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マイルーム(4)*結界・催眠系

今僕の部屋のベッドには、うつ伏せで汗だくになっている綾子さんがいる。
股間からは僕の大量の精子を溢れさせながら…。

最初の一発から立て続けに三発も綾子さんの体内に射精してしまった。
その間常に天井では深緑の霧が渦巻いていた。
三発目に励んでいる最中、今後の綾子さんとの生活をより刺激的且つ分かりやすいシステムにすることを考えていた。
それが出来るかどうかは、今頭上で蠢いている旧領主達の助力が必要だ。
なので、三発目の射精時に旧領主達の歓喜の声が上がった際、天井に向かって叫んでみた。

「おい、天井にいる旧領主達!お前達をもっと喜ばせるための提案がある!聞いてくれないか!」

すると、その霧の中から昨夜見た武将が姿を現した。
元々霊感など皆無だった僕には未だに信じられないが、その姿がはっきりと見て取れるのだ。
「小僧、その提案とはなんじゃ、申してみよ…」
「俺はこの女性を支配したい。お前達もそれを望んでいるはずだ」
「まさにその通り…その女、俺達も気に入っておる…」
「お前は昨日、この部屋で取り決めたことは外での生活でも反映されると言ったな?それは確かなのか?」
「その通り。お前の好きにするがいい…」
「ならば、その反映される事柄を書き記しておきたい。俺も何を反映させたか混乱したくないからな。なので、その机の上のノートに書き記したことが反映されるようにしてくれないか?」
「たやすいこと…」

そう言うと、武将は机の上のノートを一睨みした。
その瞬間ノートが不気味に光り、すぐに元に戻った。
「これでよいのだな?小僧、お前の要求通りそのノートに書いた事柄が外の世界でも反映されるようにしてやったぞ…ただし、この結界内で書かなければ効果はないぞ…」
「ありがたい。それともう一つ質問がある」
「なんじゃ…」
「お前は女を抱く時は必ずこの部屋で抱けと言ったが、この部屋以外で女を抱いたらどうなるんだ?」
「それは叶わぬ。小僧、お前に授けた力は交換条件の上に成り立っておる。それはお前と女達との絶頂は俺達と結びついているということじゃ…」
「では、ここ以外ではセックスをしてはダメだということだな?」
「その通り。俺達の力がお前の淫欲の助けを得てより強大になれば、その結界を広げることも出来ようが、今はまだその時ではない。もしお前がここ以外で女を抱き、絶頂を迎えた時は約定違反とみなし、お前の命を少々削らせてもらおう…」
「おいおい、脅すなよ。分かったよ、これだけの特権をくれたんだ。それくらいは守るよ。ただ、オナニーもここ以外ではダメなのか?」
「お前が一人で慰めることに何の興味もないわ。それくらい勝手にいたせ…」
「中々話が分かるね。サンキュー」

これでさらに旧領主達との盟約がスッキリしてきた。
僕はさっそく綾子さんをベッドに座らせ、先ほど力を得たノートを見せ、このノートに書かれたことが彼女の生活に反映されることを教えてあげた。
別に教える必要もないのだが、一方的…というよりも全てお互いが承諾した上でやりたかっただけのことだが…まぁ、自己満足だな。

綾子さんがノートのことを虚ろな目で承諾してから、以下のことを早速ノートに書き込んだ…。

***************************************

1)綾子さんの普段着は、綿のキャミソールとショーツだけとする。そしてその組み合わせのオシャレを楽しむこととする。ブラジャーは認めない。外出時もそれ以外は認めない。但し、靴はその範疇ではない。
2)この部屋以外でも綾子さんに対する康介の言葉は絶対的であり、その言葉や命令、指示に対しては周囲も疑いを持たない。ごく当然のこととして受け取る。
3)康介はいついかなるときでも、綾子さんの身体に勝手に触れることが出来る。そしてその刺激を綾子さんは快感を持って受け付けねばならず、その快感を素直に表現すること。
4)康介が求めればいつでもこの部屋にてセックスをする。それは周囲から見ても気軽なホームトレーニング程度にしか見えない。

***************************************

とりあえず、これだけでもかなり楽しい生活が送れそうだが、また気付いた時に書き加えや書き換えを行えばいいのだから、楽なものだ。

僕は胸を躍らせて母屋に行き、綾子さんのために衣装ケースから綿のキャミソールを持ってきてあげた。ショーツは今まで穿いていたやつでよいだろう。
それを着るように命じ、意を決して彼女に退室するように命じた。

退室後どうなるのかが最大の気がかりだ…。
果たして今の格好をどう思うのか…またさっきまでこの部屋の中で行われていた行為に対してどのように反応するのか…かなりの不安はある。
あの武将の言うことが本当でなければ、僕の人生においてかなりのピンチが到来するのだ。

果たして綾子さんが部屋の外に出た瞬間、彼女はハッと我に帰ったかのように目覚めた様子だ。
いよいよ審判の時である…。僕はかなりの緊張状態で綾子さんを観察していた。

「あ、あら…私、こーちゃんの部屋に何しに来たんだっけ?…そうそう、ケーキを持ってきたのよね…あれ、もう食べちゃったの?」
「う、うん…」
「おかしいなぁ…こーちゃんが食べてる時もここにいたのよねぇ…ボーっとしてたのかな…」
「ちょっと疲れてたみたいだったしね、それより綾子さん…涼しそうな格好しているね」
「そう?でもこの組み合わせオシャレでしょ?ちょっと下がピンクなのがいただけないかなぁ…」
「う、ううん、とても似合ってるよ」
「ありがとー。まさかこーちゃんから褒められるとは思わなかったわぁ」

傍目では信じられないような会話である。
なにせ今目の前にいる綾子さんは、家の中でも憚られるような格好なのである。
ピチピチで乳房の形から乳首の凹凸までハッキリと分かる綿キャミと、ピンクのショーツという本来なら間違っても義弟の前で晒すことの出来ない格好なのだ。
それをオシャレと思い込んでいる彼女…この部屋の結界力は本物なのだ。
丁度そこに隣のおばさんが通りかかり、塀越しに声をかけてきた。

「あら、綾子さん…今日もいい陽気ねぇ」
「ええ、そうですね。洗濯日和ですよー」

普段の会話である。
全く普段の会話である。
おいおい、おばさん、この格好だぞ。おかしいと思わないのかよ!
僕はこの事態にものすごく興奮した。当然チンポが再び起立しはじめる。
こうなったら調子に乗ってやる!
僕は綾子さんにちょっと待っててとお願いし、急ぎ部屋に戻ってもう一文をノートに書き込んだ。

***************************************

5)康介が綾子さんの前で勃起した時は、康介が拒否をしない限り綾子さんは進んでフェラチオをしなければならない。それは周囲の目には義姉と義弟の仲睦まじい会話程度にしか写らない。

***************************************

そう書き記して外に出た。
当然チンポは未だ勃起したままである。
フェラチオならばオナニーの延長線上だし、一方的な絶頂なので約定違反にはならないだろう。

そこではまだ隣のおばさんと綾子さんとのおしゃべりが続いていた。
僕もそのおしゃべりに無理やり参加すると、何気なく綾子さんに向かってチンポを見るよう手で指し示した。
すると、彼女は「あらあら…」と言いながら僕のズボンのジッパーを下ろし、大事そうにチンポを取り出してその上品な口に含み始めた。
隣のおばさんの目の前で…である。

「お、おばさん…綾子さんと…な、何を話してたの?」思わず声が上ずる。
「何って、今日のオカズのことだよぉ。主婦はね、毎日それを考えるのが大変なのよ」
「へ…へぇ…あっあぅ…そ、そうだ…よね、毎日のっ…こ、ことだもんね」
「そうよぉ、だから康介君も綾子さんに感謝しなきゃダメよ!そんなに仲がいいんだから!」
「う、うん…はぅっ、そうするよ…」

それで会話が途切れておばさんは去っていったが、綾子さんのフェラはまだ続いていた。
気持ちいい…最高に気持ちがいい…オナニーの数倍気持ちいいぞ、これは。
それに、あの態度…この異常なシチュエーションを全く疑っていない。まさに完璧。
そう満足したと同時に、綾子さんの口の中で果てた。これで立て続けに4発か。
そう思っているうちに、綾子さんの喉がゴクンと鳴った…。

今、僕は綾子さんと近所のスーパーマーケットに買い物に来ている。
もちろん、綾子さんのファッションはさっきの綿キャミとピンクのショーツ、それに素足にミュール履き…という格好。
これが正常な世界であれば、さっきすれ違った警察官も訝しがり声をかけられてもおかしくないのだが、今のこの世界は僕が捻じ曲げた世界…。
ここではこれが当たり前なのだ。
周りの目にも、今の綾子さんは当り障りのない“普段着”という認識しかない。
なので、さっきの警察官も何の気にもとめないし、すれ違う若い男性やおじさんも綾子さんの美貌に目を奪われはするが、特にいやらしい目つきで身体を凝視することはないようだ。やはり彼らにも“普段着”としか認識されていないようだ。

面白い…。
ほら、こんなにもいやらしい格好しているのに…。
薄手で面積の小さいショーツでオシリを高々と突き上げて、棚の下段の商品を取ろうとしているよ。
そのうち夏になったら、暑いだろうから全裸で歩かせてあげるからね!
そんなことを考えていると、またチンポが勃起し始めた。
僕はもう当然のごとく綾子さんをスーパーの入り口横のベンチに連れて行き、そこで勃起しているチンポを指差した。
日曜日のお昼前の大型スーパーマーケット…当然入り口付近は多くの家族連れや主婦連中の往来があるし、このベンチにも隙間がないくらい人が座っている。
今その一角で義姉にフェラチオをしてもらっている義弟の構図…。
まさに異常であるが、今はこれが正常なのだ。
この快感を今は心ゆくまで味わっていたい…。
0001


