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タクシードライバー<vol.01>*時間停止系

タクシードライバーを始めて早10余年…。
将来の目的を持たないまま、なんとなく大学を卒業して大人社会の煩わしい関わりから逃れたい思いだけで若くして個人タクシーのドライバーになった。

毎日毎日様々な人間を乗せ、その分様々な人間模様も見てきたが、いい加減それにも飽き、今や淡々と生きている時間を消費するだけの生活になってきたように感じる日々…。
客のリクエストに無言で答え、ただそこに運ぶだけの機械化ドライバー。

そうだな…最近の心躍らせるニュースといえば…
実は今運転しているこの車、10年間のお勤めを終えた先代車からの後継で、昨日納車完了したばかりの新車ということくらいか。
それでも一応商売道具なので、それなりのグレードのものを買い入れたので、いくら無機質な自分でも、気分は上々…といったところか。

それに、幼馴染で今は変な発明家になってる友人が、納車祝いでいいもの装備してやるよ…というので、一週間ほど預けてからの初運転だし。
ただ、あいつは何の装備かは全く教えてくれなかった。
ニタニタと笑いながら、そのうち気が付くさ…とだけ言って、また自称研究所の自宅に引き込んでいった。
気にはなったけど、僕に悪いイタズラをする奴ではないので、とりあえず放っておくことにした。

そんなこんなで流し運転をしていると…
ほら、またあそこで手を挙げてる客がいるよ…。

乗ってきたのは仕事途中のOL。
見たところ28歳程度か…。
そろそろ仕事にも自信がついてきて、これから取引先にでも向かうのか、乗り込むなり数枚の紙をバッグから取り出して、こちらなど見向きもせずに見入ってる。
顔は美形だが、高飛車な感がするところが気に入らないね。
そんなことを思いつつ、表面上は無機質に車を走らせている。

“それ”に気付いたのは、交差点の信号待ちで停車したときだ。
乗客日誌を書き込もうとして、誤ってペンを落としてしまったので、拾おうとして屈みこんだ。
その時、ふとハンドルを見上げると、丁度ハンドルの真下辺りに時計マークのボタンがあるのに気付いた。
何のボタンか分からなかったが、明らかに純正ボタンの仕様でない作りのものなので、あいつが取り付けたものだと思われた。

何だろ…と思いつつ、そのボタンを押してみた。

……………。

機械的な反応や変化は全くなし。
おいおい、何だよコイツは…と思った瞬間、妙な違和感に気が付いた。
まず、それまで聞こえていた車内のエンジン音や、外の雑踏音が全くしない。無音の世界。
そして、目の前に広がる異様な光景…。
それは、全ての人の動き、物の動きが停止している世界の光景。

「嘘だろ…おい…」
僕は思わず声に出していた。
ハッと後ろを見ると、乗客である高飛車OLも書類を見つめたまま停止している。

「マジかよ…ハハ…」
もう一度思わず呟いた。

変な期待感や喜びよりも、突然の超非現実的な光景に不安感が募った。
やや慌て気味で再び先ほどのボタンを押す…。

すると、エンジン音も雑踏も人の動きも再び取り戻すことが出来た。
後ろを振り向くと、高飛車OLは急に振り向いた僕に怪訝そうな冷たい一瞥を向けた。

そこでようやくアイツが仕掛けた“いいもの”の意味が理解できた。
このボタンはどういう仕組みか分からないけど、時間を操作するボタンであり、これをオンオフすることで、自由に時間操作が出来るってわけだ…。
幼馴染のアイツは何と恐ろしい、そして何と嬉しい発明をしてくれたんだろう。

人生の目的やドラマ性を失っていた僕に、何年か振りに訪れた高揚感。
結婚もせず、彼女も持たず、とりあえず風俗で童貞喪失はしているものの、これまで男の野生を押し込めていた僕に咄嗟に思いつくことは…
金欲、性欲…こんな陳腐なイメージしか出てこない自分も情けないが、これで十分高揚している僕を今は応援することにしよう。

そんな時、その幼馴染から電話がかかってきた。
「どや?もう試したか?」
「お、おお…そうだな…ハハ…」
「なんだ、そのしどろもどろの感じだと、お客でも乗っけてんだな」
「そうなんだよ、しかしすごいなこれは…」
「だろ、オレは期待を裏切らない性分だからな、じゃあ、今から言うことだけ気をつけてな」
「う、うん」
「お前が試した通り、そのボタンで時間を止めたり動かしたりは自在だ。ただし、それは後部座席にお客を乗せてるときだけだからな」
「なるほど、そうなんだ」
「だから、時間が止まってる最中に客を車外に出したりするとその時点で時間が動き出すから気を付けてな、それじゃあプレゼントで楽しんでくれたまえ」
それだけ言い残して電話は切れた。

客を乗せてる時だけ…いささか不自由な気もするが、まぁそれはそれでいいか。
客さえ乗ってれば、僕が降りて何をしようと自由なわけだし。全く問題無し。
もちろん…最初の欲求の捌け口は、後ろに座っている高飛車女で決まりだな。
僕はさりげなく時間停止ボタンを押した…。

さっきと同じように時間が止まる世界。
しかし、今度はさっきのような動揺はない。
カラクリが分かったからね。
とはいっても、理論的なことは全く皆無だが、そんなことは僕が気にすることではない。

さて、さっそく後部座席のご馳走をいただくとするか。
まずは素材をよく知らなければ美味しくないからな。
彼女のバッグを取り上げて、おもむろに中身を物色する。
これが時間が動いている時ならば、この時点で僕はこの気が強そうで高飛車な女に警察に突き出されているかもしれない。
でも今はそんなこと全く問題にならない。最高だ。

免許証が出てきた。
名前は“斉藤 美樹”へぇ~、ミキちゃんね。
気の強そうな顔立ちにはピッタリの名前かな。
生年月日からすると、やはり28歳か。
携帯のメール履歴や着信送信履歴を見ると、ケンジとかいう彼氏がいるのか。
顔立ちとは裏腹に、かわいい絵文字なんか使って甘ったるいメール送ってるね。

一旦ここで時間を動かして、普段は全くしないことだが、さりげなく声をかけてみる。
「お客さん、さっきからずいぶんと忙しそうですねぇ」
「…ええ、そんなことより急いでくれます?」
やはり高飛車な物言いだね。ミキちゃん。
その高圧的な態度が僕のイタズラ心にさらに火を注いでくれるよ。
今や君にはプライバシーなど存在せず、僕の欲求の捌け口でしかないことも知らずに…。
そしてまた再びボタンを押した…。

僕は後部座席へと移動し、ミキの隣に座った。
目鼻立ちのハッキリした美形で、セミロングのストレートヘアもその美貌をさらに際立たせている。
スタイルもポチャでもガリガリでもなく丁度いい頃合か。
僕は個人的に痩せすぎてる女は好みじゃないので、ミキは合格だ。

紺のスーツに身を固めているミキの上半身はそのままに、下半身のタイトスカートをまくり上げる。
ベージュのパンストに包まれた程よいムッチリ感の太ももから、その下に見える黒のパンティまで丸見えだよ。

パンツ丸見えの格好のまま真剣な顔で書類を見つめるミキ。たまらんね。
でも、やっぱり服着てると何かと面倒だから、スッポンポンになった方がより魅力的だね。

服を脱がしていて思ったんだが、時間は止まっていても手足を自由に動かしたり、体位を変えることは自在のようだ。
それにちゃんと呼吸もしているし、体温もある。
やはりこういう世界では、楽しむ側の都合がよいように出来ているもんだな。

今やミキはVラインこそ処理してあるものの、密度が濃い陰毛地帯も顕わにして書類も手放してオープンな格好で座ってる。書類を見つめていた真剣な顔立ちはそのままに…。
その端正な顔立ちとのギャップがたまらなく僕のチンポを欲情させるね。
オッパイもほどよく張りがあり、ブラを見たらCカップね。手頃だね。

そのまま後部座席に横倒しに寝かせて…と。
片足は背もたれの上に乗せて、大股開きの状態に。
28歳のオマンコはそれなりに使用感があるね。
しかしミキちゃん…オマンコの周りまで毛がびっしりだよ。

その毛深いオマンコに顔を近づけていくと、さすがに午後3時のオマンコらしく、オシッコ臭と若干のオリモノ臭が鼻につくけど、それはそれで芳しい芳香に感じられる。
この時点で僕のチンポはカウパー洪水が起きているが、必死に堪えて舐めまくる。
表面を唾液でベチョベチョにしてやって、指を挿入。
中はしっとり温かいね。
時間停止中なのに、指を出し入れしていくと異常を感じたオマンコは徐々に濡れ始めた。
ことごとく都合よく出来ている世界。気に入った。

さぁ、ずいぶんと濡らしてくれたので、いよいよ2年ぶりくらいの生挿入といくか。
チンポの先を入り口にこすりつけてから、一気に挿入。
大きくまた小刻みに…早くまたはゆっくり深く…自分の都合だけに合わせた腰使いで快感の極地に達するべく腰を動かす。
久々だからなのか、ミキの持ち物が名器なのか…とにかく最高に気持ちがいい。
嗚呼…もうダメだ、いきそうだ…。
悪いがこのまま中で果てさせてもらうよ。
今や君は僕のオナホール&ダッチワイフなのだから。
その真剣な眼差しのままで僕の溜まりに溜まった精液を体内で受け取っておくれ。
それがさっきの高圧的な態度に対するお仕置きだよ。

そうこうしているうちに、いよいよ限界が来た。
うっ…出るっ!

ドビュッ!ドクドクドク…… 

最高だ…このまま身ごもって欲しいくらい愛しいよ。

その後、元通りに服を着せて、書類も持たせ、時間を動かしてあげた。
ルームミラー越しに後ろを見ると、何やら股間をモジモジさせてる。
多分、溢れ出た精液が気持ち悪いんだろう。
でも僕が怪しまれる心配は全くない。
何しろ、あの声をかけたときからまだ数十秒しか経過していないのだから…。

目的地に到着したとき、もう一度時間を停止させ、股間を拭ってやった。
まぁ、少しでも遺恨を残さないような心配りも大切な接客サービスかね。
一発抜かしてもらって、お金まで頂いて…
最高のお客様でしたよ。ミキちゃん。
妊娠させたらごめんね。

少し腰をよろつかせながら取引先に向かうミキをそんな思いで見送った。

さてと、これから仕事に張りが出て忙しくなりそうだ。
これからの人生が大きく変化していく実感を十分に感じながら、再びタクシーを流し始めた。

(Vol.2に続く)

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

コメント

セックス様
コメントありがとうございます!
初期の作品にコメントをいただけると、とても嬉しいです!
これからもご支援よろしくお願いいたします!

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