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マイルーム(9)*結界・催眠系

元々この結界のスタートの場となった旧マイルーム(現在はこの家ごと全て僕の支配下なので、こんな小屋などマイルームにするつもりはない)は、今やその役割を変えていた。
部屋の中には簡易ではあるが、このパワーの持ち主である旧領主達の廟が建てられている。
彼らのリクエストによるものだ。

これにより、僕は彼らとの交信がとてもやりやすくなった。
この廟の前に座ればいいのだ。
その廟に置いてある鏡に僕の顔を映せば、その鏡の中に彼らが姿を現す。
どっかのおとぎ話のようではあるが、本当に出てくるのである。

「ずいぶんと女共を飼いならしたものだな…」
無骨な顔に薄笑いを浮かべて語りかけてきた。
「ああ、十分楽しませてもらってるよ」
「お陰で俺たちも徐々に力を回復させつつある…」
僕は前から思っていた疑問を彼らに投げかけてみることにした。

「あのさ、前から聞こうと思ってたんだけど、あんた達はこんなことをして何を望んでいるんだい?」
「なぁに、今に分かる。楽しみにしておれ…今はお前がやりたいようにすればよい。そして俺達を喜ばせてくれていればよいのじゃ…お前もそれを望んでおろうに…」
不気味な薄笑いを浮かべ続けている目の奥で、何か思惑があるような感じではあるが、それ以上には聞き出せないようである。

「お前に一つ頼みがあるんだが…」
「あんた達から頼みごとなんて珍しいね。何だい?」
「覚えておるか?あの煩わしい老いた僧侶のことを」
いきなりそう言われてハッと思い出した。
まだこの結界が出来上がる前、丁度この領主達と関係を持つ直前に、塀の外で念仏を唱えていた老僧だ。

元々この領主達を鎮める役割を代々受け継いできたらしく、彼らが今のような行動を起こす予兆を感じたということで、それを鎮めるために念仏を唱えていたようだ。
しかし、僕が何も異常はない…と言って彼を納得させてから、ここには現れなくなっていた。
その坊さんがどうしたというのか。

「奴が俺達の気配に気付いたようじゃ。寺からこの結界に向けて念仏をとなえてきよる」
「!?…それで大丈夫なのか?まずいことになりはしないのか?」
僕はかなり焦っていた。
何しろ、やっていることが通常では絶対に許されないことばかりなのだ。
これがいきなり通常に戻ったら…僕は一生を棒に振るようになるかもしれない恐怖に戦慄を隠しきれない…といった表情でいた。

「心配するな…その証拠に奴も今お前がやっていることを、普通のこととしてしか認識していないではないか」
確かに…この異常な行動を見咎めるでもなく、寺に篭っているだけなのだからな。
「奴は今起こっている現象に気付いたわけではない…ただ俺らの気配が強くなったのを忌々しい仏像の前で鎮めようとしているだけじゃ…」
少し安心をして、胸を撫で下ろした。
そして、言葉に余裕を取り戻して尋ねた。

「で、僕にどうしろと?」
「奴の念仏が耳障りでかなわんのじゃ…だからうまく言いくるめてここに坊主を招きいれろ…そこで奴も俺達の奴隷にしてくれるわ…」
「そんなことができるのか?抵抗されて負けるなんて事にはならないのか?」
彼らにここで負けられたら、それこそ取り返しのつかないことになる。
僕は真剣な眼差しで彼らに問い詰めた。

「心配するな…お前のお陰で俺達の力はかなり強大になった…それはお前も承知しておろう…この時点でも俺達の気配にしか気付いていない非力な坊主に負けるはずもない…」
「本当だろうな。絶対勝てるなら連れてきてやる」
確かに、徐々に結界も広がってきているのだ。
間もなく隣のおばさんの家も支配化にできそうだとも言っているのだ。

「それに、奴を言いなりに出来たらお前も得るものがあろう…そう、あの異国の女だ」
「!!」
驚きとともに思い出した。
学校の英会話の授業でアメリカから講師にきているミッシェル先生のことだ。
そうだ…彼女は日本のお寺が大好きで、近くの寺にホームステイしていると聞いていたが…それがあの坊さんのところだったのか。

僕は脳裏にミッシェル先生のことを思い描いていた。
確か26歳と言っていたな。
金髪のショートヘアがよく似合う、陽気な女性だ。
体つきもアメリカンサイズというか胸もかなりあって、クラスの男共もオナネタにしているはずである。
陽気なアメリカンビューティといった美人講師なのだ。
0011


確かに彼女なら日本語も堪能だし、今まで経験したことのない金髪外国人女性の身体…これはそそられるものがある。
「ははは…どうやら決まりのようじゃな。俺達の力がさらに強くなる三日後の満月の夜、坊主をここに連れてくるのじゃ…いいな?」
「ああ、わかったよ」
これでまた取引成立か…。

では、その三日後までに彼らと僕の力をもう少し高めることに専念するか…。
そう思いながら、机の上のノートを開いた。
もちろん、今いる三人にさらに喜びを与えてもらえるようにするためだ。

まず綾子さんのページから整理することにした。

***************************************

1)綾子さんの普段着は、綿のキャミソールとショーツだけとする。そしてその組み合わせのオシャレを楽しむこととする。ブラジャーは認めない。外出時もそれ以外は認めない。但し、靴はその範疇ではない。

2)この部屋以外でも綾子さんに対する康介の言葉は絶対的であり、その言葉や命令、指示に対しては周囲も疑いを持たない。ごく当然のこととして受け取る。

3)康介はいついかなるときでも、綾子さんの身体に勝手に触れることが出来る。そしてその刺激を綾子さんは快感を持って受け付けねばならず、その快感を素直に表現すること。

4)康介が求めればいつでもこの部屋にてセックスをする。それは周囲から見ても気軽なホームトレーニング程度にしか見えない。

5)康介が綾子さんの前で勃起した時は、康介が拒否をしない限り綾子さんは進んでフェラチオをしなければならない。それは周囲の目には義姉と義弟の仲睦まじい会話程度にしか写らない。

6)綾子さんと康介が一緒に家にいる時は、必ず二人一緒にお風呂に入らなければならない。それは世間一般的に見ても、ごく普通の義姉義弟の接し方である。
また、自分の身体は自分で洗ってはならない。混浴時の最低限のマナーである。

7)隆行(兄)は、今後一切綾子さんに対して愛情は持っていても、性欲を持たない。また、目の前で康介が綾子さんとどのような接し方をしようとも、決して嫉妬心などを起こさない。その姿はむしろ微笑ましいものである。大いに奨励すべきことである。

8)隆行は康介に対して一切の敵対心を取り払い、出来の良い弟として扱う。また、康介の言いつけや要望は絶対的であり、それに対し一切の不満、疑念を持たない。

9)兄・隆行は、綾子さんと康介のセックスを支援する立場になる。なぜならば我が一族の後継者作りを、綾子さんと康介に託したからである。世間もそれを当然のことと受け入れる。

10)綾子さんは、兄・隆行を戸籍上の亭主としか認めておらず、女性としての愛情は全て康介に向かわせる。それが一番の幸せだと信じているし、周囲もそれが健全な状態だと認識している。

11)綾子さんは自分がとても性欲が強い淫乱女性だということを認識している。一時間に一度は襲ってくるものすごい強さの性欲を抑えるには、オナニーか康介に慰めてもらうしか方法がない。
一時間に一度性欲解消ををしないと、その禁断症状で気が狂うほどになる。なので、康介を怒らせて、手足を縛られ放置されることが最も怖いお仕置きである。
但し、睡眠後は起床まで発情することはない。

12)綾子さんにとって他の男などは汚らわしく、まったく意識の外側の存在である。康介に慰めてもらうのが一番幸せで心地よい方法だが、康介に断られても不機嫌にはならない。何故ならその決定権は全て康介にあるからである。康介がいないとき、断られた時はどこででもオナニーに耽る。耽りながら欲求を内に隠してはならず、思う存分声に出して快感を表現する。周囲はそれを携帯電話で話している程度にしか認識しない。

13)綾子さんはオナニーの時、太いバイブを使用するのが大好きである。屋外に出かける時も必ず携行していく。なぜならば、手でのオナニーは手が汚れるので好きではないのである。オナニーの中で一番好きなスタイルは、康介の目の前で大股を開いて、康介に見られながらするオナニーである。それが一番心落ち着くので、綾子さんにとって最高の癒しのひと時である。

***************************************

10、11、12、13の項目が綾子さんを淫乱愛人化するために新たに書き加えた項目である。
これにより綾子さんは自らを淫乱と認め、一時間に一度の性欲解消をしないととんでもないことになるはずだ。
綾子さん、悪いけど僕を喜ばせる為に、今まで自分からは考えも自覚さえもしなかった淫乱振りを大いに見せてね。

果たして、それから間もなく綾子さんが部屋のドアをノックしてきた。
「こーちゃん、入っていい?」
ドアを開けると、何だか湿っぽく聞こえる声音で話し掛けてきた。
「あのね、もし時間あるなら一緒にセックスしようよぉ…」
「あ、ごめん!今ちょっと手が離せないんだ」
もちろん嘘である。
別に今抱いてもいいのだが、ノートに記したことの効果が見たくてわざと拒否をしてみた。
それにしても、さっき一発やったばかりなのに、ずいぶんお盛んだねー、綾子さん。

「そっかぁ、忙しい時にごめんね…じゃあさ、うるさいかもしれないけど…ここでオナニーしててもいい?こーちゃんの側でしていたいの…」
「え、別に構わないけど…ずいぶん欲求不満なんだねー、さっきもしたばかりなのに」
オナニーの許可なんて、普通は他人には絶対に求めないだろうに。
綾子さんは今、自分がどれほど恥ずかしいことをリクエストしているか全く認識していない。

「何だかさっきまでの私と違うような気がするの…さっきまではこーちゃんが求める時だけで十分嬉しかったけど、今はこーちゃんが欲しくてたまらないの…」
「そうなんだ、ありがとね。でもさ、綾子さんにとって僕は義弟でしょ?今までは義弟の頼みだからって快く受け入れてくれてると思ってたんだけど、今は僕のことどう思ってるの?」
「…大好きなの。すごく愛してるの…愛しててもいい?」

遂に綾子さんの口からこの言葉を言わせた。
これで完全に僕の愛人となったわけだ。
とは言っても、こうなるように操作したのは僕自身なので、全ての現象において既成事実のようにシナリオ通りに進行している訳だけど…。
でもやはり、本人の口から言ってもらうのは嬉しいものである。

愛の告白を受けて、今まで以上に可愛く思えてきた綾子さんをギュッと抱きしめてあげて「ここでオナニーしてていいよ」と耳元でささやいてあげると、彼女はとても嬉しそうに大きく脚を開いて、ショーツの中に手を突っ込んでオナニーをし始めた。
0012


「あああぁんっ…あっ、あぅぅ…ぁんっ…」
声の抑制感覚を取り払っているので、聞いてるこっちが恥ずかしくなるような声量での喘ぎではあるが、残りの千夏と美佳さん親子をもっと破廉恥にさせる構想を練るには、これはこれで丁度良いBGMかもしれない。
既に後ろのベッドでは、喘ぎ声の中にクチュクチュといやらしい粘性の強い分泌液の絡みつく音が混ざり始めている。
そんないやらしく、そして心地よいBGMを聞きながら、千夏のページを開いた。

0010


(10)に続く…。




テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

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No title

3番目のコメントの方へ
修正かけました^^;
ご指摘ありがとうございました!

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