2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【やや短編】淫テンドーDS②

さてさて、奈々子との約束の朝…。
僕は張り切りすぎて30分以上も前に、待ち合わせ場所の駅前○△ビルの前にスタンバッているのに…只今9:05am。約束時間を5分過ぎた。

10分経過…。まだ現れない。
奈々子は彼女なりに、昨夜からの経緯や今日のこれからのことをあれこれ考え、戸惑い躊躇っているうちに時間だけが過ぎていき、それでももし約束を放棄した後に、どんな報復が待っているかという恐怖観念から、重い心に鞭打って遅刻覚悟でようやく家を出たのだが、そんなことを渉は知る由も無い。
結局半径500m圏内接近のバイブが作動したのは、9時を15分ほど回った頃だった。

「奈々子、遅いじゃんか」
「ご、ごめん…なさい。…っていうか、奈々子なんて気安く呼ばないで…やだもん…」
「何言ってんだよ。今日は“ラブラブ”デートでしょ?それなのに『市村さん』なんて呼べないよ。奈々子の方も僕のこと親しみを込めて呼んでくれるんだろ?なんて呼んでくれる?」
奈々子が自分の事を毛嫌いしているなんていう思いなど全く無視…といった態で、彼女の心のパーソナルエリアに土足でズカズカ入り込んでいく。
そんな図々しさをあからさまに表に出しながら、
『表情:笑顔 行動:スカートめくってパンツ見せる』と書き込んだ。

「きゃっ、きゃあ!や、やだっ!」
驚きと拒否の声を上げておきながら、明るい笑顔で膝丈のスカートの裾を両手で握ってめくり上げてくれた。オーソドックスな白のパンティが丸見えである。
まだ駅前の各デパートやファッションビルなどの開店前とは言え、休日の午前中なりにそれなりの人通りはある。
その往来の中で笑顔でパンツを露出させている可愛い乙女に、行き交う人々は驚きと好奇の眼差しを送ってくる。
「う、内海!やめて!こんなこと…いやっ!」
決して大声は出せない状況の中でも、出来る限りの抵抗を見せる奈々子。
とりあえず解除ボタンを押してあげた。
「へー、今日はまた地味めなパンツだね。こうなることをある程度予想して穿いてきたんじゃないの?」
「ば、ばか!そんなことないわよ!」
「ふーん、まぁいいや。とりあえず僕との約束を違えると、何だか神様が罰を与えるみたいだね。罰と言うか、昨夜見た変態奈々子にとってはご褒美になるのかな?」
「や、やめて!それ以上言わないで!」
「だからさ、僕の言いつけには逆らわない方がいいよ」
「アンタ、私の身体に何をしたの?言いなさいよ!」
「おっと、ずいぶんとまだ強気だねー。何度も言うように、僕は奈々子の身体に触れてもいないし、直接何かしてるわけでもないだろう。全て嫌嫌と言いながら、自分でしてることだよ。それを忘れないようにね」
「…………」
無言で僕を睨みつけているが、完全無視。

そんなことよりも…。
「あのさ、パンツ、これに穿き替えてくれる?昨夜あれからわざわざ街道沿いの無人ランジェリーショップまで買いに行ったんだよね」
そう言って、小さい紙袋を奈々子に押し渡した。
「穿き替えてって…何言って…!!…何考えてるのよ!」
文句を言いながら袋の中身を覗いた奈々子は、思わず驚愕した。
中には鮮やかな赤色のぱっと見で全体が透けているのが分かるパンティが入っていたのだ。しかも、奈々子はまだそこまでしっかりと確認できていないようだが、このパンティには股間部分のクロッチ…すなわち二重構造の当て布が付いていない、全体が“ただスケスケ”なエロ下着なのである。

「そこにさ、今日のデート用にわざわざ車借りてきてるんだよね。もう鍵開いてるから、その中で着替えてきてよ」
奈々子の驚きなど気にも留めずに、目の前に駐車させてある車を指差した。
「ふざけないで!そんなこと嫌よ!もう帰りたい!帰してよ!」
「あ、いいのかなぁ…言い付けに背いてるところ、きっと神様見てるだろうなぁ…きっとまた身体が勝手に動き出して、今この場で穿き替えをされられちゃったりして…」
あからさまな予告&脅迫である。
こんな往来で下着の穿き替えなど…そんなことは絶対に出来る行為ではない。しかし、これまでの経緯上、ここで渉の言い付けに背けば、必ず予告通りの現実になることは明らかであった。
もう今の奈々子にとって、被害を最小限に抑えるのは、渉の言いなりになるしか選択肢がなかった。

「…わかったわよ…穿き替えればいいんでしょ…」
「そういうこと。分かってきたじゃん。脱いだそのつまんない白のパンツは、袋に入れてここに持ってきてね」
半ば諦めの境地で、指定された車の方に向かっていった。