(5)に続く…。

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

マイルーム(3)*結界・催眠系

翌朝、この日は日曜日で母屋にて遅い朝食をとっていた。
兄は平日休みの仕事なので、日曜でも既に出社していた。
僕がテレビを見ながら食事をしていると、キッチンの方から綾子さんの呼ぶ声がする。

「こーちゃん、今日も部屋で勉強してるの?」

僕の名前は康介だが、「こーちゃん」と呼んでくれるのは綾子さんだけだ。
質問に対して僕が肯定の返事をすると、後でもらいもののケーキを差し入れてくれると言ってくれている。

いつもなら、ただのありがとう…なのだが、今日の僕はこんな普通のやりとりに妙に興奮していた。
訳は当然昨夜の出来事だ…。
あの時、あの武将は僕の部屋に入ってきた者をいいなりにできる結界を張ってやる…と言っていた。
しかし、彼が消えてから部屋の中に変化は見られなかった。
外に出てみても、外観上も全く変化なし。

僕は夢を見ていたのだろうか…とも考えたが、あまりにも鮮明に覚えている。
俄かに夢であると断定するわけにはいかなかった。
それに内容が内容である…まさか、念願の夢が叶うようなチャンスが訪れようとは…例え夢であったとしても、信じたくなってしまうのは仕方ないことかもしれない。

何はともあれ、あのことがあってから初めての来訪者が部屋に訪れようとしているのだ。
それも綾子さんである。
僕の妙な期待感は増すばかりである。
ダメもとで様子を見てみようと心に決めている。

そんな思いからか、僕は普段聞かないようなことを綾子さんに質問していた。
「綾子さんは今日出かけるの?」
「ううん、今日はのんびり家の中の片付けでもしようと思ってるよ。どうかした?」
「ううん、別に…」

表面上はそっけなく返事をして早々に部屋に引き上げたが、今日一日綾子さんと二人きり…という状況になんでこうも胸躍らせているのか…別にこんなシチュエーションは初めてではないのに…。
僕は部屋の中で、綾子さんの来室を今か今かと待ちわびていた。

しばらくしてコンコンと部屋のドアをノックする音とともに「こーちゃん、いる?」という綾子さんの澄んだ声…。
僕は机に向かって勉強している振りをしながら「どうぞ」と返事をした。
ドアが開き、ケーキを持った綾子さんが部屋に入った途端、部屋の窓がピカッと光った気がした。
次の瞬間綾子さんを見て驚いた…。
ケーキを持ったまま立ちつくし、じっとこちらを凝視しているがその目は虚ろな状態になっている。
しばらくの沈黙…

………。

数十秒間が僕にはとても長い時間に感じたが、状態が変らない。

「綾子さん?」
僕はそっと声をかけてみた。
すると「…はい」と丁寧な返事が返ってきたのには驚いた。
いつもならば、声をかければ「ん?なーに?」などの気軽な返事が返ってくるはずなのである。

昨夜の武将の声、さっきの光、そして目の前の綾子さんの虚ろな状態…俄かにあの非現実めいた武将の声が、僕の中で現実味を帯びてきた。
夢のような現実…それが今目の前で展開されようとしているのか!?

ただまだ油断は出来ない。
ここでもし綾子さんの意識がある中で破廉恥なことをすれば、夢のような現実どころかこの街で住む場所を失うかもしれないのだ。
僕は恐る恐るもう一度質問した。

「綾子さん、大丈夫ですか?」
「…はい、…大丈夫です」

表情一つ変えることなく返事をする綾子さん。
マジかよ…。

「綾子さん、その手に持ってるケーキ…そのまま手を使わずかぶりつきで食べてもらえますか?」
かなり飛躍的な勇気のいるリクエストを投げかけてみた。
このシチュエーションがもし綾子さんの冗談やイタズラなら、そこまでのことはしないだろうし、もしそうだったとしても僕の方もジョークということでごまかせるギリギリのラインだ。

しかし、目の前の綾子さんはなんと期待を裏切るかのように、そのケーキにかぶりつき始めたのだ…口の周りや鼻先にべったりとクリームが付くことなどお構いなしに…。
これはいける!
僕の中に確信的な喜びが込み上げてきた。
遂に綾子さんを僕のものに出来る!!…まさにこれである。

そうこうしているうちに、綾子さんはぺロッとケーキをたいらげてしまっていた。
口や鼻の周りにべったりとクリームをつけたまま、依然として虚ろな表情で立ち尽くしている。
まるで次の指示を待っているかのように…。

「綾子さん、ぼ、僕が口と鼻の周りについたクリームを舐めとってもいいですか?」
…ゴクン…思わず生唾を飲み込んだ…額はすでに汗ばんでいる…それが体温上昇の汗なのか冷汗なのかの区別すら分からない…どうだ、どんな返事が返ってくるのか…。

「…はい、…どうぞ」
期待通りの返事に、頭の中が真っ白になりそうだ…。
僕はベッドと本棚の間の狭い通路をつたって、部屋の入り口に立つ綾子さんの元に向かう。
綾子さんの目の前に立った。既に30cmも離れていない。
通常なら、この距離はいくら身内でも警戒する距離だ。
しかし、目の前の綾子さんは警戒の色すら見せていない。

「綾子さん、これからあなたの顔を舐めまわしますよ…いいですね?」
「…はい」
「それ以外にも次々とリクエストを出していくと思います…それにも応えてくれますか?」
「…はい」
「というよりは、僕の言葉は絶対です…従わなくてはならないのです…いいですね?」
「…はい」
「絶対的な僕の言葉ですから、綾子さんは決してその行いを疑ってはいけないのです…いいですね?」
「…はい」

舞い上がってるわりにはよく言えたものだ。
常々こうしたいと思って妄想の中で反芻していたことが、こんな形で役に立つなんて…。
それにしても畳みかけるような僕の問いかけに、何の迷いも見せずに素直に承諾してくれてありがとう、綾子さん。
これから一緒に楽しい生活を送っていこうね!

ちょっと意地悪な質問も投げかけてみた。
「兄さんとはセックスしてる?僕の質問には全て正直に答えなきゃいけないよ…何しろ僕は絶対的な存在なんだから…」
「…はい、…しています」
「週にどれくらいしているの?」
「…1回、…多くて…2回ほどです」
「目的は?赤ちゃんが欲しいの?」
「…はい、…欲しいです」
「セックスする時は、綾子さんから誘う時もあるの?」
「…はい、…あります」
「後で僕のことも誘ってもらうからね、絶対的な僕の言葉だもん…誘ってくれるよね?」
「…はい、…お誘いします」
やった!遂に綾子さんを我がものに出来るチャンス到来だ。

ここまで来ると徐々に緊張もとれ、思考回路にもこの状態を楽しむための、かなりのゆとりが生まれてきた。
大胆にも綾子さんを抱きしめると、そのままクリームたっぷりの唇に吸い付いた。
クリームの甘さと唇の弾力と温もり…なんておいしいケーキなんだ。
女性にキスすることなど初めてなので、マナーやら手順やらテクニックなど知りはしないが、この綾子さんにはそんな面倒なことは必要ないのだ。
僕のしたいままにさせてくれる綾子さんなのだから…。

顔を舐めまわしてキレイにしてあげた後は、いよいよ彼女の全てを僕の前に曝け出してもらう時間だ。
僕は綾子さんに、ベッドの上に立って服を脱ぐように命じた。
彼女はその言いつけ通りにベッドに上がり、何を恥らう様子も見せずまるで一人でお風呂に入るときのように、一枚ずつ服を脱ぎ始めた。

春の終わりを迎える時期なので、長袖のTシャツにジーパンという気軽な部屋着姿だった彼女は、今や見ているこちらが照れてしまうような大胆さで、白いブラジャーとピンクのローライズショーツのみの姿になってしまった。
スタイルはスポーツウーマンの名にふさわしい見事さだ。服の上から想像していたものを上回るラインと輝きを持っている。
ブラまで外した時、Cカップの可愛らしいオッパイが僕の目の前に晒された。

これが綾子さんのオッパイ…。
なんて上品なんだ…。
それまでネットで見ていたヌードモデルの使い込んだようなオッパイを想像していたりしたものだが、目の前のそれはまるで違っていた。
乳輪は薄い茶色で面積も狭く、その中心に先端が少しピンク色の小振りな乳首がついていた。
そして、まだ子どものいない若妻らしく、その張りは失っておらずツンと上を向いているかのようだ。

彼女に声をかけ、そこで脱ぎ脱ぎショーを一旦止めた。
僕は今この状態を“リアル時代”と呼ぶならば、数日前までの“オナニー時代”からの綾子さん下着フェチだ。
ショーツ一枚の彼女をもっと楽しみたいと思うのは当然だろう。
ベッドに横になるように命じ、両膝裏を抱え込ませて、赤ちゃんのオムツ変えポーズで股を開かせる。

「これから綾子さんの身体を僕の自由に弄ばせてもらうから、その格好のまま決して動かないこと…いいね?」
「…はい」
「ただし、自分が気持ちがいいと感じたら恥ずかしがらずに反応しなきゃダメだよ…いいね?」
「…はい、…わかりました」
「さっき、僕のことを誘ってくれるとまで言った綾子さんなんだから、兄さんとのセックス以上に感じてくれなきゃ僕は喜ばないよ…いいね?」
「…はい」

目の前の光景はなんと表現すればいいのだろう。
憧れの恋焦がれた綾子さんが、ショーツ一枚の姿で僕の前で大股開きのまま寝転んでいる。
そのふっくらとした股間の中央…そうオマンコのあたりの柔らかそうなこと…。
僕はそこに引き寄せられるように顔を近づけ、そして鼻を押し付けた。
深呼吸並みに深く鼻から息を吸い込む…鼻腔に広がる綾子さんの股間の匂い…生体的には“臭い”匂いなのだろうが、僕にとってはなんと甘美な脳髄まで痺れるような匂いだろうか。
もう何度となく彼女のショーツについたオリモノの匂いは嗅いできているが、生の股間に鼻を押し付けて…など叶うはずもなかった。
それがこんな形で実現できようとは…。

ショーツ越しの股間の匂いや温もりや弾力を顔全体で体感したあと、オシリの方からショーツを脱がし始めた。
無抵抗…という命令が効いているので、綾子さんは息づかいを荒くしながらもそのままの態勢を保たせている。
ショーツを太ももの中ほどまでずらし終えた時、僕の目の前に飛び込んできたのは、想像していたよりも毛が薄いデルタ地帯だった。
デルタ上部…下腹部から縦の亀裂に達する部分にしか毛が密集しておらず、オマンコを秘した縦の亀裂の周囲はほとん無毛に近い。
当然アナル周りもほとんど無毛だが、チロチロと数本太い毛が生えているのが妙にいやらしい。
こんなのを直に目の当たりにしたのは生まれて初めてだ…。
ただ、一昔前の僕ら世代と違うのは、ネット画像を通してオマンコの全容くらいは把握していたので、さほどのショックはない。

両手でその亀裂を開いてみる…。
開かれたそこは小さなビラビラを両翼に擁した、見事なピンクの世界だった。
先ほどのパンツ越し刺激の効果か、それとも雑菌避けのためか…ピンクの土台の上にねっとりとした滑りを伴って、いやらしく光っている。

僕はそこに舌を這わせた…。
途端に綾子さんは喘ぎ声をあげた。とても切なく、そしてとても綺麗な鳴き声…。
さっきの“素直に且つ敏感に反応する”の命令が効いているのだ。
徐々に舌圧を高めて舐め上げていく。
オマンコの中央…子宮へと通ずる膣内部へも舌を侵入させる。
彼女のよがりも強烈になってきた。
態勢を変えない命令も聞いているので、膝を抱え込む両手に力を込めながら、それでも背中を仰け反らせるようにして喘いでいる。

あの麗しい綾子さんがこんなにもいやらくなるなんて…。

もう僕のチンポは爆発寸前にまで達している。
挿入前に念願のフェラチオ…とまで欲張りなことを考えていたが、そんな余裕はなくなってきた。
フェラチオは後でヌルヌルになったチンポをキレイにしてもらうときに試させてもらうよ。
そう決心したので、僕は何往復かチンポを彼女のオマンコにこすりつけて滑りをよくし、いよいよ挿入を開始した。そう…童貞喪失の瞬間だ。

思えば学校の奴らは我先に童貞を失うことを競い合い、好きでもない女や大して可愛くもないがすぐにやらせてくれるという噂の女子とのセックスを自慢しあっていたっけ…。
僕は違う。
近所でも美人な若奥様として評判で、憧れの女性に童貞を捧げることが出来ているのだ。
それも、こんなに身体を仰け反らせ、全身でその快感を表現してくれるような素晴らしい女性と…。
そんな優越感が僕の快感度をさらに高めてくれる。最高だ。
腰の振り方もどこをどう刺激すればいいのかも分からないが、それは彼女が合わせてくれている…ほら、自分からもこんなに腰を使おうとしてくれている。
そして内部では僕のチンポを熱く絡みつくように包み込んでくれている。
“兄とのセックスよりも感じること”の暗示が効いているかぎり、自ら更なる快楽へと自身を導いていくのだろう。

もうダメだ…オナニーの時の射精の瞬間よりもより強い快感であろうことが確定できている絶頂期が間もなく訪れようとしている。
しかし、いくら童貞の僕でも中出しすれば妊娠の可能性があることくらいは知っている。
でもどうしてもこの絡みつく温もりの中で果てたい。

「綾子さん、子どもが欲しいんでしょ…僕と兄は同じ血液型だ…だから当然どっちの子どもでも問題ないよね?…むしろ絶対的な存在の僕の子どもの方が欲しいはずだ…そうだよね?欲しいなら欲しいと言ってごらん」
「…は、はいぃ…、あぁ…ほしぃぃ…うぅあぁ…欲しいです…あっ、あっ…」
感じながらも一生懸命に答えようとしてくれている姿に、感動すら覚える。

では…綾子さんの願い通り、僕の子種を体内で全て受け止めてね…。
もうダメだぁ…!!

ドピュッドピュッ!…ドクン、ドクドク…

痙攣とともに全身に走る快感の稲妻…。
「…!!」
その時である、天井を見上げると深緑色の霧がたち込め渦を巻いている。
そして、僕が精を放ち終えた時…「グオォォォォ…」といううめきのような声が、多人数なのであろうか幾重にも重なって聞こえた。
しかしその声には悪意も恨めしさもなく、快感のうめきであることが何故か伝わってくる。

そうか…、かつての領主達はこうやってこの快感を共有しているのか…。
僕はなんとなく納得がいった。
もしそうなら彼らとタッグを組むことなど、こちらから大歓迎なことだ。
これからもたくさん慰めてやるから、よろしくな。

快感と納得…色々な思いのまま、とりあえず長年の鬱憤が晴らせた清々しさで、僕は綾子さんとまだ一体になったまま彼女の身体に抱きついていた。

(4)に続く…

テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

マイルーム(2)*結界・催眠系

その怪しげな老僧の存在に気付いたのは、ある夜中のことだった。
深夜僕が最近日課のようになっている、綾子さんをオカズにしてのオナニーにふけっているときに、どこからか念仏のような声が聞こえてきた。
念仏と聞き取るまでにある程度の時間を要するほどの微かな声だ。

不気味さを感じたので、窓を開けて周囲を見回すと、深夜の暗がりの中で塀の外側に立ち、まるで僕の部屋に向かって念仏を唱えているような僧侶がいた。
その僧は、僕と一瞬目を合わせた後、こちらに向かって一礼して静かに去っていった。
不信には思いながらも、その日はそのまま再びオナニーの続きに入った。

そういえば、最近やたらと性欲が増してきたように思う。
学校にいても部屋にいても、オナニーがしたくてたまらないのだ。
別にオナニーがたまらなく好きというわけではなく、とにかく次から次へと湧き上がってくる性欲を処理する方法が、今はオナニーしかないのだから仕方ない。
その性欲は日に日に増してきていた。

また数日が過ぎた夕暮れ時に、僕は再びあの念仏を聞くことになった。
その日はいつものように綾子さんが気を利かせてくれて買い物に出てくれていたので、いつものように綾子さんのショーツを部屋に持ち込んでオナニーに耽っていた。
そんな時、あの念仏が聞こえてきたのだ。

そうなるといい加減気になる。
僕はせっかくの楽しみに水を差された不快な気分で外に出て、そのムカツク坊主に一言問い質してやろうと考えていた。

その坊主はやはりこの前と同じ場所にいた。僕の部屋沿いの塀の外側だ。
そして、やはりこの前と同じように僕の部屋に向かってブツブツと念仏を唱えている。

僕はかなりトゲのある口調で、その坊主に向かってここで何をしているのか問い質した。
すると、その坊主はゆっくりとこちらに顔を向け、なにやら話をし始めた。
それにしてもこの前は暗がりで顔まで見えなかったが、かなり歳をとっている坊主だ。

「お主はこの小屋の住人じゃな」
「そうだけど、ここで何でお経なんて唱えているんですか?」
「ここに住んでいるお主には、あまり聞かせたくないことじゃが…まぁ、このままワシがここで念仏を唱えているのも不気味じゃろうから、話して進ぜよう」
「まぁ、この話をお主がどこまで信じるか…じゃが」

そう言われると、余計に気になるってもんだ。
僕はそんなこと気にしなくていいから、早く教えてくれるよう催促した。
変な霊でも憑りついているのなら大問題だ。

「実はな、この辺一体はこの住宅地になる前までは、代々ワシの寺が見守ってきた土地なのじゃ…」
「じゃが、土地の権利を持っているわけではないので、最近になってこんなに拓けてしもうたが…」
「見守ってきたのにはそれなりに訳があっての…」
「まだお侍の時代じゃ、それも戦国の少し前、応仁の乱の前ということになろうかの…」
「この辺一体は、さる領主によって治められていたのじゃ…中々いい治世を行っていたと聞く…」
「しかし、その領主には裏の顔があっての…」
「村の若い娘を腹心の部下に密かにさらわせてきては、淫欲の捌け口にしていたそうじゃ…」
「しかし、秘たる悪事もそう長くは続くもんじゃなかろうて…」
「そのことが露見した領主は、義を重んじる家来達によって成敗されたそうじゃ…」
「しかし、不思議にもその後、その家を継ぐ領主がことごとく同じような淫行にはしってしまったそうで、ある日高名な祈祷師にことの解決をお願いしての…」
「その祈祷師は、このあたり一体の瘴気が人を狂わすことを付きとめたそうじゃ…」
「そしてその瘴気が最も強いところが、その領主の館での…」
「大体察しがつくともうが…そうじゃ…今お主の小屋が建っているところじゃ…」

驚いている僕に向かって、さらにその老僧は話を続けた。

「住宅が立ち並ぶようになっても、何事もなかったのじゃが…」
「最近になって、このワシの寺にて代々供養してきたその領主家の墓石に大きな亀裂が入っての…」
「その頃からワシにも何やらただならぬ瘴気のようなものが感じられるようになってきたので、こうしてこの場で念仏を唱え、その瘴気を沈めようとしていたのじゃ…」
「そうじゃ、お主、何か最近変ったことは無いかの?」

突然そう聞かれても、答えようが無い…。
思い直せば最近やたらと性欲が増してきたことが気になっていたが、毎日オナニーが止められません…などと、初対面のこの坊さんに言えるはずも無い。
なので、僕はその時は「別に何もありません」と答えてしまった。
しかし…僕の気付かないところで、着実にその瘴気の影響が出始めていたのだが、この時点での僕には、まだそれに気付くことはなかった。

それから数日間その坊さんの念仏が続いたが、ある日その坊さんが勝手に庭先に入り込み、僕の部屋を訪ねてきた。
今では、部屋にいるときはオナニーが止められなくなっている僕は、慌てて身支度を整え、坊さんを出迎えた。

「突然すまんの…」
「色々と迷惑をかけたようじゃが…どうやらワシが感じる瘴気も納まったようじゃ」
「お主の方にも何の異常もないかの?」

前回同様、僕は何もないと答えた。…一抹の不安めいたものは感じていたが…。

「そうかそうか、それでは今日限りでワシの念仏も終いといたそう」
「ただしもし何かあったら、必ずワシの寺にくるのじゃぞ」

そう言い残して、坊さんは自分の寺へと帰っていった。
その日の深夜…。
僕はこの日、もう何回果てただろう…。
際限なく襲ってくる性的衝動…それを抑えるための自慰行為…10回、20回…もう数えるのも面倒なくらいだ…。
今も慰めずにはいられない…一体どうしたというのだ…。
そんな焦りと不安と疑念に苛まれながらの快感がいよいよ頂点に達し、すでにこの日数十回目となる精を放った瞬間…。

「!!」

その精とともに、霧のようなものがチンポの先から湧き出してきて、部屋の屋根を覆った。
そして、その中に一人の武将の姿をした男の姿が浮かび上がってきた。
僕は驚きと恐怖で身動きもとれないままでいる。
すると、その霧の中の男が僕に語りかけてきた。

「フフフ…あの老いぼれ坊主め、ようやく消えたか」
「あんな老いぼれに押し込められる俺ではないわ」
「それも俺の屋敷内で俺を捕らえようなどと…笑止…」

間違いないと思った…こいつがあの坊主が言っていた代々の淫蕩領主達のうちの一人だ!

「お前は我が一族ではないが、お前の淫欲が俺たちを目覚めさせてくれた。礼を言うぞ」
「俺たちは既にこの世のものではない…故に大好きな女子の身体を直に感じることが出来ぬ」
「だがお前を介してなら、あの快楽を再び感ずることができる」
「だからといって、お前の身体を我がものにしようとはせぬ。安心せい」
「その代わり、お前にはある力を授けてやろう」
「その力を使って、お前は女を抱け」
「そうすれば俺たちもその快楽を共有できる、どうじゃ?」

僕はその男に魅入られているかのように、力なく頷くしかなかった。

「よしよし…これから先、俺の屋敷の中でも淫欲の力を最大に発揮できる寝室があった場所…すなわちこの小屋に俺の念を込めた結界を張ってやろう」
「この結界内に入った者は、ことごとくお前のいいなりになるであろう」
「そして、その力は結界外の世界にも反映されることになる」
「例えるなら…ある女を妾とすると決めたのならば、その後結界外の者達もそれを認めることになるであろうし、その女が口にする全ての言葉も同様に反映されることとなる…」
「どうじゃ、すごいであろう」

狐につままれたような顔でコクンと頷いた。
徐々に落ち着きを取り戻してきていた僕は、その男の提案に強烈に興味を示していた。

「ただし、女を抱く時は必ずこの小屋で抱け」
「そうせぬと意味がないのでな。よいな?」

そんなこと、いくらでも守ってやる。
僕の頭の中では既に綾子さんを抱くことしか考えていないのだから…。
その後、その男は霧が晴れていくと共に消え失せた。
と同時に、あれほど取りとめもなかった性欲が止んだ。

あれは本当のことだったのだろうか…。
未だに半信半疑ではあるが、今は問い質す相手も方法もない。
夜が明けてから考えようと思ったとたん、ベッドに倒れ込むようにて懇々と眠った。

(3)に続く…

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マイルーム(1)*結界・催眠系

僕は私立の進学校に通う高校2年生。
中学までは実家で生活してきたが、その先の進学を見据え、都会の進学校に入ることを決意した…というよりもさせられてから、兄夫婦の家にご厄介になっている。

しかし兄としても、いきなり弟との同居を迫られてもまだ去年結婚したばかりの新婚夫婦…という状態の中で納得しがたいものがあったらしく、親に強行に掛け合って、狭い庭の片隅にこれまた狭いプレハブ小屋を建てた。
そこが僕の部屋となっている。
ベッドと机と小さな衣装ケースで、もう一杯一杯である。
机の椅子などは、ベッドが兼務しているありさまだ。
テレビなどは置くスペースなんてないので、母屋のリビングで観るしかないのだが、昔から内向的且つ非社交的な僕には、やはり落ち着けない。
必然的に部屋にこもるしか術がなくなってくる。

そんな僕を唯一気にかけてくれるのが、兄嫁の綾子さんだ。
今年で27歳になる新妻さんは、僕の性格上部屋に引きこもりがちになるしかない状態を不憫に思うのか、色んなおやつや夜食を差し入れてくれたり、兄の帰宅が遅い時などは、あえて買い物の時間を夜間にずらしてくれ、「2時間ほど留守にするから、ゆっくりテレビでも観てていいわよ」などと気を使ってくれたりする。

その優しさにどれほど救われているだろうか…。
今の僕にとってはとても身近にいる女神さまのような存在になっている。
その女神さまは、独身時代は商社のOLをしていて去年結婚のため寿退社し、今は兄の収入も安定しているので、有閑マダム的専業主婦に落ち着いている。
いずれ何かしらの仕事もしたい…とは言っていたが、まずは子作りが優先されているのか。
今は日中などはもっぱらスポーツクラブ通いや、友人達との時間に費やしているようである。

体育会系の兄とは大学のテニスサークル時代からの付き合いである。
テニス、ウィンドサーフィン、ボディボード、水泳を上手にこなすスポーツウーマンでもあるのだが、容姿はスポーツウーマン特有のお転婆調ではなく、お姉さま系の美貌の持ち主だ。
スタイルもそれだけのスポーツが背景にあるのだから、言うまでもなくバツグンに良い。
特にウエストからヒップにかけての引き締まったラインは、僕の青臭い性欲を存分にかき乱してくれていた。

そんな女神さまへの思いがいつの頃からか、その見方にだんだんと熱っぽいものが混ざるようになり、癒しの存在から憧れへ…そして恋慕へと移行していったのはごく自然な現象なのではないか…。

とはいえ、それは叶わぬ思いである。
何しろ年齢も10歳ほど違うし、兄嫁である。
それに、向こうは僕を単なる義弟としての見方しかしていない。
また、体育会系で社交的な兄とは正反対の性格をしているのだ。
男としての評価も全く合格圏内に達していないはずである。

そうなると、この思いはだんだんと屈折した衝動に駆られるようになる。
この手の思いがストーカーを生み出していくのだろう。
まさしく僕はその手の人間達の世界に入り込もうとしていた。

僕のために気を使って出かけてくれるような時などは、テレビよりも必ず綾子さんの衣装ケースや脱衣カゴに飛びついた。
今では、綾子さんの持っている下着は全て把握しているし、時たま未洗濯状態になっている脱衣カゴの中のショーツの縦シミに鼻を押し付けたり、それをチンポに巻きつけてオナニーなどを繰り返していた。

夜遅くに母屋にトイレや水分補給などで入った際には、2階の寝室の物音に聞き耳を立てたりもした。
ほんの数回ではあるが、綾子さんの喘ぐ声も微かに聞いたことがる。

今では普段から僕を小バカにしている学校の女どもなどは、全く眼中に入らない。
17歳の童貞+半引きこもり少年には、綾子さんが全女性の代表者であった。
それがどんなに苦痛で、切ないものか…想像に及ばないであろう。

いつしか、綾子さんを僕だけのものにしたい!…と強く思うようになっていた。
兄への情などは毛頭無い。
小さい頃からスポーツも出来ない僕をないがしろにしてきた兄なのだ。
今だって、親の金で建ててもらった家だからこそ、親からのリクエストによる僕の半同居にも、渋々承諾しているのだ。
そんな兄の妻の座に納まっている綾子さんを、どうしても奪いたいっ!
でもどうすれば…
そんなことどうやって…
拉致、監禁、レイプ…そんなバイオレンス的なことも常に頭を過ぎるが、そんなことは妄想世界だけの話である。
現に、今でも綾子さんのレイプシーンなどを想像してはオナニーしてしまうこともしばしばだが…。
そんな一方的な欲求をぶつけるだけの行為ではなく、綾子さんが僕を受け入れてくれなくては意味が無いのだ…。
でもどうやって…。
僕の悶々とした欲求はさらに行き場を無くし、より窮屈な屈折した欲望へと変化を遂げていくのを感じながらも、どうすることもできない自分を呪うしかなかった。

その時、僕が篭っているプレハブルームに向かって、家の塀の外から手を合わせ、周囲に聞き取れないほどの低く小さな声で、何やら念仏を唱えている一人の老僧がいることを、僕はまだ知る由もなかった…。

(2)に続く…。

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