチ無し)
     白の膝上までのタイツ
     赤の蝶ネクタイ
     アナルプラグ(太さは暫時変更)

そして、マスターの板垣聡史の4人である。

店内の装飾やその他の内装工事も終了し、いよいよお客様を待つだけとなった。
今回の改装で最大の改良点は、これまでワンフロアーのみの店舗だったものを、2階部分も買い取り、2階建て店舗にした点である。
もちろんこれには、“ただ広くしただけ…”ということではなく、ちゃんと理由がある。
2階部分は『メンバーフロア』ということで、メンバーとして登録されたお客様のみが利用できるのだ。
そのため、エレベーターにはメンバーカードを差し込み式の認証システムまで付いている。

メンバーフロアーの内装は、『空間デザイナー 板垣聡史』としてのプロフェッショナルな感性が最大限に発揮された造りになっており、高級家具やオリジナルデザインの家具をふんだんに取り入れ、今時のセレブ&ハイソ嗜好の女性陣が憧れを持つにふさわしいものとなっていた。

もちろん、メンバー資格は女性にだけ付与される。
その選考は、お客様側からの申込み制ではなく、“マスターからの推薦状”を受け取ることが出来たお客様のみが、メンバーになるか否かを判断できるのである。
あまりにも公平さに欠ける選考方法で、普通のお店ならばクレームの嵐になるか、客離れを引き起こしかねないであろうが、ここは『黒水晶の結界』すなわち聡史の決めたルールが絶対であり、それが当たり前のこととして、常識内で受け止められてしまうのだ。

「おーい、みんな、よく聞いておくように。明日からいよいよオープンです。それで、とりあえずはこの4人で回していくわけだけど、見ての通りこのお店は2階建てになってるから、各フロアーの担当を決めるね。
一階のエコノミーフロアは、マネージャーの綾子と、それから志穂に担当してもらうね。二階のメンバーフロアーは、俺と玲奈ね。但し、まだメンバーはいないので、明日は全員でこの一階を盛り上げていこう。いいね?」
「はーい!」
3人のスタッフが声を合わせて、やる気に満ちた元気な声を出していた。

3人とも自分の腹部に白のガムテープを貼り、それぞれ自分の字で『今日はキレイなマ○コです』と表示している。志穂のみ、それとは別に『私のウ○コはもの凄くクサイです』という“衛生管理上”の表示も貼られていた。
玲奈は可愛い丸文字風で、綾子と志穂はそれぞれ“デキる”女性らしく流暢な書体で、自分の痴態を曝け出しているのだが、本人達はそれを当然の“衛生管理”としか認識できないのだから滑稽である。

「じゃあ、玲奈と綾子は2階の最終清掃を頼むね。志穂は新しく届いた食器類を箱から出して洗うところからスタートしよう」
各担当に分かれての作業が開始され、一階には志穂と聡史のみが残る形となった。
今志穂は、箱から出したプレートやカップをシンクに入れて、洗い始めたところである。
「志穂、まだウ○コ表示を貼ってるけど、便秘はそのままかな?」
「…はい、すみません…少しずつは出やすくなってるようなんですが…」
志穂のアナルには、この数日間の間に既に直径3cm弱のプラグが常時装着できるまでになっていたが、それでも出にくいとは、中々頑固な腸である。
「仕方ないなー、じゃあいつもの洗浄しておくか」
そういって、聡史はもう一つのシンクの蛇口にホースを取り付け、そのもう一端を志穂のアナルプラグに直接繋いだ。
実は彼女に装着しているアナルプラグは、特注品で中心に管が通してあり、プラグの底にはネジ蓋付きのノズルが飛び出ている。そのノズルにホースを繋げば、そのまま一気に直腸内に水道水を注入できる仕組みになっていた。

「志穂、ちょっとキツイけど、いつもの…いくからね」
「あ、はい…お願い…します」
志穂はこの洗浄を既に経験済みである。なのでその辛さも承知しているし、その恥ずかしさも承知しているが、“衛生管理上”致し方ない、当然だ…という雰囲気で、受ける体勢をとっていた。
聡史は緩く蛇口を解放し、志穂の直腸内に水道水を注入し始めた。
「はぅぅっ!……」
水道水の冷たさと迫りくる腸内の圧迫感に、苦悶の表情を浮かべる志穂。
彼女のアナルが咥えているプラグは、先端部分が傘のように太くなっているので、自力のイキミではまず抜くことが出来ない。
「志穂、今日は開店前だから頑張ってもらわないとね。3人の中で一番年長なのに、なんで一番下のタイトルかは、自分が一番よく理解しているだろう。そう、身体の中が一番汚いからだよ。だから早くいつもキレイにいれるようにしようね」
「あっ、あぅぅ…は、はいぃ…が、がんばり…ます…はぁぁぅぅっ…」
志穂の表情が益々険しくなり、洗物などしていられる状態ではなくなっていた。シンクに手を付き、両膝をギュッと閉じて、必死にお腹の膨張感と迫りくる排泄感に堪えているが、聡史の方は一向に注水を止める気配を見せない。
「今日はいつも以上に入れるよ。お腹の中に溜まっているものが、全て流れ出るようにね」
「はぁぁぁぁっ…も、もう…ダ、ダメ…です…」
今や息も絶え絶えの様子であるが、聡史の方は徐々に膨らみを増しタプタプになりつつある下腹部に手を当てながら、
「もう少し奥の方までお水を流し込まないとね。いつもはこれくらいだけど、今日はもう少し頑張らなきゃ。志穂が働きたがっていたお店が、とうとう明日オープンするんだから、その前に…どうしておかなきゃならないんだっけ?」
「…うぅぅあぁぁっ!はっ、はいぃぃっ!!…からだ…身体のな、中をーっ!…き、きれ…い…にぃぃ…して…しておき…ますぅぅぅっ!!あぁぁぁぁぁっ!も、もうっ!!」
いよいよ腸風船も限界が近づいているようで、先ほどまでの通常の下腹部からは想像もつかないほど床に向かって風船が垂れ下がっている。
「よーし、じゃあこの辺でいいかな」
ようやく聡史は蛇口の栓を閉めた。

異常に下腹部を膨らませた志穂は、シンクにもたれかかっていないと、もう自力では動けない状態のようで、
「じゃあ、今準備してくるから、そのまま待っててね」
苦しむ志穂をそのままにして、聡史は何やら準備をし始めた。
奥の倉庫から、大きめの寸胴鍋を取り出してきて、店の玄関先のテラス席に置き、その鍋を挟むように両側にテラス席のイスをセットした。
そして、その横に『只今、スタッフ体内下水管清掃中。多少の異臭につき、通行の方々にはご迷惑をおかけいたします』と大きな文字で書かれた、立て看板を設置した。
「さてと、いつもの準備ができたよ。さすがにその“汚いモノ”を店内で吐き出してもらうわけにはいかないからね。さぁ、行くよ」
なんと、志穂の排泄を店先の往来の前で行わせようというのである。
改装後新たに設けたテラス席まで黒水晶の結界を張っているので、通行人からは『あぁ、下水管の清掃なんだ…じゃあ、臭くても仕方ない』という認識しか持たれない。

もう聡史に身を預けないと歩けない志穂は、ヨチヨチ歩きのまま聡史に連れられて店先に出された。
既にホースを取り付ける際に、白のスケスケパンティは脱がされているので、首に巻いた赤い蝶ネクタイのみの全裸姿で、聡史に導かれるままイスの上に足を乗せ、真下に寸胴鍋を置いた形でしゃがみ込まされた。
「じゃあ、抜くよ。しっかりとお腹に圧を加えて、高圧で腸内を洗浄するようにね。分かったかい?」
「…は、はぃぃ…」
もう声を出すのも辛い…といった様子である。
次の瞬間、聡史が志穂のアナルプラグを一気に引き抜いた。
「!!!ひゃうっ!!」

ブシャーッ!!!

一瞬の叫び声の後、異様な破裂音と共に、滝のような爆流が寸胴鍋の底に叩きつけられていった。
最初透明だった爆流は、その水流の勢いの低下と共に濁り始め、徐々に黄土色から茶褐色の液体へと変化していき、ブリッ!ブシュッ!という鈍い破裂音と共に、時には太く、時には長い茶色の固形物を同時に噴出させ始めた。
こうなると、辺り一面に異様な異臭が立ち込め始める。
平日の午前中、駅から少し離れたこの通りも、駅に向かう人やこの店の先の大型スーパーに向かう人たちなどで、それなりの往来はある。
道行く人たちはその立て看板を見て、下水管の清掃と知りつつも、志穂を見やりながら中にはハンカチを鼻に当てて、距離を置いて通り過ぎていく人もいた。

こんな惨め且つ破廉恥な姿を晒している志穂は、この結界から一歩でも外に出れば、人も羨むセレブ奥様なのだ。そんなセレブ奥様が、今や大衆の面前で最も恥ずべきであろう、便秘で溜め込んだ排泄物の排泄ショーをさせられている現実…。
それも、本人も見ている人たちも、それが“異常な行為”とは認識していない世界。
これが闇商人シルクと、板垣聡史の作り上げた驚異のインモラル世界なのだ。


そして、いよいよ待ちに待ったオープン初日…。

綾子、玲奈、志穂の3名の極上女性スタッフも、朝から張り切って開店準備に取り掛かっていた。
「おはようございます!間もなくオープンですので、もう少しだけお待ちくださいませ!」
澄んだよく通る声で、開店を待つお客様に案内しているのは、綾子である。
綾子の制服は、白のパンプスに赤い蝶ネクタイのみ…という全裸状態なのだが、そんな破廉恥極まりない格好を、肩書きを重んじる綾子は『マネージャー専用制服』と認識して、むしろ誇らしげにテラス席のテーブルを拭いたり、ドアを磨いたりしていた。
噂の喫茶店の新装オープンを聞きつけて、開店前にも関わらず、既に20名ほどのお客様が開店時間を待っているが、その前で誇らしげに全裸を露呈している綾子…。
その度プルンプルンと揺れる、程よいボリュームの両乳房が、彼女の張り切り具合を現しているかのようでもあった。

「皆様、お待たせいたしました!さぁ、オープンいたします。どうぞお入りくださいませ!」
聡史のオープンコールの後、待ちに待ったお客様達が、どっと店内に流れ込む。
「いらっしゃいませー♪」
3人の美女達によるウェルカムコールが、店内に華やかに響き渡る。
いよいよ淫欲渦巻く変態喫茶店が、街中に誕生してしまったことを、聡史を除いてここにいる誰もが全く認識していないことが、聡史の欲望の火を益々盛んにしていく。
思えば、セコセコとトイレ盗撮などをしていた自分が、非常に小さく思えた。これからはどんな淫欲も、この結界内であれば全てまかり通るのであるのだから…。

「ケーキとコーヒーのセットですね♪かしこまりましたぁ♪」
23歳の張りのある乳房と、可愛らしい顔つきからは想像もつかないくらいな剛毛ジャングルのデルタ地帯を剥き出しにした玲奈の声が、心地よく響き渡る。
「玲奈さん、3番テーブルのお客様のコーヒーお願いします」
エロ清楚な純白スケスケパンティの中に、凶悪なくらい大きいサイズのアナルプラグを潜ませた志穂のテキパキとした仕事振りが、眩しく輝いている。
「マスター、外でお待ちのお客様用に、取り急ぎですが、メニューを作成しました。お渡ししてよろしいですか?」
「ああ、急ぎで作ったわりにはいい出来だねー。よろしく頼むよ」
さすがは元キレモノ本店店長だけに、全裸制服姿になっても卒のない心配りで、店内を切り盛りする綾子。
そんな3人の活躍振りと、お客様の喜ぶ顔を見ながら満足を感じている聡史であったが、彼にはこの店のマスターとして“やらなければならない”大事な仕事のために、入退場を繰り返す全てのお客様に目を配っていた。

「玲奈、2番テーブルのあの女性に、これをお渡ししてくれ」
「あ、はーい♪きっと喜びますよぉ♪」
玲奈に手渡したものは“メンバーへの推薦状”である。
聡史の独断と偏見で、彼の目に適った女性のみに贈られる推薦状であり、晴れてメンバーになれば、いよいよ“誰もが憧れる2階メンバーフロア”の利用が出来るようになるのだ。
「うわぁ!きゃー!嬉しい♪ホントですかぁ!?」
聡史の思惑通り、推薦状を受け取った女性客から歓喜の声が上がっている。
こんな独断と偏見に満ちた行為は、本来であれば“差別行為”として、社会的にも受け入れられることのない所業であるが、この店内はそんな一般社会的通念から隔絶された、言わば“治外法権”的な空間であり、聡史の価値観念が絶対の領域であり、そこに足を踏み入れた全ての者は、その歪んだ観念を自らの脳内で勝手に“憧れ”や“ステイタス”として偶像化してくれるので、ありがたいことこの上ないのである。

こうして聡史はマスターとしての最初の大仕事に熱心に取り組み、今日一日で50名程の女性に推薦状を配りまくり、その全ての女性から、自ら進んでの“承諾”の返事を取り付け、専用のメンバーカードを手渡した。
どの女性も聡史の好みに適った“いい獲物”揃いであった。
明日あたりから、彼女達が我先にと“特別待遇”を求めて、このお店に足を運ぶことになるだろう。

そして、大忙しの内にオープン初日が幕を閉じた…。

(黒水晶〈第7話〉につづく…)

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

【やや短編】淫テンドーDS③

渉と奈々子の変態的なドライブは、目的地を目指して田舎道をひた走っている。
しかし、あの昇天地獄の後から、奈々子の様子に明らかな変化が見られ始めた。それまではゲーム機による操作が無い限りは脚をしっかりと閉じ、胸を両手で隠して屈み込んでいる姿勢を、ずっと保っていたものだが、今では胸こそ軽く腕組みをして隠しているものの、身を屈めるようなことはしなくなっていた。
また、その胸を隠す行為も多分ではあるが、渉に見られたくないから…というよりは、対向車やすれ違う歩行者などのため…といった感じでもある。
何はともあれ、あれ依頼渉に対する異常なまでの嫌悪感や警戒感のようなものが、徐々に薄れ始めているのは確かなようだ。

渉の方はと言えば、だからといって攻撃の手を弛める訳でもなく、道すがらのそこ彼処で、執拗に奈々子の羞恥心を責め抜いている。
例の真っ赤なスケスケパンティ一枚だけの姿のまま、ゲーム機からの強制コントロールで道端の野菜即売所で買い物をさせ、農家のおじちゃんおばちゃんに白い目で見られたり、通りかかかった若い男子高校生に道を尋ねさせたり、『休憩』と言って車を路肩に停め、誰も通らない街道をいいことに、道の真中に大の字で寝かせてしばらく放置したり…。
とにかくこれまでの人生の中で、露出プレイなど経験したこともない奈々子に、昨夜からずっと執拗に彼女の理性への攻撃を仕掛けている。

ただ攻撃を仕掛けるのではなく、一つの露出が終わる度に一回昇天させてあげるという、彼なりの『アメとムチ作戦』とでも言うべき努力を重ねているようである。

「おっ、あそこにトラクター停めて休憩中の農家のお兄ちゃんがいるねー、今度は彼にアタックしてみようかー♪」
「渉クン…また?」
奈々子は既に渉の呼称への抵抗感はなくなっているようである。
「うん、今度はさ、このニセ名刺使って自己紹介してきてもらおうかなー」
そう言いながら、ポケットからいつ用意したものか、一束の名刺を取り出した。そこには『新人AV女優 市村ひかる』と書いてあった。
「こ、これ?」
「うん、そう。ま、完全なニセモノだけどさ、苗字こそ本当でも名前は…芸名ってとこかなー。“旅の恥はかき捨て”ってね♪さ、どうする?また強制的に“行かされる”?それとも自分から“行く”?どちらにせよ行くことになると思うけど」
「…もう!あの体が勝手に動く気味悪さは嫌っ!…いいわよ…どーせ嫌がったって行かされるんだし…行けばいいんでしょ!」
「おー!成長したねー、奈々子。嬉しいなぁ。ちゃんとニセのAV女優になりきって、『今デビュー前のキャンペーン中でーす!』って笑顔でPRしてくるんだぞ。笑顔じゃなかったら、強制的にもう一度やりなおさせるからね。ちゃんと出来たら、今度はもっと気持ちいいご褒美あげるからさ♪」
「…わかったわよ…」
随分な変り様である。
奈々子はほぼ真っ裸の格好のまま一人で車を降り、その農家の男性の方へ歩いていった。

奈々子に背を向けて座っていたその若い農家の男性に、
「あのー…すみません」
「ん?……!!!…うわっ!!」
振り向いた先に、裸の女性が立っていたら、当然の反応だろう。男性は後ろに仰け反るような形で驚いていた。
「驚かせてごめんなさい!こんな格好でびっくりしたでしょう…。実は私、もうすぐデビューするAV女優なんです…今、そのキャンペーンであちこち回っていて…」
さすがに自発的野外露出プレイは初体験の奈々子だけに、かなりぎこちない笑顔とたどたどしい口振りで、それでも何とかニセの名刺を手渡した。
「そ、そうだったんですか…。いやー、びっくりしましたよ。いきなり裸ですもんね。ハハハ…それにしても、そんな格好で営業周りなんて、やっぱりAV界って大変な職業ですね」
「え、ええ…是非応援よろしくお願いしますね♪」
「まぁ、生の女優さんの裸を見る機会なんてそうないですからね、DVD出たらカミさんに内緒で買いますよ、ハハハ…」

そんなやりとりを終え、急ぎ早で車に戻ると、渉も今度は気を利かせてすぐに車を発進させてくれた。
「はぁー…ドキドキしたよぉ…」
「いい演技だったじゃん!いやー、素晴らしかった!」
「そんなこと褒められたって…嬉しくないもん!」
「そっかぁ?奈々子はマジでAV女優の素質あるかもなぁ。まず容姿は売れっ子女優間違いなしのレベルだし」
「だからぁ、褒め言葉になってない!AV女優なんて絶対なりたくないもん!」
こんな会話、ドライブ開始当初では想像もつかなかったであろう。
渉の執拗な変態的努力が実を結んだのか、それとも奈々子の方が元々潜在的に持っていた変態性を開花させたのか…とにかく、二人の間には最初の頃の険悪なムードは霧散しつつあるようであった。

車を再び走らせ始めて程なく、前方に観光地特有の街道沿いにポツンと建つラブホテルが見えてきた。
モーテル風の造りで、部屋のすぐ前まで車で乗り付けて、そのまま部屋に入れる…という、今の渉と奈々子にとっては都合のいいホテルである。
渉はそのホテルに車を乗り付け、
「さぁ、じゃあさっきの頑張りへのご褒美あげようかなー」
「え!?…ここって…うそ…入るの?」
問答無用である。
ここでごねられるのも面倒なので、渉はすかさずゲーム機を取り出し、
『行動:すみやかにホテルの部屋に入る』と書き込んでしまったので、奈々子は有無を言う間もなく、渉よりも先に部屋の中に入ってしまった。
部屋に入るとすぐに、これまた問答無用で、
『行動:パンツを脱いで、ベッドの上に仰向けになり、脚を大きく開いて両手で膝を抱えて固定、感度:最高』と書き込まれてしまったので、当然のことながら強制的に遂に真っ裸で仰向けM字開脚体勢で拘束されてしまった。
「ちょ、ちょっと…渉クン…何するつもり!?…こわいよぉ…」
「怖くないさ、だってほら…」
そう言って、渉は剥き出し状態のオ○ンコに舌を這わせた。
「はぁう!あぁぁ…また…すごいぃぃ…」
「でしょ?今度は窮屈な車の中じゃないからねー。思いっきり気持ちよがっていいよ」
ますます強烈な舌使いで、奈々子の最も敏感な部分にむしゃぶりついていく。
「あぁぁっ!あぁぁっ!だめぇぇぇっ!あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
舌の愛撫だけで、まず一回目の昇天を迎えてしまった。今さらながら、さすがの『感度レベル最高値』の威力である。

その勢いで舌でイカすこと3回…再び奈々子が昇天確変モードに突入し始めた段階で、
「今回のご褒美の目玉はこれだよ」
そう言って、いつの間にか自分も真っ裸になっていた渉は、今にも破裂寸前なくらいに屹立した一物を、奈々子に見せた。
「きゃっ!きゃあっ!わ、渉クン…それは…それはダメ!!…お願い!舌だけで十分だからーっ!」
「何をおっしゃいますー♪これを味わってもらわなきゃ、こっちの気も済まないってねー♪」
奈々子の必死の懇願など歯牙にもかけず、彼女が動けないのをいいことに、一気に挿入してしまった。
「!!!!…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
奈々子とて、既に処女ではない。
ないが…しかし、これまでの男性体験では味わったことのないレベルの電撃が、下半身から脳天を一気に貫いていく。
「あぁぁぁっ!あぅっ!あぅぅっ!あぁぁぁぁぁっ!!」
徐々に一物の深度とピストン速度をあげていく。
「どう?奈々子、初体験じゃないみたいだけど、今までと比べてどうだい?」
「あっ!あぁぁぁっ!!すっ、すごぃぃぃ…こ、こん…なの…初めて…あぁぁぁぁっ!!」
それはそうだろう、通常感度の倍以上の快感に襲われているのだから、受験に失敗してヤケになり、安い場末のソープで童貞喪失したての、テクニックも何もない渉であったとしても、そこら辺の男連中には負けないはずである。

渉の方も学生時代の数年間、常に蔑むような目つきで見られ、キモイと罵られ続けた張本人を、今こうして自分の力で責め抜き、気が狂わんばかりの状態にまでさせていることに、脳全体が痺れるほどの満足感を感じていた。
まして、“女”として見ても、奈々子は一級品の素材である。
先にも述べたが、卒業後に貯金を叩いて抱いた、場末のソープの女達とは雲泥の差があった。
「あっ!あっ!あぁぁぁぁぁぁっ…あっ、だめっ!だめぇぇぇっ!!ああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
4回目の昇天である。
奈々子の身体がビクンビクンと大きく痙攣を起こしていた。
それと時を待たずして、
「うっ!うわっ…も、もうダメだ…」
最後の強烈なピストンで最深部まで押し込んだ後、慌てて一物を引き抜き、慣れない素早さで奈々子の顔面近くまで一物を運んだ刹那、一気に大噴火を起こして、白い濁流が奈々子の顔に襲い掛かった。
最高の征服感である。
渉の眼下には、自分が放出した欲望の滾りで顔一面を汚された奈々子がいる。
奈々子の方も、その汚れた液体を嫌がるわけでもなく、茫然自失のようなトロンとした目つきで、顔の凹凸に沿って口元に流れ込んできている精液を、そのまま口の中に流れ込むままにしていた。

「ごめん、顔…汚しちゃったね」
「…………」
奈々子は無言で首をゆっくりと横に振った。
これは"否定”ではなく、むしろ"許容”の仕草であることが、今の渉には伝心術のように理解できた。
渉は、枕元にセットされているティッシュで顔の汚れを拭ってあげながら、この計画当初は復讐と淫欲な好奇心だけに支配されていた自分が、奈々子のことをこれほどまでに愛しく思えるようになっていたのかと、我ながら驚きをも感じていた。

しかし、これで終わるはずがない。次があるのだ。まだ攻撃の手を緩めるわけにはいかない。とことん奈々子を責め抜き、渉無しでは生きていけないほどの快楽地獄に陥れてこその"征服”である。
今だM字開脚のまま拘束され続けている奈々子のオシリの下に枕を挟み入れ、腰の位置を一段高くした。こうすることでオ○ンコの下に隠れていたア○ルがはっきりと露呈されてくる。
その上でゲーム機の設定の中の"感度”を"低”に変更させた。
そして部屋に持ち込んだバッグの中から、昨夜スケスケの下着と一緒に購入したいくつかのアイテムの中の一つであるローションを取り出し、アナル一体と自分の指に十分にローションを絡ませ、まずは一本の指をア○ルに沈めていった。
「えっ!?あ、…わ、渉…クン…えっ!?…だ、だめっ…そんなとこ…汚いし…だめだってばぁ…」
「ここ、こうしてもらったことある?」
「な、ないよ…そんなところ…だ、だめ…ゆび…指が汚れちゃうよぉ…」
「初めてなんだね。大丈夫、汚くなんかないから、安心して身を任せてて…」

感度を"低”に設定してあるため、初のア○ル責めには付き物の"痛み”は全く感じていないようである。指でこねくりまわされていることは感じ取ることができても、それ以上の感覚はない。例えるなら局部麻酔をかけられているような感覚であろう。
当然快感も感じないわけだが、今はこのギュッと締まった穴を弛ませる段階なので、快感は必要ないだろう。
今一番強く感じているのは、"汚いところ”と認識している箇所をいじられていることの羞恥心である。
しかし、身体の自由が利かない今の自分では、渉の『大丈夫』という言葉にすがって、耐えることしかできなかった。
渉はしばらくこねくりまわして括約筋の弛緩を感じ取ると、指をさらにもう一本、次いでもう一本と追加していき、計3本の指が入るくらいまで十分に弛緩させることができた。

そろそろいいだろうと、新たに取り出したのは、極太サイズの禍々しいまでにグロテスクなバイブである。
それにも十分にローションを絡ませ、ゆっくりとア○ルに没入させていった。
「あ、…なんか…すごい深くまで入ってきている感じ…え、これ何?何を入れているの?」
仰向け固定の奈々子には、渉が取り出したバイブを確認することが出来なかったようだ。
「いいものだよ…とっておきのご褒美さ。すぐに分かるよ」
長さ20センチ以上はあろうかと思われる大型バイブをほぼ根本まで没入させると、抜け落ちないように、これまた用意周到に持ち込んでいたガムテープで固定した。
その上で感度設定を一気に"最高値”へと変更させ、張りが完全に回復している自身の一物を再び奈々子のオ○ンコに一気に挿入させた。
「あぁうぅぅっ!…す、すごいぃ…お、お腹が…圧迫されてる…あぁぁっ!」
「まだまだだよ」
そう言いながら、極太バイブの電源をオンにした。奈々子の直腸内に強烈な刺激が走り、同時に渉自身の強烈なピストン運動も開始された。
「!!!…きゃっ!きゃぁぁぁぁぁぁっ!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
これまで以上の電撃が奈々子の身体全体を駆け巡る。
「だ、だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ピシャーッ!!

水道管が破裂したかの勢いで、思わず失禁をしてしまった奈々子。
しかし、そんなことは全く気付いていない。何故なら、この瞬間、あまりの快感に大きく身体を痙攣させ、白目を剥いて失神してしまったのだから…。

「……………あ、あれ?」
奈々子が意識を取り戻した時、彼女は渉の腕の中で優しく抱かれていた。
「失神しちゃったね」
「…うん…」
「気持ちよかった?」
「…う、うん……私…これでいいのかな…こんなことって…」
奈々子は自分の理性が壊れてしまったのではないかと動揺していた。同時にあの快感が再び欲しくて仕方なくなるであろうことも確信してしまっていた。
しかし、やはり渉には恋愛感情を持つことは出来ない、それは自分にとってあまりにも危険すぎるいうことも悟っており、正直今自分がどう振舞えばいいのかが分からなくなっていた。
渉はそんな彼女の心の動揺を見透かしたように、
「僕もこんなに奈々子のことが好きだったなんて、考えもしなかったよ。ただこれまでの仕返しをしようと思っていただけ…でも、ようやく自分の気持ちに気付いた。今は奈々子のことが誰よりも大切な存在だってことに。でもね、奈々子と僕は恋愛感情で結ばれないことも分かってるよ。だから…いいんだ、僕は奈々子にとって、こうやって最高の快感を与えてあげられるだけの存在で」

まさかあのダメ男から、こんな優しさと愛情に満ち溢れた言葉が出てくるとは…。愛情と言うものはこうも人を変えてしまうものなのであろうか。
この短時間の間に、歪んだ道程ではあったが、渉は彼なりに一つ成長したようであった。
「え、…でも…それじゃあ……」
「いいんだよ」
「ホントに?ホントにそれでいいの?」
「本当だよ」
「…嬉しい…」
「その代わり、僕の前だけでは今みたいに、お互い変態でいて欲しい。いいかな?」
「…うん…渉クンの前だけだもん…心の底からの欲求が出せるのは…だから、私も渉クンの前では変態でいたいよ…」
「ありがとう…」
奈々子は思わず渉の胸に抱きつき、顔を埋めていた。
恋愛感情を強要されるでもなく、あの快感がこれからも味わえる…そんな都合のいい安心感に心を委ねることが出来て、最高に幸せだった。
やはり、奈々子の奥底には潜在的に、こういった変態行為を受け入れることができる資質があったとしか言い様のない変化である。
渉はそれを偶然なのか、はたまた動物的な嗅覚で感じ取ったのかは本人でも定かではないだろうが、結果として奈々子のその資質を開花させてしまったのだろう。

その後の奈々子は、それまでとは別人のような積極さを発揮し始めた。
今では赤いパンティも脱ぎ去って、完全なる全裸でサイドシートに座り、もうどこも隠すことなく嬉々として変態露出ドライブを楽しんでいる。

「奈々子、あそこの自動販売機でコーヒー買ってきてよ」
「はーい♪」
最終目的地の湖周辺の商店街…さすがに観光客や地元の人たちで、ある程度の賑わいがある一角の自動販売機へも臆することなく、全裸で歩いていく。
周りの人々からの好奇の目や軽蔑の眼差しも、その全てが今の奈々子には快楽のための刺激になりつつあるようであった。

「今度さ、愛好家の集いのヌード撮影会でも開いてみようよ。場所は…そうだなぁ、どこか景色のいい温泉で!旅の恥はかき捨て…でね♪もちろん…お楽しみはその後のご褒美…かなぁ♪奈々子は当然また気絶しちゃうだろうけどねー♪」
「もうー、エッチぃ…そんなこと言われると…今すぐご褒美欲しくなっちゃうよぉ…」
「おやおや、ずいぶん性欲が盛んになったもんだねー。嬉しいよ。オッケー、じゃあ、帰り道にさっきのホテルにもう一度寄ろうよ。奈々子の両親の許しがもらえるなら、泊まっていこう♪一晩中失神しまくりだよ」
「嬉しい♪家には友達の家に泊まるって言うから、大丈夫だよ♪」

こんなダメ男でも、こんな上質な女性をメロメロにさせることが出来てしまうスグレモノ…『淫テンドーDS』
次は誰の手に渡り、どんな淫らなドラマが展開されるのか…。
それはまたのお話ということで…。

(淫テンドーDS<完>)

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

【やや短編】淫テンドーDS②

さてさて、奈々子との約束の朝…。
僕は張り切りすぎて30分以上も前に、待ち合わせ場所の駅前○△ビルの前にスタンバッているのに…只今9:05am。約束時間を5分過ぎた。

10分経過…。まだ現れない。
奈々子は彼女なりに、昨夜からの経緯や今日のこれからのことをあれこれ考え、戸惑い躊躇っているうちに時間だけが過ぎていき、それでももし約束を放棄した後に、どんな報復が待っているかという恐怖観念から、重い心に鞭打って遅刻覚悟でようやく家を出たのだが、そんなことを渉は知る由も無い。
結局半径500m圏内接近のバイブが作動したのは、9時を15分ほど回った頃だった。

「奈々子、遅いじゃんか」
「ご、ごめん…なさい。…っていうか、奈々子なんて気安く呼ばないで…やだもん…」
「何言ってんだよ。今日は“ラブラブ”デートでしょ?それなのに『市村さん』なんて呼べないよ。奈々子の方も僕のこと親しみを込めて呼んでくれるんだろ?なんて呼んでくれる?」
奈々子が自分の事を毛嫌いしているなんていう思いなど全く無視…といった態で、彼女の心のパーソナルエリアに土足でズカズカ入り込んでいく。
そんな図々しさをあからさまに表に出しながら、
『表情:笑顔 行動:スカートめくってパンツ見せる』と書き込んだ。

「きゃっ、きゃあ!や、やだっ!」
驚きと拒否の声を上げておきながら、明るい笑顔で膝丈のスカートの裾を両手で握ってめくり上げてくれた。オーソドックスな白のパンティが丸見えである。
まだ駅前の各デパートやファッションビルなどの開店前とは言え、休日の午前中なりにそれなりの人通りはある。
その往来の中で笑顔でパンツを露出させている可愛い乙女に、行き交う人々は驚きと好奇の眼差しを送ってくる。
「う、内海!やめて!こんなこと…いやっ!」
決して大声は出せない状況の中でも、出来る限りの抵抗を見せる奈々子。
とりあえず解除ボタンを押してあげた。
「へー、今日はまた地味めなパンツだね。こうなることをある程度予想して穿いてきたんじゃないの?」
「ば、ばか!そんなことないわよ!」
「ふーん、まぁいいや。とりあえず僕との約束を違えると、何だか神様が罰を与えるみたいだね。罰と言うか、昨夜見た変態奈々子にとってはご褒美になるのかな?」
「や、やめて!それ以上言わないで!」
「だからさ、僕の言いつけには逆らわない方がいいよ」
「アンタ、私の身体に何をしたの?言いなさいよ!」
「おっと、ずいぶんとまだ強気だねー。何度も言うように、僕は奈々子の身体に触れてもいないし、直接何かしてるわけでもないだろう。全て嫌嫌と言いながら、自分でしてることだよ。それを忘れないようにね」
「…………」
無言で僕を睨みつけているが、完全無視。

そんなことよりも…。
「あのさ、パンツ、これに穿き替えてくれる?昨夜あれからわざわざ街道沿いの無人ランジェリーショップまで買いに行ったんだよね」
そう言って、小さい紙袋を奈々子に押し渡した。
「穿き替えてって…何言って…!!…何考えてるのよ!」
文句を言いながら袋の中身を覗いた奈々子は、思わず驚愕した。
中には鮮やかな赤色のぱっと見で全体が透けているのが分かるパンティが入っていたのだ。しかも、奈々子はまだそこまでしっかりと確認できていないようだが、このパンティには股間部分のクロッチ…すなわち二重構造の当て布が付いていない、全体が“ただスケスケ”なエロ下着なのである。

「そこにさ、今日のデート用にわざわざ車借りてきてるんだよね。もう鍵開いてるから、その中で着替えてきてよ」
奈々子の驚きなど気にも留めずに、目の前に駐車させてある車を指差した。
「ふざけないで!そんなこと嫌よ!もう帰りたい!帰してよ!」
「あ、いいのかなぁ…言い付けに背いてるところ、きっと神様見てるだろうなぁ…きっとまた身体が勝手に動き出して、今この場で穿き替えをされられちゃったりして…」
あからさまな予告&脅迫である。
こんな往来で下着の穿き替えなど…そんなことは絶対に出来る行為ではない。しかし、これまでの経緯上、ここで渉の言い付けに背けば、必ず予告通りの現実になることは明らかであった。
もう今の奈々子にとって、被害を最小限に抑えるのは、渉の言いなりになるしか選択肢がなかった。

「…わかったわよ…穿き替えればいいんでしょ…」
「そういうこと。分かってきたじゃん。脱いだそのつまんない白のパンツは、袋に入れてここに持ってきてね」
半ば諦めの境地で、指定された車の方に向かっていった。

車内でモゾモゾと着替えを済ませた奈々子は、完全にふてくされた顔つきで戻ってきて、要求された通りに脱いだばかりのパンティが入った袋を渉に手渡した。
「ごくろうさま」
言いながら、その袋を無造作に近くのゴミ箱に投げ入れてしまった。
奈々子は心の中で渉を軽蔑しまくっている。この男はどこまで自分を辱めれば気が済むのか…それもただ辱めるどころか、それを嬉々として楽しんでいる、許されない男なのだ。
渉はそんなことは百も承知なのか、それとも全く気にしていないのかという態度で、
「じゃあ、そろそろ出発しようか。さぁ、楽しいドライブの始まりだよ。乗って乗って」
女性をエスコートするなどという感性など元々持ち合わせていないダメ男は、自分からさっさと運転席に乗ってしまい、奈々子を急かせる。
こうして、全く意気投合していない二人のドライブデートが始まった。
行先は、約2時間ほど高速を乗り継いだ先にある、とある場所である…。

途中の車内にて…。
「ねぇ、奈々子、さっきの質問の続きだけど、これから僕のこと『渉クン』って可愛らしく呼んでくれるよね?」
このダメ男、もう完全にそう呼んでくれるものと決め付けている。
「えっ………」
奈々子の方は完全に躊躇っている。これが普通の会話だったら、こんな失礼なリクエストなど歯牙にかけることも無く拒否するはずであろうが、今は状況が違う。奈々子の方が完全に弱者なのだ。今ではそれを身に染みて理解している。
その質問をかわすかのように、
「あの…なんで私にこんなことするの?…その…男として卑怯だと思わない?」
「ああ、卑怯かもね。神様を味方につけるなんてさ」
「神様とか言って誤魔化さないで。絶対何か秘密があるんでしょう」
「秘密ねぇ…、そう思うなら、自分でその秘密とやらを暴いてごらんよ。僕には神様が味方してくれているとしか思えないけどねー」
こういう態度が卑怯だということに、このダメ男は全く気付いていない。
「私に恨みでもあるの?」
「恨みはあったさ、自分で分かってないの?奈々子はそれだけの恵まれた容姿と裕福な家庭環境に恵まれ、社交的な性格だから友達からも慕われてるから、その対極にいる人間の身になんかなれないだろうけど…だから平気で僕のことを『キモオタ』とか人前で言えてたんだよねー」
「そ、それは…もしそれが原因なら謝るわよ…ごめんなさい…ね、だからもうこんなことやめて…許して…」
「あはは…もうそんなこと気にしてないって」
「えっ!?じゃ、じゃあ…」
「もう恨みには思ってないよ。今はただ好きな女性を一人占めしてるっていうことだけさ。だから過去のことはもう怒ってもいないけど、今日はこれからだからね。帰さないよー♪」
「そ、そんなぁ…」
この脳天気ダメ男は、完全にスタンドプレー独走中である。奈々子の自由への微かな期待など、この脳天気さで吹き飛ばされてしまった。

高速道路手前で車を一時停車。
『行動:料金所越えたら、すぐにパンティ以外の衣服は全て脱ぐ』と書き込み完了。
料金所を越えたところで、再び路肩に停車。同時に奈々子が服を脱ぎ始めた。
「いやぁっ!!また勝手に…やめてーっ!!いやだー!!もうやめてーっ!!」
大声で叫んでも無駄である。
あっという間に真っ赤なスケスケパンティ一枚の姿になり、脚をギュッと閉じて、胸を両腕で覆い隠して身を屈めてしまった。
渉は奈々子が脱いだ衣服を寄せ集めると車外に出て、その衣服をトランクに収めてしまった。
その上で…。
『行動:大きく脚を開いたまま、パンツに手を突っ込んで、ひたすらオナニーしまくる。背中はシートにピッタリくっつけたまま。感度:最高』と書き換えた。
「えっ、えっ!?いやっ!あっ、あっ!やだっ…あぅっ!はぁ…ぅぅ…」
車を再度走らせ始めてすぐに、奈々子の強制オナニーショーが始まった。今度は身を屈ませることも出来ずに、シート幅一杯に脚を開き、一心不乱にパンティの中の指を巧みに動かし続けている。
「はぅっ!…も、もう…あっ!ゆ、ゆるしてぇーっ!ハァハァ…あぅっ!」
抵抗感と快感が交互に奈々子の身を襲っていた。

ここで登場した新設定が『感度』である。
昨夜の内にこの淫らなゲーム機の制作者に、ゲームパネル内を<表情・セリフ・行動・感度>の4つのカテゴリーに分類して使いやすくしてもらった訳だが、この『感度設定』は見ての通り、性感帯の感度設定である。低・中・高・最高の4段階設定であり、登録者が元々持っている感度が<中>である。最高値では、その既存感度の倍以上の感度となってしまう。
ちなみに、逆の<低>だと、ほとんど何も感じなくなる。痛みも同様にね。
なので、今奈々子を襲っている望んでもいない快感は、これまで彼女が味わったことのないレベルの快感なわけで、それに反発する抵抗感など及びもつかないであろう。
その結果が、
「いやぁっ!…だ、だめぇ…あっ!あぁぁぁっ!!はぁうっ!!や、やだーぁぁぁっ!!あっ、あぁぁぁぁぁっ!!」ってな感じでイッてしまったらしい。
それでも解除ボタンを押さない限り、そのハンドジョブは止むことを知らない。

渉は自分の股間が既にはち切れんばかりにパンパンになっていたが、敢えて淡々とした態を装って、
「へー、奈々子、ちゃんとオナニーの仕方知ってたんだねー。いつもそんなに激しくオナニーしてたんだー」
「ハァハァ…はぅっ!も、もう…ゆる…して…あぁっ、あっ!あっ!」
「許してもなにも、そんなに気持ちよさそうにオナニーしてるのに、止めたら申し訳ないじゃん。あーぁ、股間がもうビショビショでシートにそんなに大きなシミまで作っちゃってるじゃん。まぁ、レンタカーだし、どんどん濡らしちゃいなよ」
「ひ、ひどい…こ、こんなことさせ…て…あぅっ!あぁぁぁぁぁっ!!!」
またまたイッてしまったらしい。
もしかして、もともとイキやすい体質なのかな。

3回目の絶頂を立て続けに味わったところで、
「ハァハァ…い、いつまで…あぅっ…続けさせるつも…り…なの…あぁぁ!」
「さてね…僕のこと愛情込めて“渉クン”って呼ぶようになってくれたら、もしかしたら終わるかもね」
「あぁっ…あっ、あっ…わ、わたる…クン…はぅ!も、もう…ゆるしてー…あぁ…」
遂に言わせた。
これまであれほど『キモオタ』『アンタ』呼ばわりしていた奈々子に、遂に親しみ深い呼称を自ら使用させるまでに至ったのだ。
「渉クン…も、もうダメ…お、おね…がい…許して…」
「あー、いいねー、憧れの女性にそう呼んでもらうのが夢だったんだよねー。ほら、もっと呼んでよ」
「あぁ…渉…クン…はぅぅぅ…」

そんなこんなで、結局6回もイカせてしまった後に、ようやく解除。で、疲れたであろう奈々子のために新たに、
『行動:シートを倒して寝る。絶対に起きない』と書き換えてあげた。
深い眠りについた奈々子の、仰向けになってもツンと天を向いている張りとボリュームのあるオッパイや、じっとりと濡れまくっているオ○ンコを、運転しながら十分に手で弄って堪能したことは言うまでもない。
あれほど上から目線で僕を罵り続け、近寄らせることもしなかった奈々子の輝かしいばかりの見事な身体を、今では弄りたい放題なのである。
『昨日までの敵は、今日の恋人』ってね!これ名言!

真っ赤なスケスケパンティ一枚の姿で深い眠りについた奈々子を乗せたまま、車は目的地付近の高速出口へ…。
さすがに料金所のおっちゃんに怪しまれて、車のナンバーでも通報されたら面倒なので、奈々子には僕の上着をかけてあげて無事通過。
で、そろそろ起こそうかと、設定解除ボタンをプチッ。
「う、うーん…!?…きゃっ!…わ、私…こんな格好で寝ていたなんて…」
とんでもない格好のまま、あまりに無防備に眠りに付いていたことに対し、今になって慌てふためいている。
「まぁ、あれだけ連続で絶頂迎えれば、さすがに疲れたんだろうねー。隣でさ、かれこれ一時間くらいそんな綺麗な身体を披露してくれていたから、もう僕の目も慣れたし、むしろ奈々子もその開放的な格好に慣れたんじゃない?」
「そ、そんなことあるわけないじゃない!」
また例のごとく丸く屈み込みながら抗弁している。
「…アンタ…い、いえ…渉…クン…、寝ている間、変なことしなかったでしょうね」
おっと、落ちてきたねー、奈々子ちゃん。
自分から呼び方を訂正してくれたねー。
渉は奈々子のこの微妙な心境変化に、僅かながらの期待を感じ始めていた。
「ははは…僕は奈々子の恥ずかしがっている姿や、気持ちよさそうにしている姿を見たいだけで、寝ている奈々子にちょっかい出しても…ね、だから安心していいよ。何もしてないよ。見てたけど」
100%ウソである。
「ば、ばか!…安心なんて出来るわけないじゃない!」
「ははは…そっか、そっか」
「それより…これからどこにいくつもりなの?」
「ああ、そうだったね。安心していいよ。綺麗な景色の見える湖の近くまでさ」
「ねぇ…」
「おっと、僕のことを呼ぶ時は『ねぇ…』だったけ?そんなことだと、また何か罰がきちゃうかなぁ」
「ご、ごめんなさい…渉…クン、あの、もうそろそろ服を着させてもらえないかな…」
「あはは…そりゃダメだよぉ。何せ今日は“ラブラブデート”だからねー」
このダメ男は、完全に“ラブラブ”の意味を誤解しているようだが、奈々子の方も『あぁ、やっぱり…』といったような諦めの境地で返す言葉もない様子である。

この辺りはあまり人気のない観光スポットなのか、休日でも行き交う車がほとんどない街道をひた走っていると、ポツンと建つコンビニがあった。駐車場にも車が他に一台しかなく、店内もアルバイト店員らしい20代くらいの男性と、その車の客であろうスーツ姿の30代くらいの男性が立ち読みをしているだけであった。
渉はそのコンビニの駐車場へ車を停め、
「さすがに喉が渇いたよね。ちょっと待ってて、買ってくるから。お茶でいいかな?」
そう言って、スタスタと店内に入っていった。

程なくして、飲み物を抱えて帰ってきたが、
「あ、いっけねー。もっと他に買い物があったんだ」
そう言いながら、ダッシュボードから取り出したメモ用紙に、何やら書き始めた。
「あのさ、悪いけどコレを買って来てもらえるかなー」
「ちょ、ちょっと…買ってきてって…まさか、こんな格好で!?服…着せてもらえるよね?」
「あぁ、言い忘れてたけど、奈々子の服、寝ている間に立ち寄ったサービスエリアに隠してきちゃったよ。あはは…ごめんごめん、すっかり言い忘れてた」
「!?…えっ!?じゃ、じゃあ、この車の中には私の着る物は何も無いわけ!?そんな…ひどい…ひどいよぉ…」
「ちゃんとパンツは穿いてるじゃない。ハイッ!つべこべ言わず、行った行った!」
あまりにも理不尽な言い分である。
パンツ…と言ったって、顔や容姿に似合わずやや濃い目の陰毛地帯も、オシリの割れ目も、はたまた角度を変えてみれば、一番大事な秘所までも丸見えの代物である。隠している…などと言えたものではない。
渉はそんなことにはお構いなしに、奈々子にはその存在が認識できないゲーム機を取り出し、
『表情:笑顔、セリフ:元気よく爽やか、行動:颯爽としてリクエストの品物を買ってくる』と書き込んでしまった。
「もういやーっ!!」
そのセリフだけを残して、否応なく元気な笑顔と足どりで、あまりにも破廉恥極まりない衣装とも言えない衣装で、店内に入っていってしまった。

その店内の様子を、車の中から見ているが、その男性店員も一人だけの立ち読み客も、奈々子のことを好奇の目でジロジロ見ているだけで、特に驚いた様子もなかった。
それもそのはずで、先程渉が飲み物を買いに行ったときに、店内の二人には“素人モノの野外露出AVの隠し撮り撮影”ということで、了解を取り付けてあったのだから…。
そして、その二人には顔にはモザイクを入れるので、とにかくその“女優”の一部始終をじっと凝視してもらいたいと、協力まで取り付けてきていた。
なので、今奈々子は見ず知らずの男性二人から、“素人AV女優”という観念の好奇の目で、そのうら若き見事な裸体を見つめられ続けているし、彼女自身もAV女優さながらに、身体のどの部分も隠すことなく、表面上は可愛らしい笑顔と颯爽とした立ち居振舞いで、10項目ほど適当に書き込んだ買い物リストを見ながら、あちこち探しまくってはカゴに収めている。
内心はさぞ心細く、さぞ恥ずかしく、さぞ怖いだろうに…それを表現する術を何も持っていないのだ。

羞恥露出プレイの買い物から帰ってきた奈々子への命令を解除してあげると、それまでの恥ずかしさ、心細さなどから一気に解放されたようで、顔を両手で隠して泣き始めた。
「よしよし、ご苦労様。よく頑張ったね」
渉はそう言いながら、
『行動:両手は身体の横で固定、脚は開いて固定、身体はシートに背を付けて固定、顔は前を向いたまま固定 感度:最高』という設定で書き込みを行った。
「ヒッ、ヒック…ま、また…身体が動かないよぉ…ヒック…」
「そうみたいだね。これは僕からのご褒美だよ」
そう言って、渉はおもむろに奈々子の首筋に舌を這わせ始めた。

「!!…いやぁ!やめて!近寄らないでー!!…あうっ!はぁぁぁっ!…」
首筋から鎖骨…そしてアゴ先へと舌を這わせながら、片手で乳房を揉みだし、乳首を弄っていく。
「いやっ!いやだってばーっ!あっ、ああぁっ!やめ…て…はぁう!…気持ち…わる…いよぉ…あぅ!」
舌は執拗に首筋周りを愛撫しながら、乳房にあった手はそのまま下にスライドしていき、パンティの中に侵入。そして既に感度最高値で濡れまくっているオ○ンコへと到達し、最も敏感な芽を弄り始めた。
「あああぁぁぁぁっ!!な、なんで…あぁぁっ!…ア、アンタなんかに…あっ、ダメッ!だめぇーっ!」
奈々子の全身が小刻みにビクンビクンと痙攣した。毛嫌いしているはずの渉の愛撫でイッてしまったのだ。
それでも渉の攻撃は止まず、舌の愛撫は唇へと移動し、執拗なディープキスへと移行し、下を弄っている指は、とうとう奈々子の体内に没入された。
「ウッ、ウグッ…ウグゥ…ングッ!!ンッ!ウグゥゥゥゥゥゥゥッ!!!」
今度はさっきよりも激しい痙攣で2回目の絶頂へ…。こうなるともう昇天地獄である。
奈々子は身動きも出来ない拘束状態の中で、何度も何度も果てること無き昇天地獄を味合わせられた。

一生懸命自分の理性を奮い立たせて、それに渉への嫌悪感を上乗せして、この昇天地獄と戦おうとするのだが、絶え間なく襲ってくる“感度:最高値”の快感に、次第に理性の勢力が弱まり、脳内を快感だけが支配していく…。
「あっ!あああぅぅぅ…あぐぅぅ…あっ、あっ、あぁぁぁっ!」
いつの間にか抵抗する言動も無くなり、喘ぎ声だけになっているのだが、そんなことを客観的に捉える余裕など、今の奈々子には無かった。
途中から身体の拘束だけは解除されていたにも関わらず、身体の全てを渉に委ね、そればかりか自分でも全く気付かぬ内に、渉の背中に手を回し、抱きついている始末である。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
もう数え切れないほどの昇天を味わい、いよいよ最後の絶頂を迎えた後は、股間からは猛烈な潮吹きでオシッコを垂れ流し、息も絶え絶えで、倒されたシートにぐったりと身を横たえたまま、両腕はどこも隠すことなくだらんと投げ出されいた。

「すごい感じてくれてたんだね。ものすごく可愛かったよ」
こんな最低男から優しい言葉を投げかけられ、頭を撫ででもらいながら、奈々子は何故か心地よい安堵感と満足感を感じ始めていた…。
『なんでこんな男に…』懸命にそう思おうとするが、少し前まではその言葉に篭っていた感情が失せ、自分の奥底から沸き上がってくる本性を誤魔化そうとする、単なる言い訳にしか過ぎなくなっているのを、薄々と感じ初めていたのである。

(淫テンドーDS③へつづく…)

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

【やや短編】淫テンドーDS①

僕は内海 渉(うつみ わたる)18歳。この就職大難時代に大学受験まで失敗した、先行き不安度200%のダメ浪人生である。
まったくイケてない容姿&性格から、学生コミュニティからも疎外され、こうなりゃ自暴自棄にでもなるしかないな…と思い込んでいた矢先、どこからともなく面白いモノが手に入った。

それは一見今流行りの携帯型ゲーム機と同じ形で、パカッと開閉式になっており、表には『淫テンドーDS』と書かれている。
ふざけた代物ではあるが、これが中々どうしてスグレモノ。
使い方が分かった今は、これをどうやって面白く使ってやろうかと、自分の将来よりもそんなことばかり考えてしまっている。

使い方は超簡単。
まぁ、それは使いながら説明していくことにしよう。
昨日からあれこれ考えていたけど、やっぱり最初はアイツに使おう。
僕のことを卒業時まで毛嫌いして、キモイ扱いしてくれたアイツ…おっと、この家だな。そろそろ大学に行く時間だろう。
待つこと数分…。

出てきたね。今僕の姿を見られるわけにはいかないので、身を隠しながらこの付属のカメラでアイツを隠し撮り…よしっ…で、専用のケーブルで繋いでこの『淫テンドーDS』に送信。
後はデータベースに名前と生年月日を入力。これでオッケー。
入力したのは『市村奈々子』 0043
女優の綾○はるかを勝気にしたような元同級生で、数名の女子グループ筆頭で僕のことをキモオタ扱いしてくれていた奴だ。

とりあえず、これで仕込みはオッケー。
後は奈々子の帰宅を待つとするか…。どうせとりあえずやることのない堕落浪人生。マン喫でも行って時間をつぶすとするか…。

夕方、僕は奈々子の家に程近い公園のベンチで、ひたすら彼女の帰りを待っていた。
おっと、このスグレモノ、入力した対象が半径500m圏内に近づくと、バイブで教えてくれるのだ。
このタイミングで、付属のペンで『家の近くのこの公園の僕の前で自転車を降りる』と書き込む。
程なくして、奈々子が僕の前で自転車から降りた。
「あれ、市村さん」
「な、なによ、なんでアンタがこんなところにいるのよ」
「なんでって、知っての通り受験に失敗したダメ男だからヒマしてて、ここでゲームしてただけだけど…市村さんの方こそ、僕の前までわざわざ来てくれて、何か用?」
僕にそう言われて、あからさまに戸惑っている様子である。それはそうだろう、さも用事有りげに自転車でわざわざ乗り付けてきたのは、彼女の方なのだから。
「な、何でもないわよ。なんでアンタに用事があるのよ。変なこと言わないで」
そう言い捨てて、自転車に乗り直そうとする彼女を見ながら、ゲーム機に『ズボンを膝下まで下ろして腰に手をあて動かない』と素早く書く。

次の瞬間、奈々子はおもむろにベルトを外し、Gパンを膝下まで下げ、春らしい鮮やかなピンクのパンティを曝け出したまま、腰に手を当て仁王立ちになった。
「きゃ、きゃあっ!!な、なによこれっ!!」
「う、うわ…市村さん、何やってんだよ」
「な、何って…いやっ!身体が動かない!?や、やだ、内海!見ないで!見ないでよっ!」
「見ないでよ…って、見せてるのそっちじゃん、何で僕にそんなピンクのパンツ見せつけるのさ」
「アンタに見せつけるわけないでしょう!やだー!なんで動かないのよー!」

とりあえず眼福したし、今はこの辺でいいか。そう思って、ゲーム機側面のボタンを押す。これは命令解除ボタン。命令が解除された奈々子は慌ててズボンを穿き直し、顔を真っ赤にしながら僕に目もくれずそそくさと去っていった。

これがこの『淫テンドーDS』の使い方。
それにしても、奈々子の下半身はけっこうボリュームと張りがあって、歪んだ欲情を掻き立たせてくれるものがあったな。派手なピンクのパンツも拝めたし。
さてと、それでは今夜あたりもう一度奈々子に恥をかいてもらうとするか。学校で僕のことをキモオタと罵って恥をかかせてくれた仕返しでね…。


そしてその日の夜。
社会の上り階段から転げ落ちたダメ男にとって、夜ほど暇で孤独な時間はない。これまではエロサイトめぐりやチャットでのイケメン気取りなど、全く無意味な時間を費やしてきたが、これからはこの夜の時間がずいぶんと楽しくなるのかな…等と期待に胸を膨らませながら、自分の住処とさほど離れていない奈々子の自宅に向かって、軽快に原付バイクを走らせる。

まずは自宅確認。
フムフム…只今午前0時、奈々子の部屋の明かりはまだ灯っているが、他は真っ暗ということは、一人っ子家庭の奈々子の両親は既にご就寝とうことか。うんうん、好都合である。
その足で、夕方の公園に向かう。
この公園は閑静な住宅街の中の公園なので、この時間はやはり誰もいないね。さっき夜間見回りの警察官とすれ違ったばかりだから、もうこの辺りには当分来ないだろう。
ということで早速ゲーム機を取り出し、対象を『奈々子』に設定して…まぁ、今は彼女しか登録されていないのだが…『そのままの格好で公園の僕の前まで来る』と書いた。

程なくして、大きめの薄いピンク地のスウェット上下という、完全な部屋着姿で奈々子がやってきた。髪の毛も洗いざらしのままの、いかにも『くつろぎモード』といった様子である。
「あれ、市村さん、また会ったねー。こんな時間にどうしたの?」
「やだっ、なんで内海がまたここにいるのよっ、それに…私こんなところ来たくなかったのに…」
「今日の夕方のことといい、何か変なことばかり言うね」
僕の発言に、夕方の失態を一気にフラッシュバックさせたらく、顔を真っ赤にして、
「あ、あんなの、何かの間違いだからね!アンタもあんなことさっさと忘れてよ!」
「忘れろ…ったって…学校でも人気が高かった市村さんに、いきなり見せ付けられたピンクの下着姿を忘れろって言われても…今だって、いきなり僕の目の前にそんな軽装で現れて、…その下に今度は何色の下着着けてるんだろうって想像しちゃうよ」
「!?…やだっ!!やっぱアンタ最低!そんな性格だから、キモイって言われるのよ」
「おいおい、これって男子の素直な想像力だよ。それに、勝手に何度も僕の前に現れて、キモイ呼ばわりまでされてさ…、これって、どこの誰から見ても、市村さんの方がヒドイぜ」
「…………」
じっと僕の方を睨みつけてはいるが、さすがに返す言葉がないらしい。そりゃそうだろう、僕が彼女を呼びつけて何かをしたっていう根拠も証拠も何もないのだから。

「もう!なんでこんな夜中にムカツクアンタと話をしなきゃならないのよ!もう!」
そう言い捨てて僕に背を向けて歩き去ろうとするその姿に、
『スウェット上下を脱ぎ捨てて、四つん這いになって動かない』と書いてあげた。
「!?…きゃ、きゃあ!な、なにっ!?身体が…勝手に…いやーっ!」
案の定、おもむろにそそくさとスウェット上下を脱ぎ捨てて、夜の寛ぎモードにはピッタリの紺の綿生地のパンティ一枚の姿で四つん這いになってくれた。…そう、部屋着でブラジャー付ける女性も少ないのだから、奈々子も類に漏れず、スェットの下はノーブラだった。

「うわー、市村さん、また勝手にそんな大胆な格好に…まさか僕を誘ってるの?」
「もー、やだー!そんなはずないでしょ!何で身体が勝手に…内海、見ないで!見ないでよー!」
「見ないでよったって…勝手み見せてるのそっちじゃん。嫌なら早く服を着たほうがいいよ。誰か来ちゃうかもしれないし。それにしても、市村さんがこんな大胆な露出癖があるとは知らなかったなぁ」
“誰かが来ちゃうかもしれない…”そんな恐怖感をモロに感じたのであろうか、奈々子は急に声のトーンを落とし、
「いや…やだよぉ…こんなこと…見ないで…見ないでよぉ…」
既に半べそ状態で必死に動くはずもない身体を動かそうと、懸命になっていた。すぐ目の前には脱ぎ捨てた服が散乱しているのに、それを取ることも出来ないのだ。

「見ないで…と言われてもさ、せっかくこうして自分から見せてくれているんだから、しっかりと拝んでおきゃなきゃ、損ってもんでしょう」
「もしかして、内海、アンタ私に何かした!?」
奈々子は僕と会ってからのこの立て続けの怪現象に、薄々疑惑を感じたらしい。
「おいおい、僕が市村さんに何か言ったり、直接手を出したりした?変なこと言わないでよ。ここに呼び出した訳でもないだろ」
「………で、でも…おかし過ぎるよ、こんなの…いやっ、お願いそんなに見ないで…」
このスグレモノゲーム機の更にスゴイところ…実は設定対象にはこのゲーム機の存在が認識できないのだ。他の人が見たら、僕がゲーム機を操作していることに気付けるが、奈々子には無理なのである。まったく大した機械だよな。

奈々子を固定している状態なので、今度は焦らずゆっくりと、
『パンツを脱いで、全裸で大きく足を開いて立ったまま腰を落とし、両手は膝の上に置く』と書いてあげた。
「!!…いやっ!また身体が勝手に!!あ、だめ!これだけは…だめー!」
おかしな光景である。自発的に行っている行動に、自分で拒否言動を行っているのだから。
遂にスッポンポンで、お相撲さんの“立ったままの股割りストレッチ”のような格好になってくれた。
奈々子はもう既に涙顔である。
「内海…お願い…もうやめて…やめてよぉ…」
もうここまで来ると、奈々子もこの怪現象に僕の“なんらかの力”が加わっていることを確信しているようである。でも、僕は敢えてそれを肯定しない。しない代わりに立て続けに、用意していたクリップボードに挟んだA4サイズの紙とマジックペンを奈々子の前に置き、
『目の前の紙に“市村奈々子は裸を見てもらいたくて仕方ない、露出大好きっ子です♪”と書いて、首からぶら下げて、元の姿勢に戻る』と書いた。
当然奈々子はその通りの行動を行うことになる。用意したクリップボードには首から下げるようにとヒモが通してあるので、今奈々子は首から変態的な自己PRメッセージをぶら下げて、股割りストレッチ姿勢を保っている。

「なんで…なんでこんな酷いことするのよぉ…もうやだ…お願い…お願いします…もうやめて…」
この哀願の声は完全無視。
僕は公園の夜間照明に照らし出されたいやらしい格好の奈々子の裸体を、股間の間に顔を潜り込ませて、真下から覗き上げている。
「へー、市村さんって意外と毛深いのな。オ○ンコの周りまでしっかりと生えてて、肛門にまで達してるじゃん。やらしー股間だねー」
「やめてーっ!こんなこと…警察に訴えてやるから…」
「訴えるって、どうやって?自分から自筆のこんな自己PRぶら下げてさ、僕は何も要求もしてないし、触れてもいないんだぜ?何なら、『公園に変な女性がいます』って僕が警察呼んであげようか?」
「!!!…いや…そんなこと…絶対ダメ…とにかくお願い…もう私を解放して…」
この解放懇願も当然無視。

「じゃあさ、お望み通り僕はもうそろそろ市村さんの目の前から消えてあげるから…その代わり、明日の休日、僕とラブラブのデートしてよ」
「なっ!?何言ってるのよ!そんなの絶対に嫌…」
「あっそ…」
『その格好のまま、笑顔で“奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい”だけを笑顔でつぶやき続ける。他の事は何も喋れない』と書き込んであげた。
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい…奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………」
可愛い笑顔でこんな破廉恥な言葉を連呼する奈々子だが、心の中では動揺&否定感情が爆発しそうなのだろう。
「あれれ?いきなりそんなこと言い始めるなんて…やっぱり市村さんって変態なんじゃないの?」
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい…奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………」
笑顔でしかもこれしか連呼出来なくなっている奈々子だが、それでも僕の変態発言に大きく首を左右に振って、否定を態度に表そうとしている姿が、とても健気である。
「どう?もう一度聞くけど、僕と“ラブラブな”デート…しない?」
言葉による返答は出来なくても、先程のように首を縦か横に振っての返答なら出来るはずだが、
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい…奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………」
こう言いながら、首はピクリとも動かない。かなり迷っている様子である。

『そのままオシッコを垂れ流す』駄目押しでこう書いてあげた。
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい…奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………!?」

シャーーーーッ!

「あらら…変態の市村さん、今度はオシッコですか。へー、女の子ってこんなところからオシッコが出るのかー、これじゃあオマタが汚れるはずだよね。それにしても溜まってたみたいだねー、よく出るなー」

奈々子の感情など無視して、非常にも勢いよく公園の床に叩きつけられるオシッコ。
夜の誰もいない公園で真っ裸になり、首から露出癖PRのサインを吊るし、股割りストレッチ姿勢でオシッコ垂れ流しながら、卑猥な言葉を連呼している…こんなことは大学入学したばかりの通常の乙女がする行いでは決してない。しかし、それを今自分が実践してしまっているのである。それも…高校在学中、生理的に最も毛嫌いしていた内海渉の目の前で…である。
この時の奈々子の羞恥心と渉を恨む念は、どれほどのものであろうか…。しかし今の彼女には、その思いを晴らす手段も力も何も持っていないのだから、我ながら情けない…と己の非力を恨むしかなかった。

大量のオシッコが全て出切った頃合を見て、
「で、どうする?僕と“ラブラブ”デートする?早く返事しないと、もしかしたら今つぶやいているそのいやらしい言葉、大声で叫ぶ事になるかもしれないねー。変態の市村さんのことだからさ」
奈々子は既に悟っていた。
あくまでも奈々子の自発的な行動を予想しているかのようなこの発言が、あからさまな“命令予告”であることを…。そして自分が渉の意に沿う返事をしない限り、彼は躊躇なくその予告を実行に移すであろうことも。
もしそうなったとしてその騒ぎを聞きつけて人が集まったとしても、今の自分にはこれらの行為が渉の仕業だと決定付けられるものなど何も掴んでいないし、むしろ人に来て貰ってもっとも被害を被るのは、自分自身なのである。もう選択の余地はなかった。笑顔で卑猥な言葉を連呼しながらも、力なく彼女の首が縦に振られた。

「わー、嬉しいなー。誘いに乗ってくれてありがとう。じゃあ、明日…ってもう今日のことだけど、朝9時に駅前の○△ビルの前で待ち合わせしよう。それと、僕はミニスカートの女性とデートするのが夢だったから、ミニスカート着用で着てね。いい?」
奈々子は今度は素直に首を縦に振った。もうデートの約束をしてしまった以上、こんなことにいちいち拒否するつもりなど毛頭無かった。むしろ拒否した時の報復の方が不利益である。ここはとにかく早くこの場を開放してもらうことの方が先決であった。

「それじゃあ、今日は刺激的な夜をありがとね。嫌われ者はこの辺りで退散するよ。朝の待ち合わせ、遅れないようにね。それから、こんな変態的なことは好きでやっているんだろうけど、風邪引かないようにね。早く家に帰った方がいいよ」
もちろん大きなお世話である。
自分で呼んでおいて、好き放題なことやらせても、徹底的に奈々子の自主的行動で貫こうというふてぶてしさに、我ながら感心する。

最後に、
『セリフはそのままで、思いつく限りのラジオ体操を“前だけ向いて”やり続ける』と書いてあげた。
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい…奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………」
こんなことをつぶやきながら、真っ裸でラジオ体操に励み始める奈々子。非常に滑稽である。
「そうそう、いらぬ罪をなすりつけられても困るからね、何かの時のお守りに、今の姿をデジカメの動画で少し録画させてもらうね」
そう言って、渉は笑顔でラジオ体操中の奈々子にカメラを向け始めた。
心の中では渉に対して、かなりの攻撃的言動や、恨み辛みの念が爆発しているであろうが、今は先程と違って首も動かせず、しっかり前を向いて笑顔で卑猥言動を口にしながら、元気よくラジオ体操をするしかない。カメラの中に動画として納められるのは、あたかも自発的変態行為としかとられない光景ばかりなのである。これでは、後でどんなに否定しても、一体どれだけの人が自分の否定言動を信じてくれるだろうか…。
諦めと絶望感に苛まれながら、撮影を終えて去りゆく憎き渉を見送るしかない奈々子であったが、
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………(!!ちょっと待って!私、いつまでこんなこと続けさせられるの!?ちょ、ちょっと待ってよー!やだーっ!解放していってよ!いやーっ!)」
そんな奈々子の切実な心の訴えなど気付きもしないかのように、渉は原付バイクには乗らず、手で押しながら公園の光が届かない奥地へと消えていってしまった。

しかし、これは渉の演技である。
彼はまだ奈々子がよく見える暗がりの植え込みに身を隠すと、しばらくの間、満足感に浸りながら彼女の変態行為を眺めていた。
遂にあの“可愛いくせに自分にとっては最高にタチの悪い女”だった奈々子の包み隠すところの無い赤裸々な裸体をじっくりと堪能し、思うが侭にコントロール出来たのだから、尚且つ、このお楽しみはこれからもっとエスカレートしていくのである。

数分後、ゲーム機の解除ボタンを押してあげると、奈々子は一瞬身体中の力が抜け落ちたかのようにその場に崩れ落ちたが、すぐさま散乱した衣服を着始めて、走ってその場から逃げ去っていった。今夜はさぞや寝れない夜になるだろうな。

しかし、僕の夜はまだ終わらない。
これからこの機械を作った知り合いの科学者の所に赴き、成果の報告と、ちょっとした手直しを加えてもらうつもりだ。
今回使ってみて、ある部分の命令を継続させておきながら、違う命令を加える時に、一々『それはそのままにして』を書き添えるのが、非常に面倒だった。だから<表情・セリフ・行動・感度>この4項目でそれぞれ独立した書き込み設定が出来るようにしてもらうつもり。
最後の<感度>は、さっき思いついたもの。
これは明日からのお楽しみ用…とうことで。さてと、明日がいい日になりますように…。

(淫テンドーDS②へ続く…)

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト