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妄想商会(19)~ポチの首輪〈第3話〉~*特殊アイテム

翌朝、晋吾が目覚めると、彼の隣では首輪をしたままの香織が、まだ可愛らしい寝息を立てていた。
「(よかった…)」
昨日の衝撃的な出来事が、夢ではなく現実であったことを今改めて実感し、晋吾は心底からの喜びを感じていた。
部屋の隅のペット用トイレに目をやると、どうやら彼が寝ている間に用を足したらしく、小さな砂山が出来上がっていた。言いつけ通り、オシッコの後に上から砂を盛った証である。

程なくして、香織も目を覚まし、
「…あ、ご主人様。おはようございます」
まだ眠気眼で健気に朝の挨拶をしてきた。
「おはよう。俺が寝ている間に、きちんとオシッコ出来たみたいだね。えらいぞ」
そう言って香織の頭を撫でてやると、
「はい♪褒めてもらえて、嬉しいです」
本当に嬉しそうに、可愛らしい笑顔で答えてきた。
一夜明けて、香織も昨日のぎこちなさが徐々に消えてきているようで、ペットとしての自覚と共に、本来の彼女らしい清潔感のある明るさが蘇ってきているようである。
そんな香織の態度に、苦しいくらいの愛しさが込み上げてきて、思わず抱きしめてしまう晋吾である。

「よし、初めてちゃんとトイレが出来たご褒美をあげよう。そのままベッドに仰向けに寝てごらん」
半身を起こしていた香織を再び寝かせると、晋吾は彼女の両脚を大きく開き、その股間に顔を埋め、中央の秘所を舌で愛撫し始めた。
「…あっ、はぁん…あっ、あぅぅ…」
徐々に襲ってくる快感に呼応するかのように、香織は朝の嬌声を上げ始めた。
それと比例するかのように、彼女の秘所からは愛液が溢れ始め、晋吾の唾液と絡み合って、ピチャピチャと卑猥な音を、股間から発し始めている。
「あぁぁっ…あっ、あっ…」
かなりの量の愛液が溢れ出してきたところで、晋吾はようやくにその股間から顔を離し、今度は指を挿入し始めた。
唾液と愛液が溢れ、朝の光を浴びてキラキラと輝いているかのようなその秘所は、熱くなった体温でまるで湯気でも立ち上るのではないかと思うほどに、生々しいいやらしさを醸し出しているので、晋吾の指など一本、二本と容易に受け入れた。
晋吾はその二本指の手の平を上向きにして、激しくピストン運動をさせはじめた。
「はぁうぅ…あぅっ、あぁああっ…」
香織の喘ぎ声も、さらに勢いを増してくる。
この指使いは、晋吾は見飽きるくらいに見続けてきたアダルトビデオをお手本にしているので、まるで香織の膀胱を底の方からリズミカルに圧迫しているかのような激しさで責めまくっている。
「あぁぁああああっ!…ごっ、ご主人さまぁっ…だ、だめです…あぁぁっ!!…あっ!だめぇぇぇっ!!」
一際大きな喘ぎと共に、彼女の尿道から、勢いよく潮が噴出された。
同時に身体がビクビクと小刻みに痙攣を起こし始めた。どうやら絶頂を迎えたようである。

「香織、ずいぶん気持ちよさそうだったねー。あーぁ、せっかくの“トイレよくできました”のご褒美だったのに、またお漏らししちゃったね」
「…だ、だって…ご主人様が…」
「ん?俺が何?」
「…ご主人様が…気持ちいいことするから…」
「あはは、そっか、まぁ、犬も気持ち良過ぎるとお漏らししちゃうもんね。ヒトも同じか。香織、またして欲しいか?」
「はいっ♪」
この辺りの感覚は、通常の人間のややこしい理性が邪魔することの無いので、純粋な欲求を表に出しやすいのだろう。
本来、気持ちがいいことを嫌がる動物の方が少ないわけなので、現にものすごくして欲しそうに、目を輝かしている。
「残念でした。ご褒美だからねー。何も無しにあげるわけにはいかないね。但し、気持ちがいい事をして欲しい時に、俺にアピールすることくらいは許してあげるよ。その時は、立ったまま舌を出して、両手は軽くグーを作って胸の前で左右くっつけて、腰を前後に小刻みに揺さぶること。いいね?ほら、練習、練習。やってごらん」
香織は言われるままの体制を、ぎこちないながらも真似て見せ、
「はっ、はっ、はっ、はっ…」
小刻みに腰を前後に揺すりながら、舌を出したまま、まるで犬のように口からの吐息音を奏で始めた。
見事なくらい、人間にとっては“マヌケ”な行動である。
それをこの“元・清楚で貞淑な美人若妻”が何のてらいもなく、ただ純粋に“性欲を満たしてもらうためのおねだり”を一生懸命に行っている…という事実が、晋吾の背徳心を大いに刺激してくれるのだ。

晋吾は更に自分の背徳心を煽るかのように、朝食前に香織を散歩に連れ出すことにした。
もちろん、香織は全裸での初お散歩になるのだ。
香織に簡単なメイクとヘアースタイルのセットを終えさせ、裸足で怪我をさせては可哀相なので、昨日履いていた、ヒールが低めのカジュアルなパンプスだけ履かせて、手綱を引きながら外に出た。

家の前の通りは、早めに通勤通学をする人達が、急ぎ早に駅へと向かっていた。
この中に、いくら周囲の環境が“ヒト科のペット”を容認する環境になっているとはいえ、やはり美貌とプロポーションに恵まれた香織が、全裸で首輪に繋がれた手綱に引かれて歩かされている様は、異様な光景としか言い様が無い。

二人が隣の家(ここは昨日まで水谷香織とその夫の誠二の愛の巣だった家である)の前を通りかかった時、不意に勢いよくその家から出てきた人物とぶつかりそうになった。
「おっと!失礼!…あ、君はお隣の…えーっと晋吾君だったね。急いでたので、ごめんね」
なんと、その人物こそ、香織の“元”夫である誠二だった。
「いえいえ、大丈夫です。水谷さんこそ、“独身生活”だから何かと大変なんでしょうね」
「おいおい、朝からキツイこと言ってくれるなよ。ん?ペット飼ったの?朝の散歩かい?」
「あ、ええ、そうなんですよ。香織っていうヒト科のメスです。話すこともできるので、飼うのは楽なんですよ」
「へー、ヒト科のメスなんてめずらしいもの飼ったねー。初めて見たよ。話せるんだっけ?…えーっと…香織、おはよう」
「水谷さん、おはようございます♪」
「おお、上手に話すんだねー。可愛い可愛い」
「でしょう、昨日から飼い始めたばかりなので、トイレの躾とかの最中なんです」
「ははは、勉強の傍らで大変なことだ。香織は何歳なのかな?」
「えっと、人間と同じ数え方ですから、今26歳ですね」
「そっかぁ、人間の女性で26歳だったら、一番魅力的な年頃なんだけどねー。俺好みの年代だよ。ははは、まぁ、ヒトのメスじゃ、彼女にするってわけにもいかないしね。それにしてもけっこう可愛いね」
言いながら、誠二は香織の頭を撫でている。
「香織、可愛いって言ってもらえたお礼に、ペットとして水谷さんの足元に膝まづいて、足にキスしなさい。ほらっ」
手綱を下に向けて軽く引くと、香織は従順に誠二の足元に膝を付き、垂れる髪の毛を片手で上げながら、彼の靴に軽くキスをした。
これが、昨日まで仲睦まじかった新婚夫婦の姿であろうか。そんな面影など、今や微塵も無い。
「おっと!いけね!急いでたんだった!じゃ、晋吾君、また今度香織とでも遊ばせてね!」
誠二はそう言いながら手を振って、駅へと向かって走り去っていった。
誠二との思わぬ遭遇は、晋吾の背徳心を大いに興奮させるものではあったが、さすがに少し申し訳ない気もしたので、いずれ彼への救済措置でも考えてあげなきゃならないかもしれない。

そんなハプニングの後、朝の散歩コースとして予め決めていた、家から10分くらいの距離にある自然公園まで辿り着いた。
その間、様々な人々とすれ違ったが、誰も違和感を覚える様子などなかったし、犬の散歩をしている人などからは、笑顔で挨拶までされてしまった。
もうこの世界では、ヒト科のペットは当たり前のように受け入れられているようで、最初家を出た時のドキドキ感などは、霧散してしまっており、今や堂々たる態で公園まで入ってきた。

一人ではまず朝からこんな健康的なことはしないだろう…と思うくらいの心地よい朝の陽気を浴び、軽いジョギングをしたり、ベンチで寛いだりしていたら、突如香織がモジモジし始め、下腹部を手で押さえ始めたので、ピンときた。
「どうした香織?さてはもしかしてウ○チがしたくなったのか?」
「…はい」
少し辛そうな顔で、香織がコクリと頷いた。
想定外ではあったが、考えてみれば自然なことだ。しかし想定外故に、よく犬を連れている人が持っているような、回収用の袋やスコップなどの装備も無い。
無いけれど、公園内のいたるところに“ペットのフンは飼い主が回収”という看板が立てられている。
困ってはみたものの、香織もかなり余裕が無さそうだし、通常の人としての理性レベルをかなり下げているので、このままだと今この状態で“ソレ”をしてしまうだろう。
仕方ないので、近くの植え込みの中でさせることにした。
「香織、仕方ないけど、ここにしゃがんでしなさい」
「…はい」
言われるままに香織はその場にしゃがみ込み、
「ふぅん…んっ、ぅんっ…」
と、いきみ始めた。
程なくして、
ブーッ、ブシュッ…
という恥ずかしい破裂音とともに、彼女の股間から彼女の体型としては見事なサイズの茶褐色の練り羊羹のような物体が、地面に落下していった。
とたんに起ちこめる何とも言えない異臭…はっきり言って臭い。
こんな美女でも、お腹の中にこんな臭いものを溜めていたのかという、淡いカルチャーショックを覚える程である。
通常の女性であれば、何よりも他人に見せたくない光景であろう。
昨日午前中までの香織であれば、絶対にそうである。
しかし、今は晋吾の前でこんなにも堂々と、排泄だけに集中して一生懸命になっている香織なのだ。
晋吾はその異臭に耐えながら、強烈な征服感を感じていた。
ここまでの香織の醜態を見届けたのは、絶対に自分一人だけなのだ…と。元夫の誠二でさえ、こんな醜態は見たことがないはずである。
と同時に、
「(これは部屋の中のトイレでされては、さすがに美女の出したものとは言え、ちょっとキツイな…。やれやれ、毎朝の散歩は日課だな…)」
などという、現実的なことも考えていた。

朝の散歩からの帰宅後、晋吾は大学へ行く準備を終え、
「香織、じゃあ、俺は学校に行って来るから、帰ってくるまでいい子で留守番してるんだぞ。餌はキッチンの床に置いてあるから、自分でちゃんと食べるように。いいね?」
「はい、ご主人様。いってらっしゃいませ」
“いってらっしゃい”という愛情がこもった言葉で見送られるなど、何年振りのことであろう。
人間の妻であった香織と、ペットと化した香織…どちらが幸せなのかは不明であるが、彼女の人生を大きく転換させたのは、紛れもなく自分自身である。
ペットとして、自分にこんなにも献身的な愛情を注いでくれる彼女を、改めてずっと大切にしていこうと思いながらの登校となった。

大学の講義中も香織のことが頭にあり、つまらぬ講義などほぼ上の空で終えて帰宅した晋吾は、イタズラ心で香織を驚かせてやろうと、玄関からではなく、キッチン横の勝手口からそーっと侵入してやろうと思い立ち、出来る限りの音を消して、彼女に気付かれないように屋内に入った。すると…
「ぁはん…ぁんっ…はぅ…あぁん…」
リビングの方から艶かしい喘ぎ声が聞こえてくる。明らかに昨夜から散々聞いている香織の喘ぎ声だ。
「??」
どうしたんだろう…という思いと、まさか誰かが家に侵入して…等という不安感が混ざり合って、音を消している晋吾の足を、速めさせた。
物陰からそーっとリビングを覗いてみると、なんと香織が一人でソファの前のローテーブルの角に自分の股間を押し当て、腰を微妙な可動範囲で小刻みに動かしながら、目を閉じて恍惚となった顔を天井に向けて喘いでいた。
この光景に驚きつつも、そのあまりにも艶かしい痴態に、晋吾の一物は途端にいきり立ち、ズボンを押し上げようとしている。
元人間であったころの、この部分の理性は失っているはずであるので、昨日から今朝にかけての性行為で覚えた快感が病みつきになり、本能的に考え出した行動であろう。
この辺りは、有名な逸話である“サルにオナニーを教えたらずっとやり続ける”のと同じ感覚なのかもしれない。
淫乱になった…というよりは、ただ単に“気持ちいいからしているだけ”のようだ。
「はぁあ…あっ、あぅぅ…あっ、あっ…」
徐々に腰を動かす速度と、押し付ける強度が高まっていっているようであり、それに比例して喘ぎも大きくなってきた。
「あぁぁぁぁっ…あぅっ、んぁああああっ!」
一際甲高い喘ぎと共に、まるで全身の力が抜けたかのように、ローテーブルの上に上半身をうな垂れさせ、全身を軽く痙攣させている。
自分一人でも昇りつめてしまったのだ。

「香織、ただいまー」
「あっ!ご主人様…おかえりなさい」
物陰からいきなり現れた晋吾に、多少びっくりした素振りの香織は、まだ力が戻りきっていない身体を懸命に起こして、大切なご主人様を迎えようとしている。
「香織、気持ちいことを覚えちゃったねぇ。俺が留守にしている間に、何回くらい気持ちいいことしてたんだい?」
「はい、5回くらいです♪」
通常の女性であれば恥らうような質問にも、何と誇らしげにまるで「頑張りました」を主張するかのような、にこやかでハッキリした答えが返ってきた。

そして、待ち焦がれていた“もっと気持ちいいことを与えてくれる存在”が帰ってきたことを喜ぶ証に、舌を出して、胸の前で両拳を丸めた体勢での“おねだりポーズ”で、一生懸命にご褒美をねだっている。
まさに完全な“ヒト型ペット”に堕ちた香織である。

「うーん…そんなにご褒美が欲しいのか。じゃあ、ちゃんとチンチンが出来てからだな」
そう言うなり、晋吾はおもむろにズボンとパンツを彼女の目の前で一気に下ろし、まだ洗浄もしていない匂い立つような一物を、香織の目の前に突き出した。
突き出された一物は、先程の香織の痴態見物の効果で、当然のことながら既にいきり立っていたが、香織はそんな一物の勢いや一日の生活で汚れた異臭などお構いなしに、嬉々としてしゃぶりついていった。

晋吾は、もう幾度となく訪れた下半身への至福の刺激に喜びを感じながら、次なる妄想実現へと、胸を膨らませていた。

(ポチの首輪<第4話>に続く…)

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

妄想商会(18)~ポチの首輪〈第2話〉~*特殊アイテム

周囲の環境が、甘い夫婦生活の面影に包まれていた光景から、男の一人暮らし所帯の殺風景なインテリアに一変してしまった中で、晋吾と香織が立ち尽くしている…。
しかし二人の思惑は全く別のもので、晋吾はこれからの香織の扱いに興奮を覚えつつも戸惑い、香織はただ単純に呆然としてるようであった。

「か、香織…、どうやらここは人様の家のようだね。香織も覚えはないんだよね?」
「はい、晋吾様。ここには初めて来ました」
どうやら、シルクが用意してくれた環境変化は、本物のようである。

「じゃ、じゃあ、長居は無用だね。早く家に帰ろう」
そう言って、晋吾は手に持っている手綱を引っ張ると、一瞬の突っ張り感を残して、香織が引かれるままに、従順に付いてくる。
侵入してきた窓ではなく、玄関から外に出るにあたり、晋吾はそれなりの緊張を覚えた。
閑静な住宅街とは言え、天気の良い昼下がりである。それなりの人の往来はあるし、ご近所にも顔見知りはたくさんいる。
何しろ、両親が海外へ旅立ってしまった状態での、大学生一人暮らしの晋吾であるので、ご近所もそれなりに気にしてくれ、時折は差し入れも持ってきてくれるし、外で会えば近況を聞いてくれたりもする間柄なのだ。

意を決して、香織を繋いだ手綱を引いたまま道路に出ると、
「あら、晋吾ちゃん、お昼食べたの?」
向いの庭先で庭の手入れをしていたおばさんが、いつも通りに声をかけてきた。
一瞬、ドキッとした晋吾だが、
「あら?晋吾ちゃん、何を連れているの?首輪で繋いでいるところを見ると、ペットでも飼うことにしたのかしら?それとも迷い人?」
「(迷い人!?)」
おばさんからのこの問いかけに、多少の安堵感を覚えた。
このおばさんは、今確かに“迷い犬”などの動物呼称ではなく“迷い人”という、人間呼称を使ったのだ。彼女の目には、どうやら香織は人権を持った人間とは捉えられておらず、ペットか野良としての人間がこの世に存在すると言う認識を持っていることになる。どうやらそういう世界になったのだろう。

「う、うん。さすがに一人が寂しくてね。今度この“ヒト科のメス”をペットとして飼うことにしたんですよ。名前は“香織”っていいます」
「あら、そうなのー。まぁ、そうよね、一人ぼっちじゃ寂しいもんねー。香織さんは喋れるのかしら?」
「おばさま、初めまして。香織です。よろしくお願いします」
ワンピースを着たままで首輪に繋がれているという、異様な出で立ちのままで、香織は持ち前の行儀良さで返事をした。
「まぁ、上手に喋れるのねー。これなら躾も楽そうね。ハイハイ、香織さん、こちらこそよろしくね。晋吾ちゃん、後で香織さんの餌でも差し入れしてあげるわね。…それにしても、ペットに服を着せるなんて、晋吾ちゃんも凝ったことするのねー」
この言葉には、晋吾も正直驚かされつつも、大いなる喜びが同時に込み上げてきた。
先ほどから、彼の妄想の中で、香織の出で立ちの始末をどうつけようかと、想像を巡らせていたのだが、周囲の反応が不安で、イマイチ決心をつけかねていたのだが、その周囲の人から見ても、ペットに服…というのは、飼犬と同じく“凝った趣向”として写っているようなのだ。

「あ、いえいえ、実はさっき引き取ってきたばかりで、以前の飼い主が凝った人だったんだけど、僕はどうもそこまで凝れそうにないので、後で脱がしちゃおうかと思ってるんですよ」
「そうよねー、手間が増えるだけですもんね。この近所じゃ…ほら、お隣も犬を飼ってらっしゃるけど、この辺じゃ、そんな飼い主はいないから、かえって目立っちゃうわよね。ペットの服なんかいらない!いらない!」
持ち前の“おばちゃんノリ”で、顔をしかめながら手を大きく左右に振るおばさんに、二人で笑顔で挨拶をして、少し急ぎ足で自宅に帰った。

自宅に帰ると、リビングのソファにさっき消えたばかりのシルクが、腰を下ろしていた。
「晋吾さん、この環境変化、なかなか楽しいでしょう」
「う、うん。凄いもんだね」
「一つ言い忘れたので、再びお邪魔しましたよ。この環境変化は、晋吾さん、あなたの思いと非常に深くリンクしてます。なので、あなたの想像世界で都合がいいように変化していく訳ですね。例えば、香織さんは、あなたが忘れて欲しいと思うことは忘れるし、これは覚えたままの方がいいと思うことは、そのまま残りますし…そんな感じですかね」
「…ますます凄いね」
「ということで、今後はしばらくの間、私が現れることはないと思いますが、商談の件、よろしくお願いしますね。…おっと、これ、予備の首輪と手綱です。いくつか置いていきますよ。まぁ、犬猫と違って、言葉が通じる分、飼い易いと思いますので、複数飼いもよろしいかと思いましてね。しばらくの間は慣れるまで、香織さんで十分かもしれませんけどね」
「ど、どうも…」
それだけ言い残すと、シルクは先程と同じように、スーッと背景に溶け込むように消えていった。

「(なるほど、簡単に考えれば、俺が思った通りの展開になるってことか。嬉しい限りだねー)」
心の中でにんまりしながら、
「香織、さっきのおばさんと話してた通り、俺は面倒なことが嫌いだから、服着せなくてもいいよね?」
「あ、はい」
「よし、じゃあ、脱がせてあげよう」
そう言って、喜び勇んで香織の背後に回り、ワンピースのジッパーを一気に引き下ろし、腕を抜かせて、脱がせてしまった。
清楚な白のブラジャーとショーツだけの姿になった香織だが、かと言って恥らう様子もない。当たり前のように、晋吾の行為を受け入れている。
興奮の極地に達しているのは、晋吾だけなのだ。
何しろ、毎昼毎夜のごとく、彼の妄想世界の中で“オナペット”として活躍してくれていた香織が、今現実に目の前で艶かしい姿で立っているのだから、仕方ない。

晋吾は高鳴る鼓動の振動で震える呼吸と手を、必死に抑えながら、ブラジャーとショーツも脱がしてしまった。
想像通りの見事なプロポーションである…。
大き過ぎず、小さからずの程よいツンと上向きの乳房から、これも程よく脂肪と筋肉が絡んでいるくびれたウエスト…そして、後部には張りのある質感たっぷりの臀部、前部にはキレイな逆三角を描いている、漆黒の繁みを備えた、形のいい骨盤から、しなやかな長い脚…。
まるでグラビアから飛び出したモデルのような、香織の肢体である。

晋吾はズボン中ではちきれんばかりに緊張した一物を隠しながら、
「これでよし…っと。香織は基本的に屋内で飼うから、これでいいよね」
「はい」
「(よーし。ここからは、益々都合のいいようにしていくか…)」
そう考え、以下のようなことを頭の中で設定してみた。

○日常会話レベル以上のことは、基本的に忘れる。
○化粧の仕方くらいは覚えている。(いつも綺麗でいてもらうように)
○性行為全般はしっかり覚えているし、基本的に大好きである。

自分の考えがまとまり、落ち着いたところで、既に自分の欲求が抑えきれなくなってきた。
おもむろに晋吾自身も、服を脱ぎ始め、全裸になってしまった。
これが通常の香織であるならば、晋吾もさすがに恥じらいを禁じ得ないであろうが、目の前にいるのは、自分が全裸でも恥らうことのない“ヒト科のペット”なのである。ペットの前で裸になることを恥らう飼い主などいないだろう。
現に、香織は、目の前で先程まで赤の他人だった晋吾が全裸になっても、動揺など微塵も無い様子である。

晋吾は、全裸状態で、今や隠すものもなく屹立した一物を天に向けながら、
「香織…。香織はペットなんだから、飼い主に気に入られなくちゃいけないね。なので、まず習慣にしなきゃいけないことを教えるよ。俺が“チンチン!”って言ったら、フェラチオすること。分かるね?」
「はい。分かります」
「じゃあ、“チンチン!”」
「はい」
返事と共に、香織は仁王立ちの晋吾の前で膝まづき、両手で目の前の屹立した一物を、大事そうに覆い持つかのように手を添えながら、晋吾の分身をその可愛らしい口の中いっぱいに咥え込んでいった。
「(ピチャピチャ…ングッ…チュバチュバ…)」
淫靡な音を部屋の中に響かせながら、飼い主に喜んでもらおうと、操作された記憶の片隅に残っている性技をいかんなく発揮しようと努めている。
「うわぁ…最高に気持ちいいよ…香織…」
既に香織の頭を両手で押さえつけ、グイグイと自分の下半身を香織の顔に押し付け始めている。
「ングッ!…ンンッ…グェ…ング…」
喉の奥まで一物が達したのか、襲ってくる嘔吐感を必死に抑えながら、それでもひたむきに晋吾の欲求に応えようとする様は、まさに“愛くるしいペット”さながらであった。
「か、香織…このまま喉の中に出すからね…全部飲み干せよ…うぅっ!!」
次の瞬間、白濁の飛沫が、香織の喉奥深くに一気に放出された。
「!!…ングッ!!…ングッ…ゲボッ…ゲホッ!ゲホッ!」
さすがにむせる香織。
それでも、しっかりと飼い主が放出した液体全てを、その体内に落とし込んでいた。

憧れの香織のフェラによる、至福の瞬間を迎えた後も、晋吾の一物は萎えることを知らなかった。さすがに血気盛んな20歳の身体である。
「うーん…気持ちよかったなぁ…。そうだ、よく出来た香織に、ご褒美をあげなきゃね。これから香織が一番喜ぶご褒美だよ。後を向いて、床に手を付いてごらん」
「あ…はい、こうでしょうか」
膝を伸ばした形で、床に手を付いた体勢をとると、晋吾の眼下には、高々と突き上げられたオシリの真ん中に、パックリと割れたもう一つの谷間が顕わになっている。当然アナルも露呈されているわけで、ついさっきまでの貞淑そうな美しき新妻の姿は、もうそこには無く、ただの“盛りのついたメス犬”のような香織になっていた。
その証拠に、フェラの最中に自身もある程度は感じてしまっていたと思われる形跡が、真ん中の谷間から溢れ出ている、光り輝く分泌液として見て取れるのだから…。
「よし、じゃあ、そのまま動かないようにね」
言うなり、晋吾は香織の尻タブを両手で鷲掴みにし、その濡れ輝く中央の割れ目に、いまだ勢いを衰えさせていない一物を、一気に鎮めていく。
「あぅっ!あぁ…あっ、あぁぁぁ…」
何とも可愛らしく艶かしい嬌声を上げる香織に、晋吾の興奮度は頂点に達し、本能的に腰のピストン速度を速めていく。
「あぁぁっ!!あっ、あっ、あっ…」
香織の体内で、素晴らしい包容力で包み込まれている一物は、彼女の愛液と絡み合い、さらにその緊張度を高めていき、
「あぁ、香織、もうダメだ…このまま…いく…あぁっ!」
ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!
先程のフェラで放出し切れなかった白濁の飛沫が、今度は下腹部から香織の体内に注ぎ込まれていった。

「香織、どう?ご褒美は嬉しかった?」
「はい…ご主人様、とても気持ちよくて、嬉しかったです」
「それは良かった。これからも、ご褒美をたくさんもらえるように、しっかりとペットとして頑張るんだよ。いいね?」
「はい、分かりました」
晋吾は満足であった。当然であろう、憧れだった“お隣の新妻”を、ペットと飼い主という、何とも背徳的で官能的な関係で征服したのだから…。
中で射精してしまったことには、妊娠に対して多少の不安はあったが、まぁ、その時はその時である。
只一つ…獣医に任せるべきか、産婦人科に任せるべきかの迷いはあるが…。

「俺はちょっとシャワーを浴びてくるから、香織はそこで立って待っていなね。ペットなんだから」
「はい…分かりました」
さすがにペットと飼い主の立場の違いは、しっかりと認識させないといけない…香織の身体は、庭先でのホース洗いで十分…そう決めたので、晋吾は一人シャワーを浴びに、バスルームに入って行った。

シャワーから出てみると、香織はうつむき加減で下半身をモジモジさせて、申し訳無さそうに立っていた。
どうしたんだろう…と思ってはみたが、同時に視界に入ってきた彼女の足元の床に溜まっている液体で、状況が飲み込めた。そう、“お漏らし”をしてしまったのだ。
考えてみれば、通常の人間としての行動は、日常会話レベル以外のことを全て忘れさせてしまっている状態なので、当然通常の人間としての排泄の仕方も忘れてしまっていることになっていたのだ。
「あーぁ、香織、ダメじゃないか、そんなとこでお漏らしなんかしちゃ!」
パシンッ!
叱りながら、ある程度の痛さを感じる強度で、彼女のオシリを叩いた。
これも躾である。仕方ない仕打ちであろう。
「ご、ごめんなさい…」
「後でペット用のトイレを買ってきてあげるから、今度からそこですること!いいね?」
「はい…わかりました」
晋吾は再び平手打ちを喰らわすような素振りで、手を頭上にかざしながら、
「もしまた違うところでしたら…これだぞ!」
「はい!もうしません!」
香織はやや身をすくめるような体勢で、反省の色を全身に表していた。

香織の粗相の始末を終え、一段落すると、空腹を覚えた。それもそのはずである。思い出せば、昼食をまだ取っていなかった。
元新妻の香織に何か作らせようかとも考えたが、調理の仕方なども忘れさせてしまったことに気付き、また飼い主がペットに料理をしてもらう…という本末転倒な関係にも戸惑いを感じたので、やはり食事の支度はこれまで一人でやってきたのと同じようにすることに決めた。
ただ、これからはペット用の食事も用意しなくてはならないが…。
まぁ、いずれ機を見て、家事専用のペットを飼ってもいいのである。

晋吾は簡単な調理を済ませ、料理とはお世辞にも言えないものを食卓に並べ、席につく前に自分の足元に食べ物を盛った皿を一枚置いた。
当然のことながら、香織用の食料である。
「香織、ご飯だよ。こっちにおいで」
「あ、はい」
呼び付けて、床を指差し、
「こぼさないように上手に食べるんだよ。ペットなんだから、四つん這いで、手なんか使うような“はしたない食べ方”なんてしちゃダメだよ」
「わかりました」
香織は晋吾の足元に両手両脚を折り畳むように腹這いになり、慣れない口さばきで、皿の上の“餌”を食べ始めた。
「(これがちょっと前までは、あの美しい奥様だったとは…)」
今やその美貌こそそのままではあるが、清楚で貞淑そうな若奥様…といった面影など影を潜め、淫靡なメス犬と化した香織が自分の足元に這いつくばっている…。
晋吾はそんな彼女の食事風景を眺め、その劇的な変貌に驚きと満足を再認識していた。

夕方になり、初夏の日差しも傾きかけてきたところで、香織を玄関前に連れ出して、身体を洗ってあげることにした。
玄関前で四つん這いの格好にさせ、ホースの水を頭からかけながら、全身くまなくの手洗いである。
この日まで、ここまで女体を触り尽くした日などなかっただけに、感動と興奮のあまり、かなり執拗な手洗いになってしまうことは、仕方の無いことであろう。
四つん這いの為、重力でやや垂れ下がり気味のオッパイなどは、その何とも言えない柔らかな感触を存分に楽しみながら、揉みしだくように念入りなマッサージを繰り返し、股間に至っては、一枚一枚のヒダまで洗い尽くすかのような懲りようである。
「あぁ…あぅん…」
香織は敏感な部分に触れられる度に、小さく切ない鳴き声を上げている。
帰宅時間帯の夕暮れ時なので、閑静な住宅街にも帰宅を急ぐ人の往来が増え始めている。当然晋吾宅の家の前も、それなりの人の往来があるわけだが、全裸の女性が庭先で四つん這いになり、艶かしい嬌声を上げながら、その全身を水洗いされているという、通常であれば“異常”な光景にも、全く気を止める様子など無い。
誰しもが、よく見かける“ペットの身体洗い”としか認識していないのだから、当然のことである。

その後、晋吾は家からさほど遠くない駅前のホームセンターまで父親が置いていった車を走らせ、大型ペット用のトイレと、そこに敷き詰める砂を購入し、薬局ではいくつかの薬剤と、香織から聞きだした彼女の愛用のメイク道具を、店員に手伝ってもらいながら購入した。
その間に香織は、晋吾の母親の鏡台とメイク道具で、自分で化粧を落とさせ(メイクに関することは記憶に留めさせておいてあるので)、夜に備えさせたわけだが、元々薄いメイクしか施していない香織なので、メイクを落とした後の顔も、昼の美貌と比べて全く遜色は無かった。

夕食は昼と同様のスタイルで食し、就寝前にもう一度“チンチン”をさせ、そしてさらに“ご褒美”もたっぷりと味合わせてあげて、この日は早々に寝ることにした。
何しろ、この日は劇的なことが多すぎた。そして興奮に継ぐ興奮の連続だった為、さすがに強い疲労感にも襲われていた。
この日は結局、昼からの大学の講義もサボってしまった訳だが、そんなことはどうでもいい程に、充実した一日だった。

「いいか、香織、今度オシッコがしたくなったら、俺が寝ている時でも、ちゃんと部屋の隅に置いてあるトイレの中でするんだぞ。し終わってそのままにしておくと臭くなるんだから、上から砂もかけておくように。わかったね?」
「はい、ご主人様。わかりました」
この辺りは言葉の通じるペットなので、躾も楽である。ヒト科のメスをペットに出来る喜びの一つだ…と、今さらながらに感じていた。

寝るときは一緒のベッドに入れてあげることにした。
ペットと一緒に寝る光景は、今時は不自然でもないであろう。
晋吾は久々に味わう“生きた温もり”に存分に甘えながら、何とも言えない安らかさで、深い眠りに落ちていった。
願わくば、これが長い夢だった…などということが無いように祈りながら…。


(ポチの首輪<第3話>に続く…)

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