車内でモゾモゾと着替えを済ませた奈々子は、完全にふてくされた顔つきで戻ってきて、要求された通りに脱いだばかりのパンティが入った袋を渉に手渡した。
「ごくろうさま」
言いながら、その袋を無造作に近くのゴミ箱に投げ入れてしまった。
奈々子は心の中で渉を軽蔑しまくっている。この男はどこまで自分を辱めれば気が済むのか…それもただ辱めるどころか、それを嬉々として楽しんでいる、許されない男なのだ。
渉はそんなことは百も承知なのか、それとも全く気にしていないのかという態度で、
「じゃあ、そろそろ出発しようか。さぁ、楽しいドライブの始まりだよ。乗って乗って」
女性をエスコートするなどという感性など元々持ち合わせていないダメ男は、自分からさっさと運転席に乗ってしまい、奈々子を急かせる。
こうして、全く意気投合していない二人のドライブデートが始まった。
行先は、約2時間ほど高速を乗り継いだ先にある、とある場所である…。

途中の車内にて…。
「ねぇ、奈々子、さっきの質問の続きだけど、これから僕のこと『渉クン』って可愛らしく呼んでくれるよね?」
このダメ男、もう完全にそう呼んでくれるものと決め付けている。
「えっ………」
奈々子の方は完全に躊躇っている。これが普通の会話だったら、こんな失礼なリクエストなど歯牙にかけることも無く拒否するはずであろうが、今は状況が違う。奈々子の方が完全に弱者なのだ。今ではそれを身に染みて理解している。
その質問をかわすかのように、
「あの…なんで私にこんなことするの?…その…男として卑怯だと思わない?」
「ああ、卑怯かもね。神様を味方につけるなんてさ」
「神様とか言って誤魔化さないで。絶対何か秘密があるんでしょう」
「秘密ねぇ…、そう思うなら、自分でその秘密とやらを暴いてごらんよ。僕には神様が味方してくれているとしか思えないけどねー」
こういう態度が卑怯だということに、このダメ男は全く気付いていない。
「私に恨みでもあるの?」
「恨みはあったさ、自分で分かってないの?奈々子はそれだけの恵まれた容姿と裕福な家庭環境に恵まれ、社交的な性格だから友達からも慕われてるから、その対極にいる人間の身になんかなれないだろうけど…だから平気で僕のことを『キモオタ』とか人前で言えてたんだよねー」
「そ、それは…もしそれが原因なら謝るわよ…ごめんなさい…ね、だからもうこんなことやめて…許して…」
「あはは…もうそんなこと気にしてないって」
「えっ!?じゃ、じゃあ…」
「もう恨みには思ってないよ。今はただ好きな女性を一人占めしてるっていうことだけさ。だから過去のことはもう怒ってもいないけど、今日はこれからだからね。帰さないよー♪」
「そ、そんなぁ…」
この脳天気ダメ男は、完全にスタンドプレー独走中である。奈々子の自由への微かな期待など、この脳天気さで吹き飛ばされてしまった。

高速道路手前で車を一時停車。
『行動:料金所越えたら、すぐにパンティ以外の衣服は全て脱ぐ』と書き込み完了。
料金所を越えたところで、再び路肩に停車。同時に奈々子が服を脱ぎ始めた。
「いやぁっ!!また勝手に…やめてーっ!!いやだー!!もうやめてーっ!!」
大声で叫んでも無駄である。
あっという間に真っ赤なスケスケパンティ一枚の姿になり、脚をギュッと閉じて、胸を両腕で覆い隠して身を屈めてしまった。
渉は奈々子が脱いだ衣服を寄せ集めると車外に出て、その衣服をトランクに収めてしまった。
その上で…。
『行動:大きく脚を開いたまま、パンツに手を突っ込んで、ひたすらオナニーしまくる。背中はシートにピッタリくっつけたまま。感度:最高』と書き換えた。
「えっ、えっ!?いやっ!あっ、あっ!やだっ…あぅっ!はぁ…ぅぅ…」
車を再度走らせ始めてすぐに、奈々子の強制オナニーショーが始まった。今度は身を屈ませることも出来ずに、シート幅一杯に脚を開き、一心不乱にパンティの中の指を巧みに動かし続けている。
「はぅっ!…も、もう…あっ!ゆ、ゆるしてぇーっ!ハァハァ…あぅっ!」
抵抗感と快感が交互に奈々子の身を襲っていた。

ここで登場した新設定が『感度』である。
昨夜の内にこの淫らなゲーム機の制作者に、ゲームパネル内を<表情・セリフ・行動・感度>の4つのカテゴリーに分類して使いやすくしてもらった訳だが、この『感度設定』は見ての通り、性感帯の感度設定である。低・中・高・最高の4段階設定であり、登録者が元々持っている感度が<中>である。最高値では、その既存感度の倍以上の感度となってしまう。
ちなみに、逆の<低>だと、ほとんど何も感じなくなる。痛みも同様にね。
なので、今奈々子を襲っている望んでもいない快感は、これまで彼女が味わったことのないレベルの快感なわけで、それに反発する抵抗感など及びもつかないであろう。
その結果が、
「いやぁっ!…だ、だめぇ…あっ!あぁぁぁっ!!はぁうっ!!や、やだーぁぁぁっ!!あっ、あぁぁぁぁぁっ!!」ってな感じでイッてしまったらしい。
それでも解除ボタンを押さない限り、そのハンドジョブは止むことを知らない。

渉は自分の股間が既にはち切れんばかりにパンパンになっていたが、敢えて淡々とした態を装って、
「へー、奈々子、ちゃんとオナニーの仕方知ってたんだねー。いつもそんなに激しくオナニーしてたんだー」
「ハァハァ…はぅっ!も、もう…ゆる…して…あぁっ、あっ!あっ!」
「許してもなにも、そんなに気持ちよさそうにオナニーしてるのに、止めたら申し訳ないじゃん。あーぁ、股間がもうビショビショでシートにそんなに大きなシミまで作っちゃってるじゃん。まぁ、レンタカーだし、どんどん濡らしちゃいなよ」
「ひ、ひどい…こ、こんなことさせ…て…あぅっ!あぁぁぁぁぁっ!!!」
またまたイッてしまったらしい。
もしかして、もともとイキやすい体質なのかな。

3回目の絶頂を立て続けに味わったところで、
「ハァハァ…い、いつまで…あぅっ…続けさせるつも…り…なの…あぁぁ!」
「さてね…僕のこと愛情込めて“渉クン”って呼ぶようになってくれたら、もしかしたら終わるかもね」
「あぁっ…あっ、あっ…わ、わたる…クン…はぅ!も、もう…ゆるしてー…あぁ…」
遂に言わせた。
これまであれほど『キモオタ』『アンタ』呼ばわりしていた奈々子に、遂に親しみ深い呼称を自ら使用させるまでに至ったのだ。
「渉クン…も、もうダメ…お、おね…がい…許して…」
「あー、いいねー、憧れの女性にそう呼んでもらうのが夢だったんだよねー。ほら、もっと呼んでよ」
「あぁ…渉…クン…はぅぅぅ…」

そんなこんなで、結局6回もイカせてしまった後に、ようやく解除。で、疲れたであろう奈々子のために新たに、
『行動:シートを倒して寝る。絶対に起きない』と書き換えてあげた。
深い眠りについた奈々子の、仰向けになってもツンと天を向いている張りとボリュームのあるオッパイや、じっとりと濡れまくっているオ○ンコを、運転しながら十分に手で弄って堪能したことは言うまでもない。
あれほど上から目線で僕を罵り続け、近寄らせることもしなかった奈々子の輝かしいばかりの見事な身体を、今では弄りたい放題なのである。
『昨日までの敵は、今日の恋人』ってね!これ名言!

真っ赤なスケスケパンティ一枚の姿で深い眠りについた奈々子を乗せたまま、車は目的地付近の高速出口へ…。
さすがに料金所のおっちゃんに怪しまれて、車のナンバーでも通報されたら面倒なので、奈々子には僕の上着をかけてあげて無事通過。
で、そろそろ起こそうかと、設定解除ボタンをプチッ。
「う、うーん…!?…きゃっ!…わ、私…こんな格好で寝ていたなんて…」
とんでもない格好のまま、あまりに無防備に眠りに付いていたことに対し、今になって慌てふためいている。
「まぁ、あれだけ連続で絶頂迎えれば、さすがに疲れたんだろうねー。隣でさ、かれこれ一時間くらいそんな綺麗な身体を披露してくれていたから、もう僕の目も慣れたし、むしろ奈々子もその開放的な格好に慣れたんじゃない?」
「そ、そんなことあるわけないじゃない!」
また例のごとく丸く屈み込みながら抗弁している。
「…アンタ…い、いえ…渉…クン…、寝ている間、変なことしなかったでしょうね」
おっと、落ちてきたねー、奈々子ちゃん。
自分から呼び方を訂正してくれたねー。
渉は奈々子のこの微妙な心境変化に、僅かながらの期待を感じ始めていた。
「ははは…僕は奈々子の恥ずかしがっている姿や、気持ちよさそうにしている姿を見たいだけで、寝ている奈々子にちょっかい出しても…ね、だから安心していいよ。何もしてないよ。見てたけど」
100%ウソである。
「ば、ばか!…安心なんて出来るわけないじゃない!」
「ははは…そっか、そっか」
「それより…これからどこにいくつもりなの?」
「ああ、そうだったね。安心していいよ。綺麗な景色の見える湖の近くまでさ」
「ねぇ…」
「おっと、僕のことを呼ぶ時は『ねぇ…』だったけ?そんなことだと、また何か罰がきちゃうかなぁ」
「ご、ごめんなさい…渉…クン、あの、もうそろそろ服を着させてもらえないかな…」
「あはは…そりゃダメだよぉ。何せ今日は“ラブラブデート”だからねー」
このダメ男は、完全に“ラブラブ”の意味を誤解しているようだが、奈々子の方も『あぁ、やっぱり…』といったような諦めの境地で返す言葉もない様子である。

この辺りはあまり人気のない観光スポットなのか、休日でも行き交う車がほとんどない街道をひた走っていると、ポツンと建つコンビニがあった。駐車場にも車が他に一台しかなく、店内もアルバイト店員らしい20代くらいの男性と、その車の客であろうスーツ姿の30代くらいの男性が立ち読みをしているだけであった。
渉はそのコンビニの駐車場へ車を停め、
「さすがに喉が渇いたよね。ちょっと待ってて、買ってくるから。お茶でいいかな?」
そう言って、スタスタと店内に入っていった。

程なくして、飲み物を抱えて帰ってきたが、
「あ、いっけねー。もっと他に買い物があったんだ」
そう言いながら、ダッシュボードから取り出したメモ用紙に、何やら書き始めた。
「あのさ、悪いけどコレを買って来てもらえるかなー」
「ちょ、ちょっと…買ってきてって…まさか、こんな格好で!?服…着せてもらえるよね?」
「あぁ、言い忘れてたけど、奈々子の服、寝ている間に立ち寄ったサービスエリアに隠してきちゃったよ。あはは…ごめんごめん、すっかり言い忘れてた」
「!?…えっ!?じゃ、じゃあ、この車の中には私の着る物は何も無いわけ!?そんな…ひどい…ひどいよぉ…」
「ちゃんとパンツは穿いてるじゃない。ハイッ!つべこべ言わず、行った行った!」
あまりにも理不尽な言い分である。
パンツ…と言ったって、顔や容姿に似合わずやや濃い目の陰毛地帯も、オシリの割れ目も、はたまた角度を変えてみれば、一番大事な秘所までも丸見えの代物である。隠している…などと言えたものではない。
渉はそんなことにはお構いなしに、奈々子にはその存在が認識できないゲーム機を取り出し、
『表情:笑顔、セリフ:元気よく爽やか、行動:颯爽としてリクエストの品物を買ってくる』と書き込んでしまった。
「もういやーっ!!」
そのセリフだけを残して、否応なく元気な笑顔と足どりで、あまりにも破廉恥極まりない衣装とも言えない衣装で、店内に入っていってしまった。

その店内の様子を、車の中から見ているが、その男性店員も一人だけの立ち読み客も、奈々子のことを好奇の目でジロジロ見ているだけで、特に驚いた様子もなかった。
それもそのはずで、先程渉が飲み物を買いに行ったときに、店内の二人には“素人モノの野外露出AVの隠し撮り撮影”ということで、了解を取り付けてあったのだから…。
そして、その二人には顔にはモザイクを入れるので、とにかくその“女優”の一部始終をじっと凝視してもらいたいと、協力まで取り付けてきていた。
なので、今奈々子は見ず知らずの男性二人から、“素人AV女優”という観念の好奇の目で、そのうら若き見事な裸体を見つめられ続けているし、彼女自身もAV女優さながらに、身体のどの部分も隠すことなく、表面上は可愛らしい笑顔と颯爽とした立ち居振舞いで、10項目ほど適当に書き込んだ買い物リストを見ながら、あちこち探しまくってはカゴに収めている。
内心はさぞ心細く、さぞ恥ずかしく、さぞ怖いだろうに…それを表現する術を何も持っていないのだ。

羞恥露出プレイの買い物から帰ってきた奈々子への命令を解除してあげると、それまでの恥ずかしさ、心細さなどから一気に解放されたようで、顔を両手で隠して泣き始めた。
「よしよし、ご苦労様。よく頑張ったね」
渉はそう言いながら、
『行動:両手は身体の横で固定、脚は開いて固定、身体はシートに背を付けて固定、顔は前を向いたまま固定 感度:最高』という設定で書き込みを行った。
「ヒッ、ヒック…ま、また…身体が動かないよぉ…ヒック…」
「そうみたいだね。これは僕からのご褒美だよ」
そう言って、渉はおもむろに奈々子の首筋に舌を這わせ始めた。

「!!…いやぁ!やめて!近寄らないでー!!…あうっ!はぁぁぁっ!…」
首筋から鎖骨…そしてアゴ先へと舌を這わせながら、片手で乳房を揉みだし、乳首を弄っていく。
「いやっ!いやだってばーっ!あっ、ああぁっ!やめ…て…はぁう!…気持ち…わる…いよぉ…あぅ!」
舌は執拗に首筋周りを愛撫しながら、乳房にあった手はそのまま下にスライドしていき、パンティの中に侵入。そして既に感度最高値で濡れまくっているオ○ンコへと到達し、最も敏感な芽を弄り始めた。
「あああぁぁぁぁっ!!な、なんで…あぁぁっ!…ア、アンタなんかに…あっ、ダメッ!だめぇーっ!」
奈々子の全身が小刻みにビクンビクンと痙攣した。毛嫌いしているはずの渉の愛撫でイッてしまったのだ。
それでも渉の攻撃は止まず、舌の愛撫は唇へと移動し、執拗なディープキスへと移行し、下を弄っている指は、とうとう奈々子の体内に没入された。
「ウッ、ウグッ…ウグゥ…ングッ!!ンッ!ウグゥゥゥゥゥゥゥッ!!!」
今度はさっきよりも激しい痙攣で2回目の絶頂へ…。こうなるともう昇天地獄である。
奈々子は身動きも出来ない拘束状態の中で、何度も何度も果てること無き昇天地獄を味合わせられた。

一生懸命自分の理性を奮い立たせて、それに渉への嫌悪感を上乗せして、この昇天地獄と戦おうとするのだが、絶え間なく襲ってくる“感度:最高値”の快感に、次第に理性の勢力が弱まり、脳内を快感だけが支配していく…。
「あっ!あああぅぅぅ…あぐぅぅ…あっ、あっ、あぁぁぁっ!」
いつの間にか抵抗する言動も無くなり、喘ぎ声だけになっているのだが、そんなことを客観的に捉える余裕など、今の奈々子には無かった。
途中から身体の拘束だけは解除されていたにも関わらず、身体の全てを渉に委ね、そればかりか自分でも全く気付かぬ内に、渉の背中に手を回し、抱きついている始末である。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
もう数え切れないほどの昇天を味わい、いよいよ最後の絶頂を迎えた後は、股間からは猛烈な潮吹きでオシッコを垂れ流し、息も絶え絶えで、倒されたシートにぐったりと身を横たえたまま、両腕はどこも隠すことなくだらんと投げ出されいた。

「すごい感じてくれてたんだね。ものすごく可愛かったよ」
こんな最低男から優しい言葉を投げかけられ、頭を撫ででもらいながら、奈々子は何故か心地よい安堵感と満足感を感じ始めていた…。
『なんでこんな男に…』懸命にそう思おうとするが、少し前まではその言葉に篭っていた感情が失せ、自分の奥底から沸き上がってくる本性を誤魔化そうとする、単なる言い訳にしか過ぎなくなっているのを、薄々と感じ初めていたのである。

(淫テンドーDS③へつづく…)

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

【やや短編】淫テンドーDS①

僕は内海 渉(うつみ わたる)18歳。この就職大難時代に大学受験まで失敗した、先行き不安度200%のダメ浪人生である。
まったくイケてない容姿&性格から、学生コミュニティからも疎外され、こうなりゃ自暴自棄にでもなるしかないな…と思い込んでいた矢先、どこからともなく面白いモノが手に入った。

それは一見今流行りの携帯型ゲーム機と同じ形で、パカッと開閉式になっており、表には『淫テンドーDS』と書かれている。
ふざけた代物ではあるが、これが中々どうしてスグレモノ。
使い方が分かった今は、これをどうやって面白く使ってやろうかと、自分の将来よりもそんなことばかり考えてしまっている。

使い方は超簡単。
まぁ、それは使いながら説明していくことにしよう。
昨日からあれこれ考えていたけど、やっぱり最初はアイツに使おう。
僕のことを卒業時まで毛嫌いして、キモイ扱いしてくれたアイツ…おっと、この家だな。そろそろ大学に行く時間だろう。
待つこと数分…。

出てきたね。今僕の姿を見られるわけにはいかないので、身を隠しながらこの付属のカメラでアイツを隠し撮り…よしっ…で、専用のケーブルで繋いでこの『淫テンドーDS』に送信。
後はデータベースに名前と生年月日を入力。これでオッケー。
入力したのは『市村奈々子』 0043
女優の綾○はるかを勝気にしたような元同級生で、数名の女子グループ筆頭で僕のことをキモオタ扱いしてくれていた奴だ。

とりあえず、これで仕込みはオッケー。
後は奈々子の帰宅を待つとするか…。どうせとりあえずやることのない堕落浪人生。マン喫でも行って時間をつぶすとするか…。

夕方、僕は奈々子の家に程近い公園のベンチで、ひたすら彼女の帰りを待っていた。
おっと、このスグレモノ、入力した対象が半径500m圏内に近づくと、バイブで教えてくれるのだ。
このタイミングで、付属のペンで『家の近くのこの公園の僕の前で自転車を降りる』と書き込む。
程なくして、奈々子が僕の前で自転車から降りた。
「あれ、市村さん」
「な、なによ、なんでアンタがこんなところにいるのよ」
「なんでって、知っての通り受験に失敗したダメ男だからヒマしてて、ここでゲームしてただけだけど…市村さんの方こそ、僕の前までわざわざ来てくれて、何か用?」
僕にそう言われて、あからさまに戸惑っている様子である。それはそうだろう、さも用事有りげに自転車でわざわざ乗り付けてきたのは、彼女の方なのだから。
「な、何でもないわよ。なんでアンタに用事があるのよ。変なこと言わないで」
そう言い捨てて、自転車に乗り直そうとする彼女を見ながら、ゲーム機に『ズボンを膝下まで下ろして腰に手をあて動かない』と素早く書く。

次の瞬間、奈々子はおもむろにベルトを外し、Gパンを膝下まで下げ、春らしい鮮やかなピンクのパンティを曝け出したまま、腰に手を当て仁王立ちになった。
「きゃ、きゃあっ!!な、なによこれっ!!」
「う、うわ…市村さん、何やってんだよ」
「な、何って…いやっ!身体が動かない!?や、やだ、内海!見ないで!見ないでよっ!」
「見ないでよ…って、見せてるのそっちじゃん、何で僕にそんなピンクのパンツ見せつけるのさ」
「アンタに見せつけるわけないでしょう!やだー!なんで動かないのよー!」

とりあえず眼福したし、今はこの辺でいいか。そう思って、ゲーム機側面のボタンを押す。これは命令解除ボタン。命令が解除された奈々子は慌ててズボンを穿き直し、顔を真っ赤にしながら僕に目もくれずそそくさと去っていった。

これがこの『淫テンドーDS』の使い方。
それにしても、奈々子の下半身はけっこうボリュームと張りがあって、歪んだ欲情を掻き立たせてくれるものがあったな。派手なピンクのパンツも拝めたし。
さてと、それでは今夜あたりもう一度奈々子に恥をかいてもらうとするか。学校で僕のことをキモオタと罵って恥をかかせてくれた仕返しでね…。


そしてその日の夜。
社会の上り階段から転げ落ちたダメ男にとって、夜ほど暇で孤独な時間はない。これまではエロサイトめぐりやチャットでのイケメン気取りなど、全く無意味な時間を費やしてきたが、これからはこの夜の時間がずいぶんと楽しくなるのかな…等と期待に胸を膨らませながら、自分の住処とさほど離れていない奈々子の自宅に向かって、軽快に原付バイクを走らせる。

まずは自宅確認。
フムフム…只今午前0時、奈々子の部屋の明かりはまだ灯っているが、他は真っ暗ということは、一人っ子家庭の奈々子の両親は既にご就寝とうことか。うんうん、好都合である。
その足で、夕方の公園に向かう。
この公園は閑静な住宅街の中の公園なので、この時間はやはり誰もいないね。さっき夜間見回りの警察官とすれ違ったばかりだから、もうこの辺りには当分来ないだろう。
ということで早速ゲーム機を取り出し、対象を『奈々子』に設定して…まぁ、今は彼女しか登録されていないのだが…『そのままの格好で公園の僕の前まで来る』と書いた。

程なくして、大きめの薄いピンク地のスウェット上下という、完全な部屋着姿で奈々子がやってきた。髪の毛も洗いざらしのままの、いかにも『くつろぎモード』といった様子である。
「あれ、市村さん、また会ったねー。こんな時間にどうしたの?」
「やだっ、なんで内海がまたここにいるのよっ、それに…私こんなところ来たくなかったのに…」
「今日の夕方のことといい、何か変なことばかり言うね」
僕の発言に、夕方の失態を一気にフラッシュバックさせたらく、顔を真っ赤にして、
「あ、あんなの、何かの間違いだからね!アンタもあんなことさっさと忘れてよ!」
「忘れろ…ったって…学校でも人気が高かった市村さんに、いきなり見せ付けられたピンクの下着姿を忘れろって言われても…今だって、いきなり僕の目の前にそんな軽装で現れて、…その下に今度は何色の下着着けてるんだろうって想像しちゃうよ」
「!?…やだっ!!やっぱアンタ最低!そんな性格だから、キモイって言われるのよ」
「おいおい、これって男子の素直な想像力だよ。それに、勝手に何度も僕の前に現れて、キモイ呼ばわりまでされてさ…、これって、どこの誰から見ても、市村さんの方がヒドイぜ」
「…………」
じっと僕の方を睨みつけてはいるが、さすがに返す言葉がないらしい。そりゃそうだろう、僕が彼女を呼びつけて何かをしたっていう根拠も証拠も何もないのだから。

「もう!なんでこんな夜中にムカツクアンタと話をしなきゃならないのよ!もう!」
そう言い捨てて僕に背を向けて歩き去ろうとするその姿に、
『スウェット上下を脱ぎ捨てて、四つん這いになって動かない』と書いてあげた。
「!?…きゃ、きゃあ!な、なにっ!?身体が…勝手に…いやーっ!」
案の定、おもむろにそそくさとスウェット上下を脱ぎ捨てて、夜の寛ぎモードにはピッタリの紺の綿生地のパンティ一枚の姿で四つん這いになってくれた。…そう、部屋着でブラジャー付ける女性も少ないのだから、奈々子も類に漏れず、スェットの下はノーブラだった。

「うわー、市村さん、また勝手にそんな大胆な格好に…まさか僕を誘ってるの?」
「もー、やだー!そんなはずないでしょ!何で身体が勝手に…内海、見ないで!見ないでよー!」
「見ないでよったって…勝手み見せてるのそっちじゃん。嫌なら早く服を着たほうがいいよ。誰か来ちゃうかもしれないし。それにしても、市村さんがこんな大胆な露出癖があるとは知らなかったなぁ」
“誰かが来ちゃうかもしれない…”そんな恐怖感をモロに感じたのであろうか、奈々子は急に声のトーンを落とし、
「いや…やだよぉ…こんなこと…見ないで…見ないでよぉ…」
既に半べそ状態で必死に動くはずもない身体を動かそうと、懸命になっていた。すぐ目の前には脱ぎ捨てた服が散乱しているのに、それを取ることも出来ないのだ。

「見ないで…と言われてもさ、せっかくこうして自分から見せてくれているんだから、しっかりと拝んでおきゃなきゃ、損ってもんでしょう」
「もしかして、内海、アンタ私に何かした!?」
奈々子は僕と会ってからのこの立て続けの怪現象に、薄々疑惑を感じたらしい。
「おいおい、僕が市村さんに何か言ったり、直接手を出したりした?変なこと言わないでよ。ここに呼び出した訳でもないだろ」
「………で、でも…おかし過ぎるよ、こんなの…いやっ、お願いそんなに見ないで…」
このスグレモノゲーム機の更にスゴイところ…実は設定対象にはこのゲーム機の存在が認識できないのだ。他の人が見たら、僕がゲーム機を操作していることに気付けるが、奈々子には無理なのである。まったく大した機械だよな。

奈々子を固定している状態なので、今度は焦らずゆっくりと、
『パンツを脱いで、全裸で大きく足を開いて立ったまま腰を落とし、両手は膝の上に置く』と書いてあげた。
「!!…いやっ!また身体が勝手に!!あ、だめ!これだけは…だめー!」
おかしな光景である。自発的に行っている行動に、自分で拒否言動を行っているのだから。
遂にスッポンポンで、お相撲さんの“立ったままの股割りストレッチ”のような格好になってくれた。
奈々子はもう既に涙顔である。
「内海…お願い…もうやめて…やめてよぉ…」
もうここまで来ると、奈々子もこの怪現象に僕の“なんらかの力”が加わっていることを確信しているようである。でも、僕は敢えてそれを肯定しない。しない代わりに立て続けに、用意していたクリップボードに挟んだA4サイズの紙とマジックペンを奈々子の前に置き、
『目の前の紙に“市村奈々子は裸を見てもらいたくて仕方ない、露出大好きっ子です♪”と書いて、首からぶら下げて、元の姿勢に戻る』と書いた。
当然奈々子はその通りの行動を行うことになる。用意したクリップボードには首から下げるようにとヒモが通してあるので、今奈々子は首から変態的な自己PRメッセージをぶら下げて、股割りストレッチ姿勢を保っている。

「なんで…なんでこんな酷いことするのよぉ…もうやだ…お願い…お願いします…もうやめて…」
この哀願の声は完全無視。
僕は公園の夜間照明に照らし出されたいやらしい格好の奈々子の裸体を、股間の間に顔を潜り込ませて、真下から覗き上げている。
「へー、市村さんって意外と毛深いのな。オ○ンコの周りまでしっかりと生えてて、肛門にまで達してるじゃん。やらしー股間だねー」
「やめてーっ!こんなこと…警察に訴えてやるから…」
「訴えるって、どうやって?自分から自筆のこんな自己PRぶら下げてさ、僕は何も要求もしてないし、触れてもいないんだぜ?何なら、『公園に変な女性がいます』って僕が警察呼んであげようか?」
「!!!…いや…そんなこと…絶対ダメ…とにかくお願い…もう私を解放して…」
この解放懇願も当然無視。

「じゃあさ、お望み通り僕はもうそろそろ市村さんの目の前から消えてあげるから…その代わり、明日の休日、僕とラブラブのデートしてよ」
「なっ!?何言ってるのよ!そんなの絶対に嫌…」
「あっそ…」
『その格好のまま、笑顔で“奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい”だけを笑顔でつぶやき続ける。他の事は何も喋れない』と書き込んであげた。
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい…奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………」
可愛い笑顔でこんな破廉恥な言葉を連呼する奈々子だが、心の中では動揺&否定感情が爆発しそうなのだろう。
「あれれ?いきなりそんなこと言い始めるなんて…やっぱり市村さんって変態なんじゃないの?」
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい…奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………」
笑顔でしかもこれしか連呼出来なくなっている奈々子だが、それでも僕の変態発言に大きく首を左右に振って、否定を態度に表そうとしている姿が、とても健気である。
「どう?もう一度聞くけど、僕と“ラブラブな”デート…しない?」
言葉による返答は出来なくても、先程のように首を縦か横に振っての返答なら出来るはずだが、
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい…奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………」
こう言いながら、首はピクリとも動かない。かなり迷っている様子である。

『そのままオシッコを垂れ流す』駄目押しでこう書いてあげた。
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい…奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………!?」

シャーーーーッ!

「あらら…変態の市村さん、今度はオシッコですか。へー、女の子ってこんなところからオシッコが出るのかー、これじゃあオマタが汚れるはずだよね。それにしても溜まってたみたいだねー、よく出るなー」

奈々子の感情など無視して、非常にも勢いよく公園の床に叩きつけられるオシッコ。
夜の誰もいない公園で真っ裸になり、首から露出癖PRのサインを吊るし、股割りストレッチ姿勢でオシッコ垂れ流しながら、卑猥な言葉を連呼している…こんなことは大学入学したばかりの通常の乙女がする行いでは決してない。しかし、それを今自分が実践してしまっているのである。それも…高校在学中、生理的に最も毛嫌いしていた内海渉の目の前で…である。
この時の奈々子の羞恥心と渉を恨む念は、どれほどのものであろうか…。しかし今の彼女には、その思いを晴らす手段も力も何も持っていないのだから、我ながら情けない…と己の非力を恨むしかなかった。

大量のオシッコが全て出切った頃合を見て、
「で、どうする?僕と“ラブラブ”デートする?早く返事しないと、もしかしたら今つぶやいているそのいやらしい言葉、大声で叫ぶ事になるかもしれないねー。変態の市村さんのことだからさ」
奈々子は既に悟っていた。
あくまでも奈々子の自発的な行動を予想しているかのようなこの発言が、あからさまな“命令予告”であることを…。そして自分が渉の意に沿う返事をしない限り、彼は躊躇なくその予告を実行に移すであろうことも。
もしそうなったとしてその騒ぎを聞きつけて人が集まったとしても、今の自分にはこれらの行為が渉の仕業だと決定付けられるものなど何も掴んでいないし、むしろ人に来て貰ってもっとも被害を被るのは、自分自身なのである。もう選択の余地はなかった。笑顔で卑猥な言葉を連呼しながらも、力なく彼女の首が縦に振られた。

「わー、嬉しいなー。誘いに乗ってくれてありがとう。じゃあ、明日…ってもう今日のことだけど、朝9時に駅前の○△ビルの前で待ち合わせしよう。それと、僕はミニスカートの女性とデートするのが夢だったから、ミニスカート着用で着てね。いい?」
奈々子は今度は素直に首を縦に振った。もうデートの約束をしてしまった以上、こんなことにいちいち拒否するつもりなど毛頭無かった。むしろ拒否した時の報復の方が不利益である。ここはとにかく早くこの場を開放してもらうことの方が先決であった。

「それじゃあ、今日は刺激的な夜をありがとね。嫌われ者はこの辺りで退散するよ。朝の待ち合わせ、遅れないようにね。それから、こんな変態的なことは好きでやっているんだろうけど、風邪引かないようにね。早く家に帰った方がいいよ」
もちろん大きなお世話である。
自分で呼んでおいて、好き放題なことやらせても、徹底的に奈々子の自主的行動で貫こうというふてぶてしさに、我ながら感心する。

最後に、
『セリフはそのままで、思いつく限りのラジオ体操を“前だけ向いて”やり続ける』と書いてあげた。
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい…奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………」
こんなことをつぶやきながら、真っ裸でラジオ体操に励み始める奈々子。非常に滑稽である。
「そうそう、いらぬ罪をなすりつけられても困るからね、何かの時のお守りに、今の姿をデジカメの動画で少し録画させてもらうね」
そう言って、渉は笑顔でラジオ体操中の奈々子にカメラを向け始めた。
心の中では渉に対して、かなりの攻撃的言動や、恨み辛みの念が爆発しているであろうが、今は先程と違って首も動かせず、しっかり前を向いて笑顔で卑猥言動を口にしながら、元気よくラジオ体操をするしかない。カメラの中に動画として納められるのは、あたかも自発的変態行為としかとられない光景ばかりなのである。これでは、後でどんなに否定しても、一体どれだけの人が自分の否定言動を信じてくれるだろうか…。
諦めと絶望感に苛まれながら、撮影を終えて去りゆく憎き渉を見送るしかない奈々子であったが、
「奈々子おっきいオチ○チン大好き、オチ○チン欲しい………(!!ちょっと待って!私、いつまでこんなこと続けさせられるの!?ちょ、ちょっと待ってよー!やだーっ!解放していってよ!いやーっ!)」
そんな奈々子の切実な心の訴えなど気付きもしないかのように、渉は原付バイクには乗らず、手で押しながら公園の光が届かない奥地へと消えていってしまった。

しかし、これは渉の演技である。
彼はまだ奈々子がよく見える暗がりの植え込みに身を隠すと、しばらくの間、満足感に浸りながら彼女の変態行為を眺めていた。
遂にあの“可愛いくせに自分にとっては最高にタチの悪い女”だった奈々子の包み隠すところの無い赤裸々な裸体をじっくりと堪能し、思うが侭にコントロール出来たのだから、尚且つ、このお楽しみはこれからもっとエスカレートしていくのである。

数分後、ゲーム機の解除ボタンを押してあげると、奈々子は一瞬身体中の力が抜け落ちたかのようにその場に崩れ落ちたが、すぐさま散乱した衣服を着始めて、走ってその場から逃げ去っていった。今夜はさぞや寝れない夜になるだろうな。

しかし、僕の夜はまだ終わらない。
これからこの機械を作った知り合いの科学者の所に赴き、成果の報告と、ちょっとした手直しを加えてもらうつもりだ。
今回使ってみて、ある部分の命令を継続させておきながら、違う命令を加える時に、一々『それはそのままにして』を書き添えるのが、非常に面倒だった。だから<表情・セリフ・行動・感度>この4項目でそれぞれ独立した書き込み設定が出来るようにしてもらうつもり。
最後の<感度>は、さっき思いついたもの。
これは明日からのお楽しみ用…とうことで。さてと、明日がいい日になりますように…。

(淫テンドーDS②へ続く…)

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト