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【超短編】おじゃまします

とある昼下がりの都内麻布の高級食材店にその夫婦はいた。

「ねぇ、陽クン、今日はステーキ焼いてあげようか♪」
「お、いいねぇ、トレーニングもしてきたし、タンパク補給しないとな。頼むよ」
微笑みながら今夜のディナーの相談をしている新婚夫婦。旦那はプロゴルファーの新見陽一。昨シーズンも惜しくも逃したものの、最後まで賞金王タイトル獲得に絡んでいた実力者である。妻は最近結婚を期に芸能界を引退した、元某アイドルグループを卒業してタレント活動をしていた新見江美。
二人はこの食材店に程近い高級マンションに最近入居してきた、新婚セレブ夫婦である。

江美の方は深くキャップを被り目立たないようにはしているが、知っている者が見れば一目瞭然である。人気絶頂までとは行かなかったものの、コアなファン層に根強く支持され、引退発表の時にはさぞ惜しんだオタクファンも多かったことだろう。
しかし、今では年間億単位で稼いでくる若き伴侶を得て、以前から夢見ていた『可愛い奥様』にようやくなれた幸せの絶頂期でもあるだろう。

「陽クン、帰りにすぐそこのジュエリーショップ寄ってもいい?頼んでおいたブレス出来上がってるみたいなの♪」
「あぁ、いーよ。ついでに俺もなんか買おうかなー」
人目も憚らず手を繋いでショッピングを楽しんでいる様を、買い物客に交じって目で追っている人物が一人。
彼の名は小林淳也。ストーカーでもパパラッチでもない。しかし、明らかに何か目的があってこの二人を尾行しているようであった。

一通りの買い物を終え、そのまま徒歩でマンションの入口まで帰ってきた陽一と江美は、ここで不意に後ろから純也に呼び止められた。
「あのーすみません」
「は?何か?」
「いえ、僕は小林淳也と言いますが、その~、今日『おじゃまします』ね!」
二人とも不意を突かれたように一瞬声を失っていたが、ハッと我に返ったように陽一の方が、
「………!!、おおっ、淳也君かぁ、オッケーオッケー、大歓迎だよ。なっ、江美」
「うんっ♪淳也さんが来てくれるなんて、嬉しいよねー、陽クンッ♪」

まるで旧知のそれもかなり歓迎に値するような人物への応対のようだが、新見夫妻と淳也はこれが初対面であるし、全くうだつの上がらないその日暮らしの20代男である淳也を見て、通常なら不審がるばかりで、歓迎など絶対に有り得ることではない。
しかし、今はどうであろう…。まるで大歓迎の様相でセキュリティ万全のマンションゲートを身内同様の扱いで難なく通過し、彼らの愛の巣へと導かれていってしまった。

「さぁ、どうぞー♪ちょっと散らかっちゃってますけど…許してくださいね♪」
「とりあえずリビングのソファにでも座って寛いでよ、今ワインでも開けるからさ」
豪奢なインテリアで飾られ、白を基調に統一された室内に入り、20畳はあるであろうリビングのフカフカなソファに、当たり前のような図々しい態度でドカッと座り込む淳也。明らかに不釣合いである。

「どうぞ、お構いなく。っていうか、僕が尋ねてきてそんなに嬉しいですか?」
「当たり前ですよー♪だって、あの淳也さんじゃないですかー、もう大歓迎です♪」
「そうそう、まさか淳也君が来てくれるなんてねー、驚いたよ」
「そうですか、それはどうも。おっと、そう言えば陽一さん、昨シーズンは惜しかったですねー」
「そうなんだよねー、でも次は絶対獲ってみせるよ。もうオフの今からトレーニングも励んでるしね」
「それは楽しみですね、それから江美さん、結婚おめでとうございます」
「あはッ♪わー淳也さんにお祝いの言葉もらっちゃった!嬉しいですー♪」
こうした時の江美の表情は現役芸能人の時のままの趣があり、画面を通していつも見ていた淳也にはグッとくるものがあった。

「そんなに喜んでもらえるとは、逆に嬉しいですよ。じゃあ、お言葉に甘えて今日は歓迎してもらおうかなー、わがまま言わしてもらうけどいいですよね?」
「もちろん、淳也君のわがままはいくらでも聞かないとね」
「そうそう、バチが当たっちゃう♪」

「じゃあ、早速、今晩ここに泊まっていってもいいですか?」
「ああ、そんなことかー、もちろんだよ。なっ、江美」
「ええ、是非何泊でも泊まっていってくださいね♪」
立場上一般人との軽率な付き合いに対しては警戒心を抱かなければならないスポーツ&芸能系新婚夫婦の新居に、初対面にも関わらずこうも図々しく入り込んで、尚且つ宿泊の承諾まで取り付けるとはどういうことなのか…。もうお分かりかと思うが、淳也の『おじゃまします』の言葉には、他人のパーソナルエリアに強引に入り込み、それをコントロールできる特殊な力がある。
故にいくら社会的上位にあるセレブ夫婦だろうが、今の淳也の『おもちゃ』に過ぎなくなっている。

「実は僕、現役時代の江美さんのファンだったんですよ。嬉しいですか?」
「きゃーっ、ねぇ、陽クン聞いた?私、すっごく嬉しいんだけど♪」
「そうだったのかー、それは旦那としては鼻が高いね」
「なので、今日は江美さんと色々と仲良くしたいんですけど、そんなわがままでもいいですよね?」
「もちろん、お安い御用だよ。仲良くしてもらった方が旦那としても嬉しいしね」
「淳也さんと仲良しになれるなんて、超ラッキーかも♪」
その『仲良し』がどういうことか分かっているのかね、この二人は…。

「じゃあ、仲良しの証はやっぱり『ディープなキス』からでしょう、二人だってそうだったんでしょ?僕と江美さんでディープキスしてもいいですよね?」
「えっ、あ、はい♪そっか、やっぱり仲良しは『これくらい仲良しですよー』ってアピールできなきゃ…ですもんね♪」
「江美、しっかりとキスしてもらえよ」
「じゃあ、江美さん、僕の腿の上に腰を下ろしてください。そう、じゃあ、いきますよ」
(チュバ、チュバ、チュー、チュバチュバ)
旦那である陽一を目の前にして、熱い抱擁とともに濃密なディープキスが始まった。淳也は既に有頂天である。テレビ画面やグラビア写真などで何度も妄想世界に引きずり込まれた江美と、今実際にこうも濃密な唾液の交換が、それも最愛の旦那承諾のもと、目の前で堂々と出来るのだ。

「いやー、最高においしいキスですね。陽一さん、奥様教育しっかり出来てるじゃないですか」
「そうかなー、江美はもともと上手だったんじゃないかな、ハハハ…俺もツアーで忙しかったし、実はまだそんなに新婚生活過ごしてないんだよ」
「じゃあ、江美さんは芸能界現役時代に他の男性に訓練されたんですかね」
「えっ…いやだ…いくら淳也さんでも、そんなこと言わせないで下さいよぉ…私だってそれくらいは経験済みですよぉ…」
「まぁ、芸能人とは言え、女性ですもんね。じゃあ、その経験を活かして、『フェラチオ』でおもてなししてもらおうかなー。陽一さん、そんなおもてなししてもらってもいいですか?」
「江美、淳也さんが満足いくようにうまくできるかぁ?」
「あっ、陽ちゃんひどーい!いつも陽ちゃんにもしてあげてるじゃなーい!」
「おっと、そうだったんですね、そりゃ夫婦ですもんね。江美さん、その時は陽一さんが出したものは飲んであげているんですか?」
「もちろん♪愛してる人のですから♪」
「おいおい、江美、淳也さんの前で照れるようなこと言うなよなー」
「じゃあ、僕も陽一さんがいつもしてもらってるような感じでしてもらってもいいですかね」
「はーい♪じゃ、淳也さん、ちょっと脚を開いてくださいねー、ズボンの前を開かせてもらいますよぉ」
「ちょ、ちょっと待って江美さん、いつもする時は服を着たままなんですか?」
「えっ!あっ、いつもはお風呂上りとかだから…裸ですよぉ」
「ですよねー、僕は『いつものように』とお願いしたつもりなんですけど…」
「ほらー、江美、言わんこっちゃない。ちゃんとおもてなし出来なきゃ、これからも色んなお客さんだって来るんだぞ」
色んな客って…こんなおもてなししなければならないのは、『僕だけ』なんだけどなぁー。
「あっ!うっかりしてましたぁ、お客様のリクエスト聞き間違えるなんて…私もまだまだだなぁ…」

そう言いながら江美はさっと立ち上がり、淳也の目の前で履いていたブランドもののスウェット上下を脱ぎ始めた…。いよいよ元アイドル・江美のストリップショーの始まりである。
スウェットの中に着ていたTシャツを脱いでしまうと、黒の上下揃いのブラ&ショーツが現れた。これも一見して海外ブランドものと分かる代物で、ショーツの方は股間部分以外はスケスケレース使いになっている。元アイドルも時間の経過と共に、しっかりと大人の女性になっているものだなぁ…そんな興奮と感動で感無量となっている淳也をよそに、江美の脱衣ショーは更に続き、ついに彼女の肢体を覆うものは何もないスッポンポン状態になってしまった。
江美のオッパイは、細身の身体とのバランスがいい適度な膨らみで、27歳になった今でもしっかりと上向きの張りを保っていた。股間の三角地帯には、これまた程よい量の陰毛地帯が広がっており、上品この上ない。アイドル時代から『ご令嬢アイドル』の通り名で呼ばれていたのは、嘘ではなかったらしい。身体全体から手塩にかけられた育ちの良さのようなものが感じられた。

もうこの時点で、淳也の一物ははちきれんばかりになっていた。それはそうであろう、これまではグラビア写真を眺めて、その水着姿の下に隠れている秘所を想像するしか方法が無かったのに、今目の前に現物の元アイドルの生まれたままの肢体が蠢き、そのまま自分の屹立した一物が待つ股間の間にしゃがみこんできたのだ。
「はい♪これで準備完了ですよぉ、あ、淳也さん、もう大きくなってる♪じゃあ、しっかりおもてなしさせていただきますね♪」
(ハムッ、レロレロ…ピチャピチャ…チュバチュバ…)
「おおお…っ!これは気持ちのいいおもてなしですねー、かなり上質なおもてなしですよ、これは」
「うれしい♪じゃあ、もっと頑張っちゃおうっと!」
「よかったなー江美、褒めてもらえて」
おかしな構図である。初対面のいかにも怪しく不潔そうなヤサ男に、自分の愛妻が目の前でフェラ奉仕をしているのにそれを笑顔でみつめる旦那、そしてフェラをしている当の江美も、喜んで舌奉仕をしている始末…。
「うっ、もういきそうですよ、江美さん…じゃあ、陽一さんと同じように、しっかり全部飲み干してくださいね」
「ふぁーい♪」
「うっ!!!(ドピュッ!ドピュッ!ドクドク…)」
遂にやった。淳也は現役時代の握手会でほんの数秒手を握ったことがあるだけの元アイドルの体内に、自分の汚れた欲望がぎっしりと詰まった白い迸りが、大量に流れ込んでいく充足感に包まれながら、最後の一滴までを搾り出していった。

今まで何度も夢に描き、オナニーのオカズとして何度妄想の中に登場してもらったかわからない江美の肢体を、この後もいくらでも弄べる喜びに、純也の一物は一発の射精くらいではびくともしないといった様相で、再びその屹立の勢いを取り戻していた。

「江美さん、いやー気持ちよかったですよ。最高の舌使いでのおもてなしでした」
「アハッ、それほどでも…でも褒めてもらえて嬉しいですー♪」
「へー、江美もやれば出来るもんだな」
何とも奇妙な会話である。今や淳也に手玉に取られて『バカ夫婦』と化しているこの二人には、この異常さが全く分かっていないのだ。

「江美さん、じゃあそろそろ“子作り”…しましょうか」
淳也は唐突に切り出した。
「え?子作り…?」
「そうですよー、本当に歓迎したい人ならば、その人の子を宿したい…って思って当然じゃないですか、ねぇ、そうですよね?陽一さん」
「え、あ、あぁ、もちろん。江美、淳也さんに子どもを授けてもらって、しっかり育てないと」
「そっかぁ…そうですよねー、せっかく淳也さんに来ていただいたんだから、その証をしっかりと残してもらわないと…淳也さん、よろしくお願いします♪」
「了解。じゃあ、早速ベッドルームに行きましょう。陽一さん、ベッドルーム借りますね」
「うん。江美のこと、よろしくね」
淳也と江美は連れ立って、本来陽一と江美の愛を育むはずの二人のベッドルームへと入っていった。

「じゃあ、江美さん、おもてなしと愛情を込めて、僕のために大きく脚を開いたままオナニーして、僕を迎え入れる穴の滑りをよくしてくださいね。僕はおもてなしの記念に、その姿をビデオに納めておきますので」
「はい…」
歓迎したい、迎え入れたいという気持ちは高まっても、そこは育ちのよい元アイドルである。男の前で自分の恥部を曝け出すことに、少し恥じらいを見せる姿が、更に純也の欲望に火を注ぐ。
「あっ…あん…あっ、あぁぁ…」
目を閉じ、かすかなでもクリアーな喘ぎ声を漏らしながら、純也に向かって大股開きのまま、小刻みに股間に当てた指先で、敏感な部分を刺激する江美。
淳也は江美のその姿を、一部始終ビデオに納めている。
元アイドル&現セレブ奥様のオナニーショーである。これは闇ルートで一体どれくらいの値が付くのであろうか…と思わせるほど、貴重でいやらしい光景がどんどん収録されていく。

江美の秘部は、もう既にローションでも垂らしたのではないだろうかと思わせるほどに濡れまくっていた。体質的にも愛液を分泌しやすいのだろう。秘部をまさぐっている手も、同じように愛液で光り輝いていた。
「じゃあ、江美さん、そろそろいくよ」
「あぁぁ…はい…どうぞ…」
江美は大股を開いたまま、淳也を迎え入れるように両手を開いて差し伸べてきた。

「はぁぅ…ああっ…!」
淳也を迎え入れた江美は、オナニーの時とは違い、今度は確かな声量の喘ぎ声を発し始めた。
「ああ…江美さん、最高に気持ちがいいオ○ンコだよ…元アイドルのオ○ンコ…最高だ…」
「あっ、あっ!…う、うれしい…ですぅ…あぁぁぁっ!」
この喘ぎ声の声量では、隣の部屋にいる陽一に丸聞こえのはずである。しかし、今の陽一には、この喘ぎ声を聞いて激怒するなどとんでもなく、逆に江美がしっかりと大事なお客様を歓迎していることに満足を感じているはずであろう。
これではどこぞの歓楽街のポン引きのお兄さんと同じではないか…妙な征服感が淳也の興奮に拍車をかける。

「江美さん…もうダメだ…出すよ…いっぱい出すから、ちゃんと受け止めて僕の子を宿してね…」
「あぁ…は、はいぃ…たくさんくだ…さい…あっ!あぁぁぁぁぁぁっ…!!!」
ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!
立て続けの二発目なのに、一発目よりも勢いがあるのではなかろうかと思われるほどの熱い迸りが、江美の下腹部奥深くへと噴射されていった。

「ふぅ…陽一さん、どうもありがとうございました。おかげで心地よく“種付け”出来ましたよ」
放心状態の江美をベッドに残したままベッドルームを後にした淳也は、リビングでテレビを見ながら寛いでいた陽一に声をかけた。
「それはよかった。これで江美が淳也君の子どもを宿してくれたら、最高だね」
「ははは、そうですね」
全くバカな旦那である。
「陽一さん、これからも時々“おじゃまします”けど、いいですよね?もし今回で江美さんが孕まなければ、何度でも“種付け”しにきますよ」
「そうだね、いつでも大歓迎だよ」
「そうそう、僕が“種付け”をしなければ意味がないので、陽一さんは今後江美さんとセックスしないでくださいね」
「あ、あぁ、そうだよね。まぁ、そっちの方は淳也君にお任せするよ」
「どうもありがとうございます。それじゃあ、今日はこの辺で、お邪魔しました」

淳也は、今後も執拗に彼らの家を訪問し、憧れだった江美をより従順な性奴隷に仕立て上げる算段をあれこれと考えながら、いずこへと去っていった…。


(超短編:おじゃまします<完>)

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

【超短編】新卒社員 ☆休止していてごめんなさい!とりあえず短編です(筆者)☆

~<オフィス青山>急募!新卒社員(一般事務)*若干名~
対象: 短大及び4年制大学新卒及び卒業見込みの女性社員を募集します。
職種: 一般事務及び雑務全般
勤務地: 東京都内
月給: (初任給)220,000円~。その他各種報奨制度有り
*住居完備、健康保険、被服手当、その他福利厚生制度有り
*面接の上、採用可否決定。
*面接希望者は03-○×35-2093(担当:青山)まで


「あっ!何これ、いいじゃん!」
巷では内定取り消しなどという暗いニュースが取り沙汰される昨今、真剣な表情で求人検索をしていた佐々木 舞は、偶然この記事を見つけた。
舞自身も、内定が決まっていた会社から、業績悪化を理由に『内定見送り』という通知を受け取った内の一人なのだ。

「まだ間に合うかな…こんな好条件そんな無いし、急がなきゃ」
新年度間近の今頃に、こんな好条件で新卒受け入れをしてくれる企業など、そうそうあるものではない。舞はその場ですぐに携帯を取り出し、
「(ルルル…ピッ!はい、オフィス青山です)…あっ、もしもし、私、佐々木舞と申します。御社の求人募集を見てご連絡させて頂いたのですが、担当の青山さんはいらっしゃいますか?」
「はいはい、私が青山です」
「あ、はじめまして。あの…まだ募集は行っていますか?」
「ええ、まだ大丈夫ですよ。ご覧になった求人広告は今日出したばかりのものですので」
「よかったぁ。実は私は先日先方の事情から一方的に内定取り消しをされてしまったのですが、それでも構いませんか?」
「弊社は小さい個人オフィスなのですが、そんな時期だからこそ、獲得し損ねた優秀な人材が野に放たれたと思って、求人に踏み切ったので、ご安心下さい」
「早速御社の面接を受けさせていただきたいのですが…」
「もちろん喜んでお受けしましょう。いかがでしょうか、私はこの後のスケジュールが空いていますので、もし佐々木さんのご予定がよろしければ…ですが」

なんという幸運なのだろう…舞は偶然飛び込んで来たこのチャンスを絶対に獲得したい一心で、
「私も空いています!是非お願いします。会場はどちらでしょうか」
「では、直接オフィスまでお越しください」


都内某区の小奇麗なマンション…この中に目指す『オフィス青山』は入っていた。
舞は指示された時間通りに到着し、『オフィス青山』とシンプルな看板が掲げられた一室の呼び鈴を押した。
「(ガチャ…)あ、先ほどのお電話の佐々木さんですか?私が青山です」
現れたのは30歳そこそこと思われる誠実そうな男性が顔を出した。
舞はその青山に屋内に招き入れられ、オフィス内に入った。

そこは住居兼オフィスといった造りになっており、『個人オフィス』という呼び名に相応しく、生活感と職環境が心地よくマッチングしている雰囲気である。中央のリビングがオフィスになっているらしく、青山の物と思われる大きめのデスクと、まだ入れたばかりと思われる真新しいデスクが一台置かれていた。
「(へー、けっこう働きやすそうな環境じゃない…。この青山さん、一人でお仕事しているのかな…)」
舞は片隅に置いてあるソファに腰を下ろし、青山と対面した。

青山はにこやかな表情で舞を見つめている。明らかに彼女に好印象を抱いたようである。
それもそのはずで、女性として見た舞の容姿は大学内でも評判の美形で、セミロングでまとめた髪の中の小顔に可愛らしい愛嬌と初々しい色気が絶妙に同居している。紺のリクルートスーツに覆われている体型も、スポーツで磨き上げた抜群の快活さを醸し出していた。

「はじめまして、佐々木さん。いやー、まさに狙い通り。今はこんな優秀そうな人材がこの時期でも数多く野に放たれたままになっているほどの雇用難だったんですねー」
「褒めていただいてありがとうございます!(なんか感じ良さそうな人でよかったぁ。もしかして私気に入られてる??)」
「見ての通り、ここは私一人の職場だったのですが、経済困窮の巷をよそに忙しくなってきまして…若干名の女性事務員を募集させてもらったんです」
「へー、この時期にすごいですね、それでどのようなお仕事なのですか?」
「そうですね、まずそれを知って頂かないとですね。では、この封筒の中の業務要項を読んでください」

そう言って渡された封筒を開け、中の書類を読み始めた途端に、舞の表情が見る見る青冷めそしてすぐに怒りの表情に変り、目の前のローテーブルに書類を叩きつけながら、
「どういうことですか!これ!こんなこと本気で書いてるんですか!?」
「ほう、簡単なことだと思うのですが…できませんか?」
青山は目の前の怒り心頭の舞を見ても微動だにせずに、逆ににっこりと微笑みかけた。
「(あっ…そんな笑みで見つめられたら…私………)…失礼しました。初めて見聞きする内容ばかりで驚いてしまって…この内容で是非頑張ります!(ちょ、ちょっと!私何言って…)」
青山は益々笑みを強くして舞を見つめる。
「(ああ…そう、そうよ、このご時世にこんな好条件で働かせてくれるところなんて有りはしない…それを拒否しようなんて…私ってバカ…青山さんもこんなに期待してくれてるのに………えっ!?私何納得してるのよ!こんな内容受け入れられるわけが…)」
更に笑みで見つめつづける青山。
「(もう…絶対この人に従わなきゃ…ここは私の理想の職場…そして理想の生活環境…迷っちゃダメ!)」
青山は更に満面の笑顔で、
「佐々木さん、出来ますか?」
「あ、はい!やらせてください!(そう…そうよ、この選択は絶対に間違いないんだから!何のために地方から一人で東京に来たと思っているの!ああ…遂に素晴らしい仕事を手に入れたのよ!)」
青山はにっこりと頷き、
「では、雇用契約書にサインをしてください」
こうして舞の雇用受難は終わりを告げ、新たな社会への門出の日となった。


舞に渡された書類の内容は以下の通りである。
①職種:青山専属一般事務及び性処理雑務…青山に指示された事務処理及び、青山の性欲を満たす為の様々な雑務全般を行う。
②服飾規定:オフィス内は冷暖房完備であるため、屋内では基本的に全裸であることを規定する。時折、青山の指示によりコスチューム着用を求められた場合、それに従う。
③住居規定:オフィス内にての青山との同居を規定する。衣食住に関わる生活のルールは、全て青山に決定権があり、それに従うものとする。したがってこれを持って住居手当とし、家賃などの住居経費はかからないものとする。
④外出規定:雇用期間中は青山の許可がない限りの外出は禁止する。
⑤人権的待遇:雇用期間中は被雇用者は愛玩動物扱いとし、人権は認められない。簡単に言えば『非人間としてのペット待遇』となる。


「では、さっそく研修期間としましょう。服飾規定に従って、全裸になってください」
「えっ!?今すぐですか!?そんな…すぐ裸になれなんて言われても…(何の準備もしてないし…昨日飲み過ぎてやろうと思ってた脇や下の毛の処理だってしてきてないし…恥ずかしいじゃない!)」
戸惑う舞を笑顔で見つめる青山。
「(ああ…何してるのよ!せっかく掴んだチャンスじゃない!青山さんが研修開始って言ってるのよ!)…分かりました。どこで脱いでくればいいですか?」
「ここででいいでしょう。理解できてると思いますが、もう佐々木さんには人権はないのですよ。それくらいの扱いには慣れてくださいね」
「ハ、ハイ…(…そうだった…人として扱ってもらえるはずなんてないじゃない…早く慣れなきゃ…)」

舞は自分を言い聞かせるような状態で、そそくさと初対面の青山の前で可憐な全裸を曝け出した。青山は笑みを崩さずにそんな彼女を見つめつづけている。
「(ああ…恥ずかしがっちゃダメ!これも大事な研修なの…)」
青山は笑みを浮かべたまま、脱ぎ捨てられた白いショーツを手に取り、
「ほほう、ずいぶんと臭そうなシミを付けていたんですね。ちょっと手厳しい初日ですけど、研修期間中はこれを佐々木さんのマスクにしましょう。このシミの部分が鼻に当たるようにして被ってください」
「そんな!…(出来るわけないじゃ………!?……)…はい、分かりました…」
青山の微笑みに包まれたまま、言われた通りに使用済みパンティマスクを被ってしまった。
「(く、くさい…これじゃあ、まるで…変態…)」
「これも私の性欲を満たす雑務ですからね。頑張って仕事しましょう。では、引き続き雑務です。ソファに座って大きく脚を開いて、その臭い股間をよーく見せてください」
「…はい…(恥ずかしいけど…青山さんの性欲を満たすことも大事な仕事よね…)


「ほぉ、若いのにずいぶんと成熟したオ○ンコですね。両ビラの周りもしっかりとした陰毛で囲われていて、中央のピンクを際立たせてますね。私の性欲のために答えてくださいね。このいやらしいオ○ンコで何本くらいのチ○ポを咥え込んだのですか?」
「(ああ…青山さんの性欲を満たすお仕事ってこんなに恥ずかしくて大変なことなんだぁ…ああ…でもその笑顔で見つめられると……)…はい、えっと…6人の人と経験あります…」
「じゃあ、私で7本目になりますね。舞さん…これからは『舞』と呼びましょう。舞、7本目が君にとって最後のチ○ポになりますよ。仕事以外でここに咥え込むことは一切禁止ですから。まぁ、他のなんて欲しがらないほどに使い込みますけどね」

「では、私はこれからデスク仕事にかかるので、舞はそのままその豊満なオッパイを両手で持ち上げて、それを上下に動かしながら、そうですね…BGMとして歌詞を見なくても歌える歌くらいありますよね、それらをエンドレスで歌っていなさい。いいですね」
青山は常に笑顔を絶やさず舞いに語りかけている。まるでその笑顔を彼女の脳裏に焼き付かせるように…。

青山が自分のデスクで仕事を始めると、目の前のソファでは全裸で大股を開いた舞が、汚いシミがくっきりと浮かび上がっているパンティをマスク代わりに被ったまま、その可愛らしい声で覚えているカラオケ曲を歌い始めた。彼女の両手はしっかりと豊満な乳房を掴み、それを上下させている。事情を知らない他人が見たら、きちがい女が狂った行動をしているとしか思えない光景である。
「(これも研修…これも研修……ああ、恥ずかしい…でも…研修なのよ…)」
舞は最近まで某一流電機メーカーの新卒内定を受けていた容姿端麗、才識兼備のうら若き乙女なのである。気が振れたわけでもなんでもない。その真面目な性格そのままに一心に研修に打ち込んでいる姿なのである。

「舞、ちょっと刺激が欲しくなった。こっちへ来て、私の目の前で両手でオシリを開いて、オシリの穴を見せてごらん」
「(ああ…笑顔でまたそんなことを…頑張れ、舞、これも仕事をマスターするためよ!)…はい、今行きます…」
デスクに向かっている青山の傍らで、彼にオシリを向けて少し突き出すように両尻タブを開き、乙女が露出させるには恥ずかしすぎる部分の一つであるアナルを曝け出した。なんと青山はそこに自分の鼻を押し付け、クンクンと匂いを嗅ぎ始めた。
「うわぁ…これは臭いなぁ…いい刺激だ。いい仕事出来るじゃないか、舞」
満面の笑顔で褒め称える青山。
「(ああ…恥ずかしいけど…仕事を認めてもらえて嬉しい…青山さんのあの笑顔で誉められることが、私の幸せかも…)…はい、ありがとうございます」


「よし、じゃあ少し休憩しよう。私も全裸になるよ。これからは職場では裸の付き合いだ。まぁ、仕事と生活がくっついているここでは、ずっと裸の付き合いだけどな、ハハハ…」
「(ああ…ああ…その笑い声…ああ…なんて心地がいい…私…最高に幸せ…)」
「よし、これで裸同士だ。舞、休憩中にこれをフェラチオしてくれ。ほら、私の脚の間にしゃがみこんで」
「(フェラチオ…最近ご無沙汰してたから…また褒めてもらえるかな…ちょっと心配…)…はい、今行きます」
(チュバ…レロレロ…ピチャピチャ…)
いやらしい唾液音を奏でながら、熱心なフェラ研修に打ち込み始めた。
「おお、おお、上手だ。ほら、この後すぐに使うから、空いている手でオナニーもしていなさい」
「ふぁ、ふぁい…(ああ…ついにここを使われるのね。これが恥ずかしいけど、私の仕事…これに誇りを持てるように早くならなきゃ…)」

「ああ、気持ちいい…舞、そろそろ下の方も十分に濡れたかな?」
「あ、はい…」
「じゃあ、そのソファに大きく脚を開いて寝そべってごらん……そうだ、じゃあ入れるからな、それっ」
「ハァァァウ…アッ、アゥッ…アン!…(…ああ、こんな…こんな気持ちがいいことがお仕事なんて…青山さんの…いえ、社長の笑顔に包まれて…ああ、なんて幸せなの!)」
「おおお、これは名器だ…最高にいい仕事振りだ、はやり君を採用してよかったよ…君の内定を取り消すなんて…その会社も宝をみすみす取り逃したようなものだな…」
「アッ、アゥッ、アァァァ…社長…ありがとうございます…(最高に…幸せ…)」
「ああ、もういきそうだ、今日は安全日かな?」
「はい…大丈夫です…」
「これからは定期的にピルを飲んで、いつも大丈夫にしておくんだよ…いいね?」
「はいぃぃぃ…私もぉ…いきそうです…アァァァッ!!」
「いくぞ!」
「アァァァァァァァァァッ!!!」


それか数週間後…。
「ふぅ~、やれやれ…」
「社長、夜遅くまでお疲れ様です。お茶どうぞ♪」
「お、ありがとう」
「それから…」
(ハム…レロレロ…チュバチュバ…)
「ハハハ…気が利くようになったなぁ、舞。気持ちいいよ、疲れが取れるな。今日は遅くなったからもう寝よう。寝巻きの用意頼むよ」
「はーい♪」
全裸の二人は、寝る時は寝巻きを着込むようにしている。しかし、その寝巻きは特注品で、下着は二人が前後に重なってもゆったり入るウエスト周りで、四本の脚を通せる四つ穴が開いたブリーフを穿く。そして同じく四つ穴のズボンを穿くが、上着は胴回りこそ二人重なった状態でゆったりとボタンを閉めれるサイズなのだが、袖は2本しかない。何故ならば、舞は両腕を身体の横にくっつけて、胸だけ露出するような状態で包帯で巻かれてしまうのである。言わば『二人羽織』状態になる。
その状態で、二人が一体になって寝るのである。当然青山のイタズラな手が、自分の股間になったような状態の舞の股間をまさぐり、入れたい時にはいつでも合体しながら寝るのである…。

「(ああ、ようやく自分の仕事に自信を持ててきたわ…社長のために…そして自分のために…誇りを持てる仕事に就けて…すごく幸せ♪…おやすみなさい…社長…)」

そしてまた新たな明日を迎える…。

<【超短編】新卒社員(完)> 

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